宝塚大劇場雪組公演『幕末太陽傳』を観てきました~私の愛する人のイニシャルは“S”~

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人生2度目の宝塚観劇のためムラまで出向いておりました無一です。
おはようございます。


今回の公演はね・・・・・・・・


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雪組、早霧せいな&咲妃みゆ退団公演。
このおふたりは『るろうに剣心』の剣心(せいな)と薫殿(みゆ)です!
shiba-fu.hatenablog.com



今回はちょっとだけ予習していった!
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【早霧せいなプロフィール】
誕生日 9月18日
出身地 佐世保市
身長 168cm
初舞台 2001年4月「ベルサイユのばら2001」
好きだった役 「ニジンスキー」のヴァーツラフ・ニジンスキー、「JIN-仁-」の坂本龍馬、「ルパン三世」のルパン三世
愛称 ちぎ


【咲妃みゆプロフィール】
誕生日 3月16日
出身地 宮崎県児湯郡
身長 160cm
初舞台 2010年4月「THE SCARLET PIMPERNEL」
好きだった役 「春の雪」の綾倉聡子、「月雲の皇子」の衣通姫、「THE MERRY WINDOW」のハンナ・グラヴァリ、「伯爵令嬢」のコリンヌ、「星夜一夜」の泉
愛称 ゆうみ


るろ剣でおふたりを知り、るろ剣最高このおふたり好き~~~~~♡ となってからこんなにすぐの退団公演。
普段から宝塚を追っている訳ではないので、ネットニュースでこのことを知ってすぐさま「えっ!行きたい!行かなきゃ!」って思ったんですよね。
まるきりヅカビギナーの自分にもそう思わせる何かがありました、早霧さんの舞台。


もうひとつ、観たいと思った動機が演目です。
『幕末太陽傳』!!
タイトルを見た瞬間、「これを宝塚でやるの?」って単純に驚いた!
だって、どうしても映画の、フランキー堺さんの豚まんみたいな顔を連想してしまうんだもん。(超失礼)
男役トップスターさんの最後の公演がいわゆる二枚目じゃない男って・・・?!


時は文久2年(1862年)、ところはお江戸に隣接する品川宿。
お大尽を装って遊郭旅籠の相模屋で豪遊した佐平次は、金がないのを若衆に打ち明けると居残りと称して相模屋に長居を決め込み、下働きから女郎衆や遊郭に出入りする人々のトラブル解決に至るまで八面六臂の大活躍。
果てはこの旅籠に逗留する攘夷派の志士たちとも渡り合う。
様々な出来事の末に佐平次は体調を悪くするが、それでもなお「首が飛んでも動いてみせまさぁ」晴れ晴れと豪語するのであった。
落語『居残り佐平次』から主人公を拝借し、『品川心中』『三枚起請』『お見立て』などの物語を随所に散りばめた川島雄三監督のコメディ映画。





そして5月14日、観てきました!



https://www.instagram.com/p/BUDweazDvhA/
まーじちょーうたーのしーんだけどーう!!!#宝塚雪組 #幕末太陽傳


もうほんまにこのひと言。
幕が上がって流れてくるのは映画のあのメインテーマ。
軽快でうきうきワクワクして口元が自然とゆるんでくるあの チャッチャラ~ンチャッチャラ~ン のメロディにのせて、冒頭からちぎさん佐平次のコミカルな表情と動きに笑みが漏れちゃう素晴らしい“つかみ”の場。
作品全体を通して「宝塚ってこんなに笑っていいんだ?」ってくらい笑った。
お調子者でひょうきんな顔、実はキレ者ずる賢い表情、ふとひとりになった時に見せる寂しく伏せた目。
病が進み、あとは死んでもいいと思って相模屋で居残り稼業に入ったものの、そこで出会った人々が毎日必死に生きていて佐平次もまた生きてもいいかなという気持ちが湧いてきた・・・というラストの晴れ晴れとした表情。
ちぎさんのくるくる変わる表情とキレッキレに舞台を駆け巡る身体と共にストーリーが進んでいく爽快感。
幕末、変貌の時世にたくましく生きるお江戸の町人のあれやこれやを垣間見ながらおおいに笑って、ちょっと泣いて、最後は「新しい世界に飛び出して生きて行こう」と一歩を踏み出していく幕末太陽傳-
ぱぁっとエネルギッシュに咲く花のような笑顔が似合う、お茶目なちぎさんのサヨナラ公演にふさわしい素敵な演目でした。


ラストにちぎ佐平次と、みゆおそめ、だいもん晋作が歌う「朝陽の向こう」にすべてがつまってたと思います。
(ちぎみゆの「ここではないどこか」にもふたりを重ねて泣いた)


