都立高校の一部で「地毛証明書」を求める動き、東京の公立高校は刑務所? 198
ストーリー by hylom
多様性の欠如 部門より
多様性の欠如 部門より
東京都立高校の約6割が一部の生徒に「地毛証明書」などの提出を求めていることが報じられ、話題になっている(朝日新聞)。
これら書類は髪の色が黒ではなかったり、縮れ毛だったりする生徒に対して提出を求めるとのことで、書類とともに幼児や中学生のときの写真を求めるケースもあるという。
弁護士の三浦義隆氏による検討によると、学校が校則によって生徒の人権を侵害する行為は適法とされているという。ただ、一部の生徒のみに提出を行わせることは差別となり、「全校生徒に一律に提出させるならギリギリ適法かもしれない」と結論付けている。
生徒も先生も (スコア:5, すばらしい洞察)
Re:生徒も先生も (スコア:2)
そんな不毛なことを求めるんですか!?
Re:生徒も先生も (スコア:1)
生徒に強制するなら白髪染めとか普通に染めてたり脱色してる教師をどうにかしろとは思う
あとは体育でもないのにジャージ姿とかラフな格好で授業するとか
本当に教師になるのはロクな奴がいない
Re:生徒も先生も (スコア:1)
逆に考えよう。
この証明書の提出は地毛ではなくなってきた先生からの恨みが原因なのかもしれない、と。
# 金髪のヅラを被って登校して、「え?僕の尊敬する校長先生を見習ったのですが!」と言うのもあり
Re:生徒も先生も (スコア:4, すばらしい洞察)
自分をよく見せるために相手を騙すという、道徳的に一番まずいであろう部分は共通。
それどころか、髪の色を変えるってのならだいたい「ああ、変えてるな」ってわかるわけだけど、ヅラは本気で騙しに言ってるからね。罪深い。
Re:生徒も先生も (スコア:1)
てことはここが肝なんじゃね?
『東京の公立高校は刑務所日本の公立高校はだいたい刑務所』というストーリのタイトル (スコア:5, 興味深い)
何者かが悪戯で書き換えたのかと思う程度に酷い。
Re:『東京の公立高校は刑務所日本の公立高校はだいたい刑務所』というストーリのタイトル (スコア:1)
昔からですよね (スコア:4, 参考になる)
最近の話ではなく校内暴力が全国的に問題になった頃からありましたよ。
素行の良くない生徒だけ対象にできればいいのですが現状仕方ないかと思います。
「割れ窓理論」ですよね。
もともとそうなのに証明書の提出を強いられる人には申し訳ないけどね。
従順なる社会の奴隷製造装置 (スコア:4, すばらしい洞察)
パーマをかけた生徒を咎めるのなら、生まれ持っての縮れ毛にストレートパーマかけた生徒も咎めるのかなぁ。
そういう整合性が取れてるのかどうか怪しい学校内だけのローカルルールを、裁判所が認めちゃってるのには流石に引きますわ。
日本社会ってのは本当に「前にならえ」「右に同じ」な人材が好きなんだなぁ。
そもそも、生れつき脱色気味や縮れ毛の子供たちがそれだけで不利益を被る社会構造は、社会そのものにとっても不利益だと思う。
今までの日本は、多様性を捨てて規格通りの品質の「社会人」を生産してきたわけだけど、社会の現状をみる限りではこの方向性はもう限界じゃないですかね。
今の日本に必要なものは厳しい品質チェックじゃなくて、有象無象を許容する包容力の方だと思うな。
Re:従順なる社会の奴隷製造装置 (スコア:2)
結局、70年代以降の日本社会というのは、「人の均質化」と「逸脱への不寛容」を徹底するためにのみ、猛烈なリソースを払ってきたと思うんですよ。
管理教育にしてもそうだし、偏差値と内申書で序列化することでの受験競争なんかもそうだし、最近ホットな話題だと、組体操が事故の危険が高いと指摘されたり・部活動の強制が弊害が非常に大きいと指摘されてるのに、どちらもやめると言う話が一向に出てこないのも、根本ではそういう辺りの話でしょう。
