口から出まかせ日記【表】

こんな寒かったっけ冬

読書について語るときに僕の語ること。

 

おわかりでしょうが、今回のタイトルは村○春○の丸パクりや笑。そういや、kindleで本を読むようになり、三年半ぐらい経ちますが、いまんとこ自分が使ってるやつは充電も問題ないし、操作感も別にどこかおかしくなったとか無いですね。スマホ並みに、三年くらいで機種変するもんだと勘違いしてました。

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上の記事を読んだら、十年近く使っている人も普通にいるようなのです。当然、保証期間は切れてるわけだし、販売元のAmazonはそもそも修理を受け付けてないので、機種に愛着があるからといって、駄目になったらいよいよ買い替えるしかないそうです。そんときはお墓を作って庭に埋めてあげましょうか。


で、今回はちと読書論的な話になります。私が電子書籍に触れ始めた当初、「まあ~、そのうちKindleとべったりになって、紙の本とかぜんぜん買わなくなるんだろうな」とか思ってましたが、んなことたぁなかった。電子は電子、紙は紙で別々に買ってます。二つのジャンルが現在進行形で共存できてますね。


共存できるのは、被ってないからでしょう。なにが被ってないかというと、「風情」ですかね。そのへんはやっぱし、紙の本と電子書籍は違うものだなぁって感じます。読んだ満足感というか、それは紙でもテキストデータでも変わらないですが、本を触る感触だったり、本を自分にも他人にも見えるように所有していることによる、「見映え」の面での満足感は、電子書籍は残念ながらゼロ。そこを補うためにも、紙の本は私に欠かせないわけです。

 

 

あとは、購買方法の違いが、印象に大きく関わってきてるかなと。Kindleは、Kindle Unlimitedっていうサブスクと、Amazon Prime会員のサービスであるPrime Reading。この二つの読み放題プランに入っておいて、そのプラン内で手に入らない本は別途に買う、というのが基本運用みたいな感じになっています。


が、この「定額制で本を読む」っていうのが、合う人と合わない人がいるのだと思います。私はあんまり合わない方ですかね。そもそも読書系のサブスクって、「本を読ませるためのステム」です。つまり、読書したいんだけど、なにか背中を押してくれるものがないと読めない。だから、金で自分の背中を押して読ませるように差し向けるのが、Kindle UnlimitedとかPrime Readingなんですよ笑。


でも、読書習慣が根付いてる人にとっては、無理やり自分を読書へ差し向ける必要はそんなにない。となると、電子書籍を使うメリットとしては、「欲しい本がすぐ手に入る」とか、「大量の本を場所を取らずに読める」などなど。もちろん、これは大きいメリットです。別の言い方をすれば、「必要なときに必要な本をすぐ入手し、大量に読まなければならない人」こそ、電子書籍に愛される人だと思います。


私は、今のところそんなに切迫して本を読む必要も無いので、正直、紙の本でもKindleでもどっちでもいいっていう、中途半端な人間なんだと思います。旅行に本を持っていくなら、まあ文庫本一冊ぐらいとKindleを持っていけば、事足りるかなぁという感じ。これからも、紙と電子、私の中では末永く仲良くやっていきたいものです。

歴史とは何か 新版

ちなみに今回のサムネ画像は、E.H.カーの『歴史とは何か』の新版。あえて紙で買いました。今年の夏の課題図書にします。