極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

快勝の余韻

良い試合を見ると語りたくなる(笑)。
短時間で結果を出す大黒もスゴイと思うけど、バーレーン戦からの柳沢のプレイ選択の適切さもなんか感慨深いなあ。
もともと柳沢はポジショニングやスピード、ランニングの質など、万能型でいながら各能力がどれも高いレベルにあったと思うんだけど、デビュー当初に見られたシュート能力だけを自ら封印したような感じになって、それがとっても物足りなかったんだよなあ。でも、今の柳沢はその封印をほとんど解いていると思える。というか、思考プロセスがシュートから逆算していっているような気がするんだよなあ。つまりフォワードとしてあるべきバランスに近づいてきつつあるように感じるんだよなあ。
これがイタリアで(やや不遇気味にではあるけど)揉まれたおかげだとすると、柳沢は日本に長く居すぎたんじゃないかなあ。中田と同じくらいの年代で海外に出ていたら、いまごろわれわれは大エースを獲得していたかも知れないなあ。
意外性と身体能力、そしていつのまにか冷徹さまで備えるようになった久保が健康で、早くから海外に行って能力を順調に伸ばした柳沢と組むことを想像したら、戦慄すら覚える。もちろん、「ればたら」でしかないんだけど、それでも言いたくなるんだよなあ。