2014/05/29

PIANO　第02話「やわらかみを持って～con tenerezza～」

（C）アニメイトフィルム・パイオニアLDC・キッズステーション

美雨がお父さんとお母さんの結婚記念日を祝ってあげるお話です。

美雨が放課後に陸上部の練習を眺めているシーンから始まります。
前回の雨模様とは打って変わって、今回は綺麗な晴れ模様となっていますね。
友達の優希は陸上部の所属しているので放課後は練習で忙しそうなのですけど、
美雨の方はピアノ教室に通っているので放課後は特に何もしていませんでした。
だから前回のように美雨と優希が一緒に帰るのは珍しかったのかもしれません。

あと、優希が同じ陸上部に所属する3年生の高橋一也先輩に手を振っていました。
美雨が高橋先輩に片思いしているのを知ってて、アピールしてあげてますね。
とても友達思いの良い女の子だと思います。
ここは美雨も優希の気遣いに感謝して高橋先輩に手を振ったらいいのになぁ。
彼女の様子を見る限りでは、そこまで勇気が出せないといった感じでしょうか。
今はただ高橋先輩と目が合っただけでも幸せな気分なのでしょう。
共学の学校ってこういう恋愛が出来るのが羨ましいところです♪(*´ω｀*)

白川先生が美雨のレッスン中に何か良い事があったのかを尋ねていたのですけど、
きっと美雨の弾くピアノの音から彼女の嬉しそうな気持ちを感じ取ったのでしょう。
不愛想な先生なのですけど、ピアノに関しては一流の先生なのかもしれませんね。
ただ美雨にとっては毎回文句を言われる苦手な先生には違いないかな(＾ω＾)
とにかく美雨の嬉しい原因が憧れの高橋先輩の姿を見られた事にあるのは確かです。

美雨はピアノ教室から帰る時にお母さんから頼まれた買い物をして帰っていました。
そういえばテレホンカードで公衆電話から家に電話を掛けるのって珍しいですね。
こういうところは昔のアニメの雰囲気を感じさせてくれる部分だと思いました。
そして、今日は両親の結婚記念日なので家族パーティーを開こうとしていました。
美雨の家族がとても仲の良い関係である事が伺えますね。

お父さんから残業で帰りが遅くなる連絡があったのでお母さんが不機嫌になります。
せっかく綺麗な洋服を着てパーティーの準備までしたのだから分かる気がします。
でも美雨の言うように、ほんの少しの時間でもいいから待ってあげたらいいのになぁ。
お父さんも好きで残業をやっているわけでもないんだし(＾ω＾)
美雨の家族はお母さんが絶対的な権力を握っていると思っても良さそうです（笑）
あとお母さんをなだめようとする美雨を見ているとホントよく出来た娘だと思います。
こんなお父さんとお母さんの娘をやっているのは大変ですね(＾ω＾)

美雨はお母さんが落ち込み気味なのでピアノを弾いて気分転換してあげていたのかな。
こういう部分にも家族思いな美雨の優しい性格が垣間見られていますね。
あと、美雨のお姉ちゃんが両親にプレゼントを贈ってあげていたのも良かったです！
両親の誕生日だけじゃなくて、結婚記念日まで覚えているのは偉いと思いました。
美雨の家族の絆の強さが感じられます。本当に素敵な家庭です。

美雨とお母さんはペットのネコちゃんが外に出てしまったので探し回っていました。
美雨達にとってはネコのミュウも大切な家族の一員というわけなのでしょうね。
今回は美雨の家族関係を中心に丁寧に分かりやすく描いている感じがします。
この後、偶然にもミュウを抱きながら歩いている白川先生と遭遇していました。
ミュウは飼い主の美雨にもあまり懐いていない感じだから、赤の他人の白川先生に
懐くのはちょっと不思議な感じもしますね。とにかく見つかって良かったかな。

お父さんの帰りはまだだったみたいでお母さんはヤケ酒を飲んでいましたｗ
もうこれはお父さんが普通に帰ってきただけでは許してもらえなさそうだ(＾ω＾)
あと娘としてはお母さんから恋バナを振られたら返答に困るところですよね。
お母さんに話せるくらいなら、とっくに高橋先輩に告白する勇気もあるはずだし。
でもお母さんは美雨に好きな人がいてる事を察知していたから鋭いと思う！
ホントに今回は何気ない母娘の触れ合いを描いたお話になっています。

最後にお父さんがお母さんが寝静まるのを待って帰ってきていました。
でも、お母さんも長年夫婦関係を続けているので、もう分かっていたみたいです。
お父さんは罪滅ぼしに今度改めて家族サービスをしてあげないといけませんね。
あと美雨としては両親の仲を取り持ってあげて大変な1日でしたけど、それでも
家族が仲良くしてくれるのなら嬉しいに違いありません。
今回は美雨の家庭の温かい絆がよく分かるようなお話でした。