# 少し前に書いてたのでリンク貼っておきます:
# http://rebuild.hateblo.jp/entry/2016/12/13/193138 [hateblo.jp]
# http://rebuild.hateblo.jp/entry/2016/12/10/001038 [hateblo.jp]
結局、この国での「個人」というものは、徹底的に蔑ろにされ・踏みにじられるのが当たり前のことになりました。
「自分の意見」は、「わがまま」にカテゴライズされ、「空気を握った”偉い人”の意見を受け売りすること」が、至上の価値判断になりました。
そして、この国は、物凄く風通しが悪くなり、無力感がはびこると同時に、空気を握った人々は、どんどんと自分勝手な価値観や利害に依存した制度や仕組みを、国全体に押し付けつつ、それで出た損害自体の責任すら取らず、それどころか、損害が表に出ても見てみぬふりして逃げ回っています。
要は、この国は、完全に詰み手になってる訳ですが、その根本には、管理教育に代表されるような、この手のことで、人々からどれだけ主権者意識や当事者能力を奪っていくか。に、国も政治家も役所も腐心し続けた末に、最早、どうしてそれを始めたのかすら忘れてるのに、それを続けるようなろくでもない状態になってるように思うんですよね。
Re:従順なる社会の奴隷製造装置 (スコア:2)
確かに、戦前も大正デモクラシーが瓦解した後は完全にそうではあったのですが、戦争に突入し、敗けて、そういう「意思」とでも言えるような人々が、政治力の半分以上を失ったことや、そのような事が戦争に突入した上に兵隊を犬死させるような国を作ってしまった。と言う反省からの巻き返しと言うのも、相当強かったんですよね。
要は、敗戦後の復興期は、戦前型の教育とそれを否定する動きとの葛藤というのが猛烈にあって、社会の価値観念というのも、逸脱などに対して結構寛容であったんですよね。
そうなると、若者に限らず社会に物申したり、自分の待遇の悪さへの怒りを表明する動きというのが…学生運動や労働運動、反戦運動など…が盛んになっていって、それ自体は民主主義が健全性を維持するためには欠かせない営みの一つなんですが、
それを、戦前の官僚などから公職追放されて復帰してきた政官財の要人達は、危機感を抱いていたんですよ。安倍晋三総理大臣の祖父の岸信介や、中曽根康弘などに代表される人々が、この国に、民主主義が言葉通りに定着していくことに危機感を感じ、如何にして国民を骨抜きにし、「あの、うつくしくも自分たちが勝手放題やることの出来た」戦争直前の世の中を作れないものか。と、反動を起こしていった。と言うのが、1960年代から2000年代の前半までの流れを見ていての、私の持ってる現代史観なので。
つまり、個人を尊重するという、戦後の文化性・憲法が後ろ盾になった事で、「国民の奴隷化」は歯止めがかかりつつあったんですが、1970年代辺りから、労働運動を労働者と敵対させたり、子供の個性や人権を極端に暴力的な形でねじ伏せるのを都道府県の教育委員会レベルで策定していった事が進み、それに対しては校内暴力の形での抵抗もあったのですが、しかし、それも警察と一緒に潰され、結局、物言わぬ子どもたち・場の空気に従うだけの保身意識の強い子供を量産していくような、「戦前回帰」を、この40年強ほどは続けてきてるんですよ
Re:従順なる社会の奴隷製造装置 (スコア:1)
大半の問題ではいないわけじゃなくて、普通の人達からは見えにくいように、巧みに立ち回ってると思うんですよ。
例えば、今総理の筆頭秘書官をやられてて、「総理を操り人形にしてる」とまで報道されてもいる、経産官僚の今井尚哉氏みたいな人達ですかね。
で、御用学者や御用文化人を前に立てて、彼らに自分たちの都合のいいように世論を動かさせ・空気を作り、自分たちはけして表に出ないようにして、実際の物事を動かしていく。
>よしんば居たとして、責任逃れして逃げ回っているのに、握っていない人たちは
何も作り出すことができない。
>まあ、割れ鍋にとじ蓋なんだろうな。
