細音さんが報告されてましたが、昨日から今日にかけて、いつもの同期&近隣メンバーで遊んでおりました。
うん、ホント遊んで。
最早「飲み会」でさえなく、「遊んで」いましたよ、一晩。特に小説について語るでもなく。小学生が放課後集まってゲームするのの駄目な大人版。
基本的にカードゲームやったりゲームしたりなんですが。中でもやっぱり「Wii Party」が凄かった。一人で遊んでも微妙なゲームですが、四人でやるとああも盛り上がるかという感じ。全員初見だからなお良かったのでしょう。
そして、細音さんが帰宅した後だったのですが、私達が「石段登り」と呼んでいた(正式名称はステップアップレースとかなんとか)ゲームがべらぼうに面白くてですね。
いや、ゲームが面白いというより、気を遣わない四人でやることが面白いというか。
詳しくは
イチブイさんで描いて貰っていますのでそちらをどうぞ。
一応、こっちでも話題に出すと。
ルールは単純で、12段の石段を、1,3,5段づつ登るだけ。ただ、他の人と数字がかぶると、登れない。つまり、当然5段ずつ一気に登れるのが一番いいわけですが、そんなの皆考えるわけで……でも、皆そう思うからこそ逆に5段を狙うという手もあり……という感じ。
たったそれだけのゲーム。一人でやっても、一つも面白くは無いし……なにより、こう文字で説明して面白さが伝わる自信も全く無いゲームなんですが。
これが私達の中で異様なクリティカルヒットでして。
終盤、もうこのゲームだけ1時間以上やっていましたよ。
「(ヤツは必ず5を出してくる……ここは1か? いや、ただでさえ自分は2段遅れているんだ、ここは3で進んでおかなければ……。いやいや、今この状況ではむしろ3が人気だ。よし、1! 1で着実に1段だけでも!)
「1!」「1!」「1!」「5!」
『な、なんだってー!』
という感じです。うん、文章で書いても楽しさが伝わってないですが、あれだよね。プチカイジ。お金かかってないけど。単純なゲームだけに、深い。やることは、1か3か5を出すだけ。ただそれだけなのに、四人でやった際の、「一体どれが通るのか」という読み合いはとどまることをしらないわけで。
何回もやっていると、もう思考が何周もしすぎていて、殆ど運みたいな領域なんだけど、それでも考えることをやめられないというか。
ありきたりなゲームなのに、妙に楽しかったです。なんだろうね、あれ。
ちなみにイチブイさんでも描いて貰ってますが、もしこのゲームがネット対応になったら「5厨うぜぇー」みたいな言葉が絶対でてくると思います(笑)。でもなんか妙に語感が好き、「ごちゅー」。
そんな感じで、他にもカードゲームも頭使ったので、本当に騙し合いの夜でした。莫大なお金やらなんやら賭けていたら、ライアーゲームの外伝として公開出来るんじゃないでしょうか。
しかし……いい大人が、なにを朝方に爆笑しながら12段の石段を延々登っていたんでしょう。
冷静に考えると色々思うところありますが、いや、でも、あのゲーム絶対面白いって。勿論、対等な立場の四人でやる前提はありますが。もし友達とやれる環境あったら、是非やってみて下さい。めっちゃ盛り上がります。
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