族の呼び方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/19 03:04 UTC 版)
族の番号のつけかたは3種類あり、一つはアラビア数字で表現し、残りの二つはローマ数字で表現する。ローマ数字で表記する物はもともと考案された時点での分類であり、アラビア数字で示す物は国際純正・応用化学連合(IUPAC)が旧式の番号をふり直した物である。 旧方式では似通った二つの方式での記述があり、混乱の元となっている。どちらもローマ数字と、アルファベットのA、Bを組み合わせて族を表現する。 旧IUPAC方式 - Aは周期表左側、Bは周期表右側 主にヨーロッパで使用された 旧CAS方式 - Aは主族元素、Bは遷移元素 主にアメリカで使用された となっている。そこで新しいIUPACの表記法ではどちらの表記法ともかぶらず、混乱が生じないよう単純に数字で族を表している。 また、各族について、番号の代わりにいちばん軽い元素の名前を用いて族を表すこともある。
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