浪人と黒船

“人生” と言う名の大航海

プロローグ。

 

今日は其処へ至るまでの経緯を、少しだけ書いていこうと思う。

膨大な情報を選別してブログに書くのは以前と同じように時間がかかる。

自身が現地で見聞きしてきたものは何物にも変えられない説得力がある。

それを余すことなく伝えたいんだよ。これはオレの役目でもある。

 

 

 

 

 

 

道の駅千枚田から先、珠洲方面へ向かう国道249号が一部通行可能になったのは昨日話した。

それらを含め少し画像を貼っておこう。

 

↓ この画像は7月に撮影したもの。道の駅まで3キロ位の地点。

 大雨降ってて車から降りたら、びしょ濡れになった。

 今思えば、悲しい予兆だったのかもしれない。

 

同じ場所。このように少しずつ復旧工事は進められている様子が伺える。

しかし、規模からすれば細々とした印象であるのは否めない。

 

 

判りにくいが、道の駅 白米千枚田。

豪雨災害で千枚田すら見学できなくなった。駐車場から先は立入禁止区域になっている。

覗き込むことも叶わなかった。7月は見れた場所なのに…。

かつては賑やかだった筈の場所が閑散を通り越した状況になっているのは、辛いものだ。

 

 

千枚田を反対側から見ると、こうなる。画像奥にあるのが道の駅。

この位置からは被害が目視できない。

 

 

↓ 7月の撮影。この時は此処から輪島方面へ向かえなかった。

 

昨日。通ってきた道を Uターンして同じ場所で撮影。

 

これは見てきた範囲だが、路肩や歩道は殆ど手付かずのままになっている。

歩行者の方には不便な話だ。でも状況を考えるとやむを得ないかと思う。

 

*今回はハザードランプが未点灯の画像ばかりだが、点滅はさせてるよ。

 

 

これも7月に撮影したもの。

ほぼ同じ位置で撮影したニュース記事が出ていたな。過去に紹介している。

垂水の滝から数キロ地点。この先は通行止め。

目の前の橋が国道249号。オレが立っている場所は、側道になる。

この側道も先で通行止めだった。

現在…この場所(立っていた位置)は、土砂で埋まっている。

画像の反対側には小さな集落があるが、全世帯が転居を余儀なくされたそうだ。

部外者のオレが見ていても辛いのに、そこで生活している人を思うと苦しくなる。

転居を余儀なくされた方々も、身を切られる思いだろう。

 

土砂災害の現場は凄惨を極める。人の造ったモノが、いとも簡単に破壊される様は恐怖でもある。

今回移動した範囲だけでも言葉を失う場所は幾つかあった。

そういう画像を掲載した方がいいのかもしれない。被災地の窮状を訴える意味ではね。

オレ自身、その葛藤はある。正直…判らないんだ。判らないから、掲載は控えている。

 

生活もできない。仕事もできない。保護どころか、保障もない。

誰が生きる為の道を示してくれるのか? どうすればいいのか?

その答えを模索している人たちが、能登には沢山いる。

寒さが厳しくなる季節になり、やがて運命を変えた元旦がやってくる。

多くの人が心を折られた豪雨災害。皆が口を揃えて言う。『地震より被害が大きい』と。

地震と豪雨に見舞われた能登。特に奥能登は、その規模が桁違いだ。

 

 

何かしたい。少しでも役に立ちたい。皆の笑顔が見たい。

今までも随分動き回った。その殆どは意味を為さなかった。このブログを含めてね。

自身の無力さと現実の厳しさを、嫌と言う程!思い知らされた。

 

劣悪な状況に耐え、闘志を燃やしている方も存在する。

でも…やはり疲労は隠せていない。当然だろう。その気持ち、察するに余りある。

そんな中、1軒の歴史ある宿とその家族が、オレの人生に影響を与えつつある。

何の取り柄もない浪人風情のオレが、ほんの僅かながら力になれるかも!しれない。

 

希望を失い小さくなってしまった炎が、再び辺りを照らせるようになったら…。

奥能登に灯りを届けるきっかけになったら…。

“ランプ” は…暖かい炎を燈してこそ、ランプだよ。

 

 

 

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笑顔の為に削る寿命は、微塵も惜しくない。

 

 

 

 

 

全行程773キロ。

これが仮復旧した国道249号。

現在は道幅が2車線無い部分があったり、対面通行になっている。

だが、ご覧の通り完成している部分もある。

見えている直線部分は、本来海底だった場所だ。

 

 