あと、川島監督がどうして作品を撮るのかと問われた時「生活ノタメデス!」と答えたというエピソードが今回、脚本演出の小柳菜穂子さんのインタビュー中に語られていましたが「生活ノタメ」すなわち生きるため・・・退団にあたってのインタビューで「男役に憧れこの世界に入ってきたので男役を離れると“演じたい”という気持ちが湧きづらい。でも人生の半分『早霧せいな』として生きてきましたし・・・。」(スポーツニッポン誌)と語っていたちぎさんの言葉にもちょっと通じるものがあるように感じて。
「生きること、演じること」・・・早霧せいな。
これを思うにつけても、本当にこの作品を上演して下さってありがとうございますという気持ちしか湧いてこない・・・。
ビギナーなりに感じたこと・・・。


さて、今回の公演では改めてみゆさんの歌に耳を、立居ふるまいの美しさ可憐さに目を奪われました。
こはる(星乃あんり)さんとのキャットファイトも観てて気持ちよかった。
そして、「ちぎみゆ」観るの好きだな~~~とも改めて思いました。
“お似合い”ってああいうのを言うのですね。
宝塚のシステムがどういうものか全くわかんないんですけど男役娘役同時退団で、なんか、最後まで添い遂げるこの感じにググッときてます。


宝塚ファンの方はもちろん、映画ファンの方にも楽しんでもらえると思う宝塚版『幕末太陽傳』。
会場にいらしたおソロの男性は映画ファンの方かな?
このページで公演のイメージ垣間見れます!
www.tca-pictures.net



そして月末にはライブビューイングもあるよ!
この機会に是非!
チケット一般発売は5月20日(土)から!
私は先行抽選で申し込んでるけど落選したら一般での争奪戦に参戦するよ!
liveviewing.jp



ちなみに劇場チケット販売状況はこんな感じ。
kageki.hankyu.co.jp




第2部はShow Spilit『Dramatic"S"!』

ショースターとして輝くトップ早霧せいなの「S」をキーワードに綴るショー。
ショースター(Show Star)として輝き(Splendor)を放つ早霧せいな(Seina Sagiri)率いる雪組(Snow troupe)の魅力を、最大限詰め込んだショーシーン(Show Scene)の数々!


わたしの愛する人のイニシャルはS~~~・・・♪



前回るろ剣の時に宝塚はどちらかというとショーよりもお芝居の方が好きだな~と思った私も、今回は冒頭からS(早霧せいな)に目が釘づけだよ♡
いろんなSがあるけれど、私にとってはスペシャル(Special)のS。
私が初めて宝塚大劇場に足を運ぶきっかけをくれた人。
また観たいと思って今日も劇場に足を運ばせてくれた人。
新しい世界のときめきをくれた人。
パンフレットインタビューで望海風斗さんが「(ちぎさんのSは)スーパーサイヤ人(のS)」って言っててワロタ。わかる。


これでもかっていうくらい男役のカッコよさが詰まったショーだったけど、黄緑の衣装のシーンが印象的でした。
団員全員が舞台上に半円に並んでちぎさんがひとりひとりと顔を合わせてくとこ。
時間的には一瞬だけど、初日から楽日まで毎日絶対、ここでちぎさんと見つめ合えるんだよ?
毎日表情も気持ちも変わってくよね?
この一瞬って団員さんにとってはすごく特別な1シーンじゃない?
泣くわ。


第103期生のロケットダンスもとっても初々しくて可愛かったです!
まぶしい脚!甲高い掛け声!・・・もう「みずみずしいエネルギーの爆発」って感じ!
ニワトリちゃんみたいな衣装も可愛い!
初舞台っていいね!



https://www.instagram.com/p/BUEJprSDnyM/
開演前にパンフレット、幕間に太陽傳あぶらとり紙とるろ剣メモパッドとポストカード。そしてるろ剣観に来た時にショップで見て「これ絶対うちが好きな話や泣いちゃうやつや」て目をつけてた星逢一夜DVD購入。終演後、やっぱりど~~しても観たくなってルパン三世DVD追加購入(上演当時、阪急電車内の広告見てめっちゃ気にはなってた)。今日、人生二度目の宝塚観劇で、ちぎみゆなら、雪組なら、絶対カッコいい、楽しいって思えたから。これからしばらくちぎさん祭りや👼👼👼#宝塚雪組 #早霧せいな #ちぎみゆ #ちぎみゆ退団公演 #ムラ #宝塚土産

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冒頭、お太鼓の撥キャッチし損ねて「おうっ!」って表情かわいかった!
はけ際、耳の横に撥つけて「だんご~」もカワユすぎた!
笑う時の口元が好きなんだなって今回見て思いました。
あと、羽織のはおり方もあれ映画でやってたやつですよね?!
ライビュでもう一度見たい!



公演を観て笑って泣いてきゅんきゅんして、お土産ももりもり買って、とっても充実した、胸いっぱいになったムラ遠征でした。



記事を書いているのはこんな人です。

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