経済的に破綻してきた北朝鮮で、国内経済が上向いてる最大の要因は、実は、政府の管理を離れて、中国人民元が主に流通している「闇市」に経済活動が集中していて、金正恩は金正日と違ってこの地下経済を活用する方向で経済政策を握っているからだ。と言う分析がありましたが…果たして、日本人はそこまでしたたかになれるか。と言う話でしょう。
日本の場合、今空気を握ってる人達が、半ば押し付けてくる「道徳規範」の類が、どんどんと剥がれ落ちていく局面に入り始めてると思っていて、そうなると、空気を握ってる人達が、空気を制御できなくなるのではないか…要は、それが暴力的な対立となるのかもっと消極的な社会的な停滞を伴ったものや社会構造を根本から変化させて二重経済の類へと向かっていくことになるのかはさておき、今まで空気を握ってきた人達が動けなくなっていくんじゃないですかね。
権威は、国民喰わせてなんぼのもんだ。と言う原則論すら、この国の偉い人達は忘れきってるようですし。
Re:従順なる社会の奴隷製造装置 (スコア:1)
計画経済も、きちんと細かい所まで眼が行き届いていて、しかも、哲学とでも言えるものがしっかりあればうまく機能するのでしょうけど…ソ連ですら、二億近い人口と広大な国土を抱えた状態で中央を頂点にした統制型の計画経済をやって、大失敗してるのですから、
日本の場合は、もっとだめでしょう。
今の日本も既に半分計画経済なんだけど、計画経済を組み立ててる人達が、専ら国富の簒奪とでも言える行為と、問題の先送りにだけ専念してますから…
少子化で改善されるかと言えば、多分無理で、少子化をいいことに、国の運営に携わってる、限られた少数者が国富をより簒奪し、更に少子化になれば自分たちの取り分を増やせると、少子化政策に邁進するのが火を見るよりも明らかですからね…
結局、国民全体の当事者能力のなさのようなものが、どこで変わって、どこまで回復していくかに、この国の存亡はかかってるように、思うのです。
Re:従順なる社会の奴隷製造装置 (スコア:1)
>国富の簒奪?収奪?は、何を意味するのでしょう。所得や財産格差の事かなとも思ったのですが。
「アベノミクス」の主要政策である、「株価を年金等の国費で買い支える」「円安誘導」と言うのは、まさに国富の簒奪なんですよ。一見公平に見える株式市場ですが、実際には内外の機関投資家や資金を投入できる資産家が価格を決定してしまう場所で、主要銘柄を国が買い支えることで、これらの大投資家や投資対象になってる主要大企業に、年金などの基金からお金を*合法的に*移転してるわけです。それも、今までならば考えられない規模の金額を、考えられないような長期間続けることで。
大臣や与党政治家の何名かが、利益相反を指摘されるような企業の株を保有していて問題にされることなどもありましたし。
企業にとっての利益は、そのまま配当に影響しますし、それ以外にも儲けてる投資家との結託関係も表に出ないだけで相当あると見ています。
>あと、国富の簒奪?収奪?を意図している奴らが少子化を望み推進する理由ってなんでしょう。逆の方が奴らにとっては都合が良さそうな気がするのですが。
少子化することで、国力は衰えますが、支配体制はより強化できるし、一部のものによる国家資産の独占はやりやすくなる。少子化すれば、教育予算を削減できるいい口実になりますし、実際、90年代以降の文教政策や福祉を中心とする所得再分配政策は、あくまでも少子化を大前提とした、若年層に対する予算削減が大きな柱になってきましたから。
要は、自分たちとその子孫だけが栄えて、その他の人達が衰えていく事が至上命題だったと疑うわけですよ。
シンガポールや北朝鮮を、少子化したような国家とでも言えますか。国力が崩壊した国家で、「上級国民」が「一般国民」の上に君臨し、徹底的な搾取と詐術を指向する訳です。今までの流れから考えると、これが狙いではないかと疑ってます。
Re:従順なる社会の奴隷製造装置 (スコア:1)
生まれ持ってを咎めないために、「地毛証明書」出せって言ってるんじゃないの?
