紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

(現代文明が苦手)

古いiPhoneをせっせこ使っている。困ることってあんまりない。アプリの起動が遅いとか文字入力が遅いとかインターネットが遅いとかまああるはあるのだけど、そこはそれ、足るを知るというか、こんなものでしょと思っていれば問題ない。最新機種を使ってる人…

彼⇔此

ふっと読んでいた記事がF氏の記事で、堅い話かと思ったら、そんなことはなくて、御巣鷹山ってあれだよね、「グランギニョル未来」。と思って検索したら当たっていた。戯曲の乗っている『新潮』を買い求めたのは昨年のことだけど、結局読んでないな。「宰相A…

業ですね

どうしようもない人の文章を読んでいたら、「平等な社会をつくっていきましょうネ、(もちろん自分も入っている)選ばれた人々で☆」といったようなことが書いてあって(大意)、えーその選民意識どこから出てきたんだよとクラクラした。前半と後半が真剣に真…

ピラティスの先生が変わった

七月の頭からピラティスの講師が変わった。前はゆるふわテイストの若い先生。ロングヘアで服装もゆったりしていた。インド映画で踊ってる女の人みたいな感じ。新しい先生はちょこまかとしていて忙しそう(忙しくなくてもそう見えてしまうぞ)、髪は短く、タ…

梅雨明け、夏、桃

梅雨が明けた。ということは夏になってしまった。なので覚悟をしなければならない。 梅雨明けについて、以前しらべたときに、「明け」の明確な基準はなく、雰囲気とか例年の様子とか鑑みて決めるとあって、そんなざっくりとしたものがこの世には(まだ)あり…

外は雨だよ/布人(ぬのじん)

雨もやんだねそろそろ行こうかと自転車にまたがり2分で雨が降りはじめ、弱まるどころかばらばらとたたきつけるようになり、まじかよとつぶやく。そんなことってありますか? 急いでレインコートをかぶる。バスではもう間に合わない。自転車で行くしかない。…

閑寂

中原中也の詩をとつぜんに思い出し、口の中で頭の中で心の中で何度か反芻してみる。詩は好きだが、好きのラインナップがミーハーなのでそのことはあんまり言わないでいる。中原中也と谷川俊太郎が好きだ。たぶん他にも好きな詩人はいるのだけれど、今は出て…

最近のベランダとレシピ

ここ何日かのこと、朝にベランダに出るといい匂いがしていて、なんなんだろうと思っていたのがもしかしたら夏だからなのかなとか思ったりする。太陽が空気をあたためて(というかあたためまくって暑い)いるのと、もしかしたら植物たちの呼吸とかが関係して…

タオルママ

職場の若い人と話していて、かれがストライキもハンガーストライキも知らないと言っていてびっくりした。「これからストライキをします」という言葉をきいて、「どうぞどうぞ」と言った。ハンガーストライキのなんたるかを知らずに永遠に行き違ってしまうの…

かさぶた

その人の恋が終わりそうなことについて、もうほんとうに、しょうがないよねというしかないのだけど。いちおう、はじまりから聞いていて、盛り上がるところとか、相手の素敵なところとか、たくさん知っているから、あなたが教えてくれたからだけど、もう一回…

このまま夏になるのかと思っていたのが、急に梅雨がというか颱風が雨を降らせていく。久しぶりに職場に行けば、うっちゃっていった業務がそのままのしかかってきててんてこまいである。てんてこ舞い、どんな舞い? ベランダではゴーヤとシソとニカンドラがも…

顔に穴

意識が散逸。いろんなものにわたしが存在している。空気中の水分に顔が反射している。鏡みたい。たくさんの。わたしの。目玉めだま覗き込む目玉。白目の青さ。わたしはここにいないので。ぜんぶ。 ★ ある日、左の頬に小さな穴があいてしまい、気になるのでさ…

ピザを喰う

少し遠出をして映画を観る。いつもだったら古びた定食屋に行くのだけど、そこは腰のまがった老婆が三人かいて、わたし達は彼女らのことを魔女と呼んでいた。魔女たちは姉妹だろうか、パートも混ざっているのだろうかと想像をかきたてる。くるくるとよく働く…