おにいちゃん…えっちしよ?

先月〜今月購入分でめぼしいのを列記。まずはいわまよしき。後半の古いのはともかく(いわまの原点を知る上では参考になるが)、「別離のウタ」とかいいね。

エロマンガはなんといっても心理描写が重要だ、と俺は思っている。特に女性作家が優れているのはそういう部分だ。いわまはその点、男性作家ながらにいい描写をしている。「別離のウタ」5P目でシズ姉が泣くシーンの描写など、ちょっと気を抜けば「うぇーん」と泣き出して萌え萌え〜…みたいな駄目描写の典型になることなく、堪えようとして堪えられなかった悲しみを表現している。これはなかなかうまい。

まぁ、えろシーンで眉を寄せ、顔中涙だらけにして男を受け入れる女の子…そういうエロ描写がおいしい、という部分も多分にあるんですけどね。