まぁ対策としては明後日の方を向いてるかなとは思いますが。
Re:従順なる社会の奴隷製造装置 (スコア:1)
だったら直毛のやつにもストレートパーマかけてない証拠を出させるのが筋。
Re:従順なる社会の奴隷製造装置 (スコア:1)
妹の通っていた高校(私学)はストレートパーマも禁止。
過度な整髪料も不自然な状態なためNG。
妹の髪は痛いくらい強く編み込んだ上で
ハードムースを使って固めないと鳥の巣になるようなキツイくせ毛。
整髪料が生活指導で引っ掛かったときは
整髪料なしで再検査受けたけど、その時点で悲惨な状況だったため、
髪の毛を結い直して整髪料もがっつりつけたとか。
生まれつきくせ毛とか茶色の髪なら良いのですが、
私の姉妹は第二次性徴とともに直毛が癖毛になるため、
子供の頃の写真もってこいといわれて、妹は凄く困ってました。
☆大きい羊は美しい☆
そして…… (スコア:2)
刑務所では刑務所に過剰適応した大人を大量生産し、学校では学校に過剰適応した子供を大量生産……
是非は置いといて (スコア:1)
刑務所って単語がどこから浮かんだのか
Re:是非は置いといて (スコア:5, おもしろおかしい)
「毛」のことが「無性」に気になるのでしょう。
Re:是非は置いといて (スコア:2)
こういうのは人権侵害だから問題だ、と言うなら「分かる」が、「刑務所」は「分からない」。
モデレーションシステムはタレこみには効かないんだからさ。
Re:是非は置いといて (スコア:1)
昔から日本の学校は刑務所のようなところだと思っていて(理不尽な校則や刑務所のような形の校舎など)自然にこのタイトルが頭に浮かびました。まあ編集者が直すだろうと思っていたらまんま採用されてびっくり。
今後も精進いたします。
Re:是非は置いといて (スコア:1)
元タレコミの人の意図は分からないけど・・
公権力の下にある「ある集団」の中の規律を正すための法理論に、
特別権力関係論ってのがある(あった)。
集団の中の規律ルールは、基本的に司法の判断にはなじまない、しない。
組織の長が明文法の枠外で懲戒権を行使したり、私人の権利を一方的に侵害してもおとがめなしという考えね
戦後しばらく経って、現行憲法の理念「法の支配」的にヤバいでしょ、
特に学校教育の現場でそれを素で使うのは問題って話になりいろいろ理論的に修正が
なされてくる。まあ、なされて今の状況ではあるんだが、少なくとも丸刈り強制とか、法的に争ったら今はアウトなわけで・・
刑務所の規律を刑務所長(超法規的)に守るために権力を振るう根拠と、
学校の規律を守るために学校長が権力を振るう根拠
戦前と、戦後結構な期間はこれは法理論的にほぼ同一だったんだよ
Re:是非は置いといて (スコア:1)
特別権力関係論の適用を受けるのは、契約ではなく特別な公法上の関係にある場合に限られますので、より正確にいうと、学校の場合は国公立学校についてのみ該当し、私立学校は対象外となります。本件は都立学校なので、昔なら特別権力関係でしたね。
ハーフなどの米国との二重国籍者に対し「地毛証明書」などの提出を求めた場合 (スコア:1)
米国人に対する人権侵害刑事事件として、在日米国大使館などで開かれる法廷に招聘されたら良いのに。
結果米国らしい天文学的罰金と収監が課されるともっと良い。
被告に大使館員から訴状が直接交付されたときの顔を見てみたいものだ。
Re:ハーフなどの米国との二重国籍者に対し「地毛証明書」などの提出を求めた場合 (スコア:1)
いやだから、日本の学校による外国人への人権侵害なんだから、
属地主義をとっても属人主義をとっても米国には裁判権がないでしょ。
「刑法第3条の2」関係ないじゃん。言ってみたかっただけなの?
連休で学校が休みなの?
Re:ハーフなどの米国との二重国籍者に対し「地毛証明書」などの提出を求めた場合 (スコア:1)
米国のアクションを説明するのに、日本の法律を引き合いにだしてるってこと?
そりゃわからんかった。てっきりなにか大きな勘違いをしてるもんだと。
ストレートに米国のどっかの州法をだしてくれればいいのに。
実際の運用はともかく… (スコア:1)
公立高校なんですから、制服も含めて学校の中の規則はあって当然だと思いますよ。
髪の色で入学を規制しているわけでもなく、証明書があればそれをみとめているわけですから、おかしな話ではないと思いますけれど....