 

 

 

 

オレが予想していたものより、遥かにクオリティの高い道路。

あくまで応急措置で造られたものだと思ってたんだよ。

もの凄く本格的な造成がされていて、ち密な計算されている印象を受けた。

同時に、崩落してしまった旧道の無残な姿に呆然としたのも事実だ。

 

 

もう1枚、紹介しておこうか。

↓ 7月に訪れた際に撮影した垂水の滝。

 

↑ で車を停めたスペースは、完全に埋まっている。

それだけでなく建物も土砂と一緒に流されてしまい、尊い命が犠牲になった。

これはランプの宿で教えて頂いた。撮影時には知らなかった。

心より、ご冥福をお祈りいたします。

この惨状も豪雨の被害。地震災害に追い討ちをかけた状態。暫し絶句した。

 

 

 

豪雨災害の爪痕は、10月に訪問した際にも見てきている。

この場所は、復旧した国道249号の延長線上になる。

車は反対向いているが、トンネルの向こうが走ってきたルート。

画像の反対側(珠洲市へ向かう方向)は、まだ通れない。それどころか悪化していた。

 

 

 

1月1日から時が止まった場所。豪雨が破壊した場所。それらが折り重なった場所。

オレなら、この場所で生きていく勇気はない。

修羅場にしか見えない地域で、文字通り懸命に生きている人たちがいる。

その意志を否定できる権利が有る者は、誰もいない。

ただ…問題解決への道筋は、極めて到達困難で複雑すぎる。

 

 

今回の目的は、復旧した国道249号の通行。道の駅 狼煙 訪問。

ランプの宿でのプレゼン。目的は完遂できた。意外な展開もあった。

3時間以上話し込んでしまったんでね。辛い話もある。でも希望を見い出す話もある。

それらに関しては、後日改めて報告する。

 

 

音楽は控える。

 

 

 

 

 

 

 

行く。

青の洞窟、売店。10月の訪問時に撮影したもの。 明日、4度目の訪問をしてくるよ。

夕方お店へ電話して、天候の確認もしておいた。未明は降雪がありそうだが、積雪にはならなさそうとの事。

例のベテランスタッフさんの対応だった。『女将に伝えておきます』と話してくれた。

皆さんとお会いできるのを、楽しみにしている。

 

 

 

いつもと同じ数値で縮小したが、何故か画像がデカい。ま、いいか。

明日は早朝に出発して、仮復旧した国道249号を見てくる。(通行するけど)

あと、道の駅 狼煙 、ランプの宿(青の洞窟)へ行く予定。

今回は日帰りなんで、他の場所へ行くのは渋々断念する。

できれば珠洲製塩や七尾市にも行きたいんだがね。

今回はプレゼンがメインのスケジュール。…っても、勝手にそう考えているだけ。

少しでも何かの力になれればいいな、と思っている。

 

能登に縁のある方々が色んな事を発信したり行動したりしてる。

ここ最近、そういう情報が一気に増えた気がする。 もうすぐ1年だもんな。

 

オレは能登と完全に無縁の人間だが、現地の人と知り合う事で接点ができた。

『ブログの人』と呼ばれていたオレが、名前を覚えてもらった。

和倉温泉屋台村へ何度も行って、顔も覚えてもらった。

相手にとってそれが商売であろうとなかろうと、何ら関係のない事だ。

皆が笑顔でいてもらうのに、理由なんか要るか。

 

明日は2時起床なんで、早めに就寝するよ。

 

 

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豪雨災害で意気消沈していた人たちが、少しでも元気になっているのを期待して。

 

 

 

 

 

 

 

手が届かない!


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画像は、麻衣子さんの X からお借りしました。 途中までスマホで編集したから画像が大きい。

これ…自撮りだと思う。先日のライブ後だな。味噌串カツとカレーうどん?

ライブ中にスタッフさんが撮影した画像の表情は硬い。『作り笑顔してます!』って、顔に書いてある。(笑)

麻衣子さんは、ホント感情隠せない人だなぁ。

 

 

 

 

先日…背中に怪我をすると言う快挙をやらかした。

ど〜やったら、そうなるんだ?って話。(笑) まぁ、それは良い。

問題はだね、傷に手が届かないという現実なんだよ。

オレは元々関節が相当硬い。更に左肩をガキの頃に怪我して肩も回らない。

つまり…薬を塗るどころか、絆創膏すら貼れないわけだ。

よって傷口が塞がらない。シャツで絶えず擦れてしまうから。

背中という『手が届かない』場所の傷。 意外と面倒な事になってる。

 

