情で動かそうとするマネージャーは確かに嫌いだった。

情で動かそうとするマネージャーは確かに嫌いだった。

 

社内SEが答えるべき論点は、プロジェクト問題ないよね?がほとんどな気がす。 - 社内SEがすーぱーなPM目指す日常

前回動画をみて、本にも学びがありそうだと思い、「コンサルがマネージャー時代に学ぶこと」を読んだ。

インテレクチュアルリーダーシップを身に着けようという話が大半を占めていて、意味としては「知的な」とか「知性」のリーダーシップになる。会議の中で、論点が誤っていることを指摘するなど、付加価値向上につながるような行動をとることで部下を引っ張っていくスタイルと読めた。

これの反対語は、「優しさのリーダシップ」とか、「情のリーダーシップ」になる。部下を応援したり、体調を気にしてくれたりして、人として好きになれるようにして引っ張っていくスタイルだと思う。で、自分も情のリーダーシップを使ってくる管理職は嫌いだ。

 

今まで、5人くらいの管理職の下で働いてきたが、そのうち、3人はインテレクチュアルリーダーシップを発揮してくれていてたのもしかった。一人は、SIerにいたときに、本番障害が発生した問題が起きた時に、原因分析が甘いところを指摘されたり、顧客への説明方法を納得感が高い順番を教えてくれたりしてくれた。あとは、プロジェクト管理に迷ったときに、しっかりとPMBOKをもとに、基本に立ち返ってやるべきことを考えてくれる人なんかもいた。

 

残りの2人は、ただ体調とかの話はするけど、基本的に残業頑張れとしか言ってこない。そういう人に限って、仕事の優先順位をつけられないで、上から言われた「タスク」をそのまま下におろしてくる。しかも、「タスク」の状態でおろしてくる。

 

今後、自分が管理職になることを考えて、今からインテレクチュアルなリーダーシップをグループ内で発揮することが大事だと感じた。そのためには、論点→サブ論点→TASK→スケジュール→行動→アウトプットの流れを意識して、すぐに行動とかに行こうとする人を制して、プロジェクトを進めるようにしよう。