見た目で個性を発揮したいのなら学校の外でやればいいし、私立で認めている高校に行けばいい話だと思いますけどねぇ。
Re:実際の運用はともかく… (スコア:2)
だいたい髪の毛が「黒」と決めつけている点で、国民の多様性を否定している。はっきりいって生徒からしたら屈辱的な対応だと思うけどなぁ。
日本人だからと言って、みながみな、漆黒の髪では無いでしょう。肌の色だって、真っ白から浅黒い人までいるわけだし。そういう多様な生徒を受け入れるのが公立校でしょう。
学校の先生方に余裕が無いから、指導の手間暇を省くためにこういうことをしてるんだろうな。
パーマだとか髪を染めてるのとか確かに問題だけど、本当に問題のある生徒は普段の素行からわかるはず。教員の数を増やして、労働条件を改善して、もう少し先生方が生徒に人間らしい対応できるようにしようよ。
Re:実際の運用はともかく… (スコア:1)
> 公立高校なんですから、制服も含めて学校の中の規則はあって当然だと思いますよ。
> 髪の色で入学を規制しているわけでもなく、証明書があればそれをみとめているわけですから、おかしな話ではないと思いますけれど
そうだとしても、三浦弁護士の言うとおり、「染髪禁止」なら黒髪でも当然「地毛証明書」出させないとアウトでしょ。
「黒髪だったら染めてないはずだから出さなくていいけど、茶髪は染めてるだろうから出させる」って正々堂々と主張できないでしょ。コペンハーゲンからの交換留学生にも出させるの?
Re:実際の運用はともかく… (スコア:1)
まず民事では、外国人の入店拒否やサービス利用拒否とかについては、
普通に人種差別撤廃条約から民法709条(不法行為)へのコンボでアウトなわけです。
ぐぐればなんぼでも出てきますよ。明かな訴訟リスクです。
さて「髪が自毛であることの証明書を出さなかったから入学拒否」ということを
公立の高校や大学でやらかした事例は未だないわけですが・・
まあそういう学校が今後出て来たら、児童の権利条約批准(1994年)後)の
関連法と法解釈の下では、100%行政側に勝ち目はないと思われます。
そういうニュアンスのことをを学校長とかが口に出せば、それだけで首が飛びかねない事案かと
Re:実際の運用はともかく… (スコア:1)
>処分理由に複数ならべるうちの一つとして利用する
そんな「地毛証明書の不提出」を行政処分の一理由としてまかり通してしまったら、
「自毛証明書」を出さない従業員を企業が懲戒処分する理由の一つにするのも認めなきゃw
(適法な)証明書の不提出自体は行政処分(退学)の理由の要素にはできますが、
証明書の内容、及び誰に提出を求めるか?の恣意性如何によっては、提出要求自体が
不適法だ、という話になってきます。で、不適法な提出要求への不応答を「素行不良」
の一要素と認定してしまうとすると、その行政機関の方がよっぽど組織として「素行不良」な気がしますよ・・
どうしてもやるならば、くだんの弁護士の人が言っているように、全生徒一律に、
私は髪に○○、△△、××の加工を行っておりませんという念書を書かせることぐらい
でしょう。やるところまでやるなら全生徒の校内検診で校医に所見取らせるとか?
そもそも論において、懲戒の理由に使えないような身体情報証明書の提出って、
無駄なお役所仕事の典型な気がします。いたずらにコストと個人情報漏えいリスクだけ
が増します。自分の部下がこんな証明書を起案してきたら絶対に通しませんね。
そもそも (スコア:1)
日本に人権はない。
the.ACount
教育者のファッション害悪信仰 (スコア:0)
服は制服で統一。上方も統一。世間一般で優秀と評価される個性は歓迎でも、ファッションなどの嗜好の差には不寛容。教師とPTAの信仰に近いものがある。
信仰であるからには、論理ではないので異教徒である生徒からの要求が素直に肯定されるようなことはないのである。
Re:教育者のファッション害悪信仰 (スコア:1)
>毎日服装に悩むのって無駄じゃん(まわり男子だけだし)。
うちの子、制服のない男子校に通ってるけど、服装に悩んでるの見たことないよ。
どうせまわり男子だけだし。
好きな格好(あるいは服に関心がなければ適当な格好)すればいいだけだし、
服装によって差別するほうがおかしいでしょ。
Re:教育者のファッション害悪信仰 (スコア:1)
年々、制服組の比率が高くなっていったみたい。
私の周りでは「毎日、着ていく服を考えるのが面倒」という生徒が多かった。
でも、文化祭とか作業をするイベントでは私服を着る人が多かった。ようはTPO。
Re:教育者のファッション害悪信仰 (スコア:2)
フツーにちょっと変わった服装(だと思い込まれる)だけでイジメの要因になったりするってのは普通の事だが。
そりゃもう遥か昔から現在まで。
学校に必要なのは「人と違うといじめられるので全員の服装を統一しよう」という対策ではなく「他人と違うからと言っていじめてはいけない」という常識を教えることだとおもう
人権問題もあるんだろうけど (スコア:0)
校則根拠としてあがる「高校生らしさ」の明文化が必要なんでない?
