2011/03/26

アイドルマスター XENOGLOSSIA　第09話「鍵盤」

（C）2007 サンライズ・バンダイビジュアル

iDOLの音色を聞き分ける事が出来る女の子が登場するお話です。

律子はiDOLの性能を向上させるためにハーモナイザーによる調整を行っていました。
ただ、春香はそれが戦うためだという理由に少々不安と疑問を持っていましたけどね。
あずさから、トゥリアビータが元々はモンデンキントの研究開発部門だったことや、
ドーン・オブ・パープルムーン（夜明けの紫月）という事件を起こした事、そして
その事件によりヌービアムを強奪した事などの説明を受けます。
まだ概要だけしかわからないですけど、これから徐々に明らかになってきそうですね。
とにかくトリアビュータの1体に対してモンデンキントには2体のiDOLが存在するので、
現在の戦力比較ではこちらが有利といったところなのでしょう。
さらに戦力差を広げるためにハーモナイザーによる調整は必須といったところかな。

しかし、そのハーモナイザーの調整が全然上手くいきませんでした。
どうやらiDOLの発する音色というものを聞き分ける事が難しいらしいです。
そこで、その音色を聞き分ける事が出来るという元整備士を連れ戻しに行きます。
その元整備士というのが双海亜美という現役バリバリのアイドル歌手だった！？
ようやく原作のアイドルマスターっぽい感じになってくるのかなって思ったよｗ
とりあえず、伊織が意外にもミーハーだったというのが面白いです(＾ω＾；)

春香は亜美に戻ってきてもらえるようにお願いしてみましたけど・・・
「春香さん、アイドルマスターなんて辞めた方がいいですよ。
iDOLは人を悲しませる事しかできないから・・・」
この時の亜美はとても寂しげな表情で言っていたのが印象に残ります。
何か過去の辛い経験がそのような事を言わせているようにも感じます。
とにかく、今は戻ってくるつもりはありません。まぁ、アイドルとして
大活躍しているようなので、戻りたくても急には戻れないのかもね。
この子は丁寧な喋り方をするし、とてもしっかりしていますわ。

亜美は春香に音楽データが入ったカードを渡していました。
これは亜美がハーモナイザーを調整する時に作曲した曲らしい。
自分は戻らないけど、手助けだけはしてあげようとしています。
今までにも基地から何回か戻るようにお願いされていたらしいけど、
亜美はすべて拒否していたようですね。
春香は亜美が言っていた事が気になって仕方がない様子でした。
インベルと心を通わせている春香にとって、なぜ亜美がiDOLを
嫌っているのかが理解できないのでしょう。対称的な2人ですね。

「妹が死んだんです。iDOLに殺されたのです・・・」
それに亜美から出たこの言葉がとても気になります。
彼女もまた過去の辛い経験から苦しみ続けていました！？
亜美がiDOLを嫌いになった理由が何となくわかってきました。

春香は、iDOLやモンデンキントに背を向き続ける亜美を説得していました。
このままだと消えた真美やテンペスタースの気持ちもわからないままだと・・・。
iDOLと心を通じ合える春香だからこそ言えるようなセリフでしたわ。
これは亜美には理解できないのではないかなぁ？って思っていたのですけど、
実は彼女も昔は妹と共にテンペスタースと心を通じ合わせていました。
だから、亜美は春香の言っている事が心に突き刺さったのだと思う。

「約束です！絶対にテンペスタースを見つけてください。」
春香の説得が功を奏して、亜美が再びモンデンキントに復帰してくれました。
これでiDOLのハーモナイザーによる調整が上手くいきそうです。
そして、いつの日か亜美の願い事も叶えられるといいですね(*´ω｀*)
春香はiDOLだけじゃなく、人の気持ちも理解してあげられるんだなぁ・・・。
この辺は、彼女自身も過去のトラウマから辛い日々を送ってきた経験が
あるから理解してあげられるのでしょうね。