ファンタジスタドール 第12話 「希望うきうき みんなきらきら」(最終回)
とうとうファンタジスタドールが最終回を迎えてしまいました。
明るく楽しい作品だったので感想を書くのも楽しかったのですが、
もうこれで最後だと思うとちょっと寂しく感じたりもしています。
とにかくラストですので張り切って感想をお届けします♪(*´ω`*)
冒頭では小町さんと一番大切なドールのソネットの回想シーンが描かれていました。
2人のやり取りを見ているととても仲良しだった事が伺えます。
だからソネットを交通事故で失った時の小町の悲しみは計り知れませんね。
自分の不注意でソネットが消滅したとなると悔やんでも悔やみきれません。
だから今の小町さんは無茶をしてでもソネットの復活に心血を注ぐのでしょう。
小町さんが人々の抱く希望について持論を述べていました。
希望は1つしか認められないというのが彼女の考えみたいです。
だから小町さんはソネットの復活という希望にしか関心がないのかも。
一方のうずめはいっぱい希望を持っているものだと反論していました。
それがドール達と分け隔てなく友達になっている形で表れてるのかな。
とにかく2人はドールに対する接し方に大きな違いが見られました。
「大事な事は1つだけ。その1つに自分の全てを懸けるからこそ思いは叶うの。
あれもこれも望むのはただの欲張りでワガママだわ。」
「欲張りでも我儘でもいいよ。それでも私は大切な友達とずっと一緒にいたいもん。」
2人の話し合いは平行線なのでカードバトルで決着をつけようとします!
まぁこの方が勝ち負けがはっきりするし、手っ取り早いのかもしれません。
しかしうずめのドール達は小町さんのプロトゼロの前に苦戦してました。
協力カノンでも無傷だったのでほぼ勝ち目がなさそうね・・・(汗)
無限に強くなるドールらしいから普通のドールでは負けは確実です。
ドールとの強い絆があるうずめよりも、ドールを道具のように扱っている
小町さんの方が強いというのはちょっと寂しい感じもしますけどね。
やっぱり希望を1つに絞っているから戦いにも集中できているのかな?
かがみとまないもドール達を伴ってうずめの加勢をしてくれる事になりました。
いくら相手が強すぎるからといってちょっと卑怯な気もしたんだけどね(苦笑)
このカードバトルのルールでは協力し合って戦うのもOKって事なのかな?(^ω^)
それでも小町さんは余裕そうだったので勝負に自信があるのでしょう。
とにかく最終決戦に相応しいような大きなバトルの雰囲気になってきました。
うずめとかがみとまないが力を1つにして超巨大なカノン砲を撃ってました。
初めて協力して発射準備をしていたにしては、チームワークが抜群だったような
気がするんだけどね。これも今は皆が心を1つになるほど絆があるって事かな?
とりあえず「虚仮の一念、岩をも通す」ということわざを覚えさせて頂きました(^ω^)
皆が1つになれば何でも叶えられるって事で気合を入れて発射してましたわ。
しかし、それでもプロトゼロを倒せないのだから困ったものだよ。
そろそろ時間も押してきている頃合いだし、倒れてもらわないとねぇ(^ω^)
でもうずめ達の思いはプロトゼロの心に少しずつ影響を及ぼしていました。
無表情だった彼女が涙を流していたのを見ると意思が生まれつつあるのかな?
そして小町さんも今のやり方ではソネットが復活出来な事を知らされて
嘆き悲しんでいました。これまでの努力が全て水の泡ですもんね・・・。
しかし小町さんにとって嬉しい情報が飛び込んできていました。
世界中に散らばっているソネットのデータを集めれば復活出来るみたいです。
そこで、うずめやドール達が皆でデータ集めに協力してあげようとしていました。
今までに登場してきたマスター達も手伝ってくれるのも良い感じです!
・・・名前を全然覚えてないけど(苦笑)
でもこういうのも最終回らしくてちょっと感動を覚えるシーンだったかな。
最後に小町さんがソネットと嬉しい再会を果たすシーンが描かれていました。
多くのドール達が協力してデータ集めをしてくれたので感謝でしょうね。
ドール達を使い捨てのように利用するのではなく、ドール達の協力によって
復活した方がソネットも嬉しく思ってくれるんじゃないでしょうか。
終盤は小町さんが病んじゃいそうで心配でしたけどもう大丈夫そうですね。
これからはソネットはもちろんのこと、プロトゼロに対しても同じくらいに
愛情を注いで仲良く暮らしていってほしいなぁって思います。
最後にうずめの嬉しそうな笑顔で物語の幕を閉じていました。
うずめはドール達と付き合っていく中で大きく成長できたように思います。
自分の気持ちを表に出せるようになった事を考えると、ドール達との
出会いで彼女の大きな希望を叶えたようなものにも思えました。
あのドール達の事だから今後も色んなトラブルがあったりしそうですが、
ケンカしてもまたすぐ仲直りして楽しく過ごしていってほしいですね。
★総評★
可愛いキャラ達が織りなす明るくて爽やかな物語だったように思います。
気楽に楽しめるようにストーリーを分かりやすくしていた点も良かったです。
深夜アニメの時間帯で放送するのがもったいないくらいの良作でした。
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