無理を通して道理をやりこめる近代日本で、どのような定義がなされるのか楽しみである。
スキンヘッドにすれば平等 (スコア:0)
もちろん女子も平等に。
もちろん教師も。
Re:スキンヘッドにすれば平等 (スコア:1)
幼少期の宮内レミィ(To Heart)みたいに、髪を黒く染めろと言わないだけマシかもしれない。
Re:スキンヘッドにすれば平等 (スコア:1)
1992年の神戸でしたが丸刈りが校則としてありました。
自分の場合は、校長に対して書面で不適用を約束させていたのでお咎めなしでしたが。(事情として校長自体が反対派で、市内の前任校でも校則改正に携わっていたとか)
同年、生徒総会で廃止されました。(数ヶ月後に男子の制帽着用義務も廃止)
Re:スキンヘッドにすれば平等 (スコア:1)
男子と女子で髪型の規程を変えるのは問題になるな。
戸籍男子性自認女子とか、その逆とかどうするのか。
性自認が第三の性の場合はどうするのか。
Re:スキンヘッドにすれば平等 (スコア:1)
80年代です。
maruken
Re:髪なんて自由にさせればいい。 (スコア:2)
まぁ極論を言えばルールがあるから破ろうとするわけだけど、じゃあルールそのルールをなくしちゃえば…結局、目立てるようにより外側の社会規範破ろうとするだけだわな。
それなりの覚悟なんてないでしょ。そういう連中は、単に学業なり部活なり「学校内で正当」とされている評価軸で挑めない腰抜けだから、場全体のレベルを下げようとしてるわけで。
学校への不適合者というマイノリティと髪質が特殊?というマイノリティのどっちを優先するかと問われれば、不適合者(要するにその場に立つ資質がない)を排除しろよと思いますが。
Re:髪なんて自由にさせればいい。 (スコア:1)
悪用することで利益がある規範を利用するだけだよ。目立つために重犯罪を犯す奴はまずいないし、誰も守らないルールを破る奴もいない。
ルールは合理性のために存在するんだ。利用目的も個人や社会の利益のためだ。それが成立していないのなら、持つ価値はないよ。
# 大体学業なんか本職が居れば一般人の努力など吹き飛ぶんだ、挑むのは筋違いだ
# 吹き飛ばす方も吹き飛ぶ方もやったから知ってる
Re:髪なんて自由にさせればいい。 (スコア:1)
> ルールは合理性のために存在するんだ。利用目的も個人や社会の利益のためだ。
ルールの「合理性」ってのはそれを共有する集団の利益が目的であって、必ずしも個々人にとっての利益とは一致しないんだけどね。
# 元ネタの規則の合理性を支持するわけではないので、念のため
で、学校レベルだとルール破っても「重犯罪」なんかにならないことがわかってるから、荒らす。
> 悪用することで利益がある規範を利用する
ってのを、ルール破りって形でやってるわけだ。
> # 大体学業なんか本職が居れば一般人の努力など吹き飛ぶんだ、挑むのは筋違いだ
学校内で「本職」と「一般人」って何?
それはともかく「吹き飛ばされる立場」だとしても、そういう自分の立ち位置を自覚するのが、学校教育の中で「挑む」ことの目的だよ。
Re:髪なんて自由にさせればいい。 ここにぶらさげよう (スコア:1)
一部の校則について「やり過ぎ」の感があるってのはともかく
「規則をよく守」るってのは社会生活の基本なのではないですか。
※行に書いてることってまさにそういう意味ですよね。
Re:そもそも規則として・・・ (スコア:1)
まあ、その都立高校の募集ポスターに登場する生徒にも茶髪がいるわけですが。
http://www.kogei-h.metro.tokyo.jp/wp-content/uploads/2016/05/2016prpos1.jpg [tokyo.jp]
Re:私立女子で「髪を切ってはいけない」というのもあるしなぁ (スコア:2)
卒業後、文頭に『女子生徒の』という一文が追加されたことを知りました。
+深夜残業プラス1+