 

【痒い所に手が届く】とは、よく聞く言葉。 別に背中が痒い訳じゃない。

気配りが出来る人を褒める意味だよな。

オレが知っている人の中で、それができる断トツ1番は、咲さん。

会社変わって、痛烈に感じてるよ。如何に咲さんが気配り出来る人かをね。

 

痒いかどうかは、さておき…。

手が届く存在と言うのは、求める者にとって掛け替えの無い人物。

オレにとっては麻衣子さんや女友達が、それに当たるかな。

(厳密には届かないんだが)

オレはね、手が届く存在でいたいんだよ。声掛けできたり、すぐ連絡取れるような。

必要な時には現れて、不要になる頃には居ない。

そんな風にね。

不器用で気配りもできないが、人の役に立ちたい。

相手の笑顔が見たい。それだけだよ。

 

オレは本物の笑顔に、こだわる。

 

 

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この麻衣子さんは、自然な表情してる。

物思いに耽ってるような…。遠くを見てるような…。

 

あ、誰か背中に絆創膏貼ってくれないかな。マジ大変なんだよ。

 

 

 

 

 

 

本日は茨城県。

午前0時から出発したんで、昨日ブログ書いてる余裕はなかったよ。

積んできた荷物は朝一番に降ろすことができたが、明日届ける荷物の積み込みは午後からしかできなかった。

3時間の休息は取っているので、15時までは動けたんだがね。

これ以上は13時間を超える勤務になるので、無理。 めんどくさいんだよ。

 

 

 

 

特に書く事はないんだけど、どうしても処理しなければならないアプリを起動させる必要があってね。

持ってきた PC 立ち上げたんで、ついでに書いておく…。

バックグラウンド処理の影響で、動作が重い。この PC では初体験の症状だ。

 

茨城と言えば、セコマ。本当は行きたかった。

1時間程迂回すれば、寄れたんだがな…。その「1時間」が、時に致命傷を呼ぶ。

3時間の休息を利用すれば可能だが、実行すると13時までしか動けなくなる。

休息は、最低 “連続3時間” なんだよ。その履歴を残さなければ駄目なんだ。

所謂…タコグラフってヤツだ。

トラックドライバーは気軽にやっているように見えるかもしれないが、実際はシビアなんだよ。

まぁ、そんな話をしてもつまらないから、やめよう。

 

 

週末どう動くかは、考え中。日帰りとはいえ、予算は必要だからね。

天候も大きく影響するし…。積雪があれば、毒蜘蛛2号で向かうのは極めて困難だ。

これは金曜日に直接ランプの宿へ連絡して教えてもらおうと思ってる。

オレの性格なんで、ほぼ!行くだろうね。(笑)

可能であれば、復旧工事(仮の)を終えた国道249号も視察する予定。

 

能登関係の記事ばかり読んでいるからだろう。関連記事が出てくるようになった。

殆どが復旧、復興に向けてのアクション。官民問わずね。

多種多様な人たちが能登を心配している。それが被災者の方々へ届く事を願っている。

 

被災地を見てない。被災者の声を聴いてない。これらの人に思いを伝えるのは難しい。

オレもゴリ押しするつもりは無いし、そんな資格もない。

だから、自分の意志だけで行く。1人で行く。万が一被災しても、オレだけで済むしさ。

今、出来る事を可能な限りやっておかないと、後で後悔する。…そんな気がしてならないんだよ。

やらずに後悔する位なら、やって後悔する方がいい。(一部例外を除く)

オレはそういう主義だ。

 

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たまには志向を変えて。

こんな風に情熱的な恋心が芽生えたら、人生は色濃く艶やかになるだろうね。

 

オレは人を好きでいられる人間でいたいと思ってるよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

coming soon…ん?

麻衣子さんのライブに行く度、トートバッグ買ってる。(今回はギタリスト氏も)

これが今回のバッグ。文字色が地味だ。分かりにくい。しかも “近日公開” って、何だよ。(笑)

 

 

 

 

 

 

昨日ギタリスト氏が変わった事を言った。

『赤髪君と会った日って、仕事だったのか?随分疲れた顔してたが…』

その日ギタリスト氏とは会ってない。しかも言い回しが変だ。

『赤髪君が浪人君の画像送ってきたぞ』と、言われた。 はぁ!?

