口から出まかせ日記【表】

こんな寒かったっけ冬

導入と定着のあいだ。

 

六月に入ってから調子がよくありません。やたら肌寒いわ、雨は降るわで、体も心もどんどん湿っていく。家に帰ると暖かいものが食べたくなり、土鍋を出して湯豆腐を作ったりしています。ネットの天気予報を見ると、いまいちな天気はしばらく続くようですね。みんな、生きろ。


話を変えますが、はてなの公式ブログでこんな記事が載っていました。ご覧になった人もいるかと思います。

blog.hatenablog.com

公式がこんな丁寧に収益化についてマニュアルを書くのも珍しい。内容的には、Googleアドセンスを運用するまでの手順が分かりやすく書いてあり、その運用にあたって、はてなブログProへの登録が必須であることも明記されています。つまり、「これからブログを始める人は、なるべく有料プランに登録して欲しい」という、はてな側の正直な気持ちが伺える内容となっているのです笑。


はてなブログの行く末を、ちょいと考えてしまいました。そのうち有料会員専用のIDかなんかでログインしないと入れないページが出来て、一種のオンラインサロンめいた雰囲気になるとかね。ただの妄想ですが。もちろん、今からブログを始めたいという人にとって、こういう導入的な記事は十分役に立つと思います。


それに加えて、ブログを長年継続し、ある程度の利益なり人気を得られた、いわば「ゴール」的な存在のブロガーをピックアップして紹介するのも、ブログ熱を焚きつけるには欠かせないでしょう。でも個人的には、ブログ継続において実は一番重要で、しかも教示し難いのは、そのあいだの中途半端なところにいる人の感覚だろうと思います。

 

 

タイトルに書いてますが、つまりは「導入と定着のあいだ」の感覚というわけです。たとえば、ブログ開始から数か月経過したぐらいの、習慣として定着しているのか曖昧な時期とか。思い出してみると、私はその頃が一番厳しかったかもしれませんね。ちょうど読者からの反応が増えつつあり、それが励みになる一方、読まれること自体がプレッシャーになりかけていたわけです。


これは矛盾した感覚で、誰かに読んで欲しいからブログを始めたのに、ようやく読まれ始めた途端、よくわからない不安が漂い始めるという笑。単に状況に慣れていないだけ、と言ってしまえば簡単ですが、不特定多数の他者に、自分の書いた文章を公開した経験の無い人ほど、自分が「読まれる側」に変化していく過程を受け入れるまで、相当なストレスを抱えるのではないかと察せられるのです。


でも、ブログはそのストレスを回避するのも簡単です。怖くなった時点でやめればいいだけですから。なんとなく、他の方のブログを読んできて察せられるのですが、ブログが途絶する原因として、書いても読まれないからではなく、逆に「読まれる側」になることの変化を受け入れられず、ある時点から先に進められなくなる、というのが、その理由としてけっこう大きいのではないかと想像します。


私もある時点で、「読まれる側」になることを克服したからこそ続いているはずなのですが、具体的になにがどう変化したか、そのあたりをぜんぜん覚えてないんで役に立たないんですよなぁこれが笑。とりあえず、立場の変化を受け入れることは、ブログの定着とかなり深い関係があると思います。でもそのあたりの変化って、とても個人的なものですよね。違和感を感じたら、あえて克服しないのも、その人の道です。そういう意味で、ブログは分かれ道でもあるように思います。

 


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も、もう20年前とは(;´・ω・)

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