スマホ見せてもらったらカツ丼食ってる時に仕掛けた様子。そういや、スマホ触ってたな。あんの野郎…。

今朝何処へ向かっているかは把握していたので、頃合い見計らって電話してやった。

「なに〇撮してんのさ。目の前にいてまったく気付かなかったんだが」

赤髪君爆笑。『いや~ギタリストさんに送ろうと思って』いや、翌日会ったんだよ。

まぁ、真面目に悪ふざけしてるんで、許してやった。

因みにオレは撮影されるのが大嫌いだ。赤髪君じゃなかったら、マジでキレる。絶対許さない。

あの咲さんですら、撮影時に『嫌いなの知ってるけど、撮っていい?』って許可求めてきたんだぞ。

 

1年前の赤髪君からは想像できない言動だ。

ギタリスト氏と仲良くなり(仕事は全然違うんだが)会社でも皆と馴染んでる。

氏がトラック部品を譲渡したら、きちんとお礼を返してきたそうだ。

不器用なりに、周りへ配慮して気遣うようになった。

でも相変わらず『めんどくさいんすよ』と言ってる。(笑)

 

 

昨日の道中は、麻衣子さんの話より他の話題が多かった。

オレを心配するギタリスト氏。同時に、次々接点ができる女性に対する不思議感?

氏はね、オレのブログを熟読してくれている。ちょっとしたワードを、とてもよく記憶している。

クルーズ氏と面識があるんで『クルーズ氏か。そのままだな』と笑う。

【JIN-仁-】に関する知識はないので、咲さんや辰五郎さんの説明はしておいた。

 

『 “夢” があるんだろ?そっちを優先しろよ。被災者を思う気持ちは、理解するが。

また能登へ行くんだろ? ランプの宿だったか。

君は人の事になると、いつも無理をする。…自分の事も大切にな』

氏に何度言われただろう。オレの行動を尊重してくれるが、それを気にもしている。

昨日麻衣子さんに泣かされたオレを横で見ていて、何か察するものがあったのかもしれない。

 

麻衣子さんの良き理解者であり、熱烈なファンでもあるギタリスト氏。

そんな麻衣子さんを通して見るオレは、普段の姿と違うのかも。

豪華客船 TITANIC 号マニアで、坂本龍馬を敬愛していて、蒸気機関車や車、単車が大好きなオッサン。

だが、麻衣子さんのライブで泣いてる。

 

ギタリスト氏はオレの【弱さ】を見つけたかもしれないな。

咲さんには気付かれてたと思うよ。

麻衣子さんがオレのブログを読んでたら、もっと早く気付いてると思うよ。

女友達? 昔から全部知られてる。隠してもバレる。(笑)

 

 

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『今日のライブは、俺の好きな楽曲ばかりだったなぁ』

ポンコツ軽バンの助手席で自分が購入したトートバッグ眺めながら氏が言った言葉。

会場の皆さんと一緒にコーラスした STEP 思い出していたに違いない。

ギタリスト氏は、この楽曲大好きだからね。

 

 

年末年始の休みに氏と部屋飲みする計画をした。(オレのアパート)

カネかからなくて、騒々しくもなくて、誰かに気兼ねする必要もなくて。

ゆっくり麻衣子さん談義に花を咲かせようと思ってる。

【JIN-仁-】も観る予定してるけど。

さて、coming soon の真相を2人して探ろうじゃないか。

麻衣子さんの事だから『そんな意味深じゃないよ~』とか言いそうだけど。(笑)

 

 

 

 

 

 

また、泣かされた。(笑)

やっぱり、会場の皆さんが麻衣子さんを心配してた。

多分…本人が1番心配してたと思うけどね。

やり切った感と歌い終えた安堵感は、オレらにも伝わってきたよ。

麻衣子さん。お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

そして、また泣かされたよ。麻衣子さんも目がウルウルしてたけどね。

アンコールで披露してくれた新曲。

その歌詞は、オレが思っている事や言いたいことが綴られていた。

それを諭すように歌う彼女が、どんな思いでいるかを考えると切なくもあった。

我が身で知ってる人でなければ書けない歌詞だよ。

それだけでも感動していたのに…。

今夜のアカペラは【素敵なことがあなたを待っている】だった。

涙を止められなくて、隣にいたギタリスト氏が泣き止むのを待ってくれた。

麻衣子さんの前では泣き虫になってしまうな。

何故か「オレの事知ってるのかな?」と “錯覚” してしまう。

 

 

 

 

詳しくは、また後日。

明日も早いんで寝るよ。

 

youtu.be

 

こちらのヴァージョンで。

 

 

 

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