IPAのPMに受かった話。文字をペンで書く練習をしないと落ちかける。

IPAのPMに受かった話。運が5割。午後2をちゃんとペンで書く練習しとこう。。。痛い目見るよ。。。

 

■元の経験

 SIer(プライムベンダ)でSE2年+PL4年くらいと、ユーザ企業で2年PLなのか担当なのかわからないポジション。

 ある程度の教科書的なプロジェクトマネジメントは知っている状態。ただ、知識よりも経験則的にわかっていることのほうが多い。

 午前1は免除。

 

■勉強方法、期間

買った参考書は以下の通り。上の二つのおかげで受かったといっても過言ではない。

・午後2の対策本、論文事例:◎ これのおかげで受かったレベルでオススメ。写経して論文の書き方を理解した。なぜこんな良い本がひっそりとkindleで売られているのか。

・午後1の本:◎ IPAの解答例を見ても意味不明すぎる午後1の解き方が少し分かった。

・三好本:〇 暇なときに読んでた。

・アイテックの午後2問題集、模試:N/A 一番高かったけど時間なくてできなかった。

・午前2の過去問道場:〇 試験前2週間くらいに通勤電車で毎日20問くらいぽちぽちするレベル。

・IPAの過去問:〇 午後1を中心に5年分くらいやった。

 

期間は6月から3か月くらいで、一日30分くらい。ただ、子供が生まれたばかりなので、全然集中できない状態でやっていた。

 

■難しいところと対策

午前2:解答暗記ゲームだと割り切って、問題文と答えを暗記すれば、余裕だと思うので割愛。(84点が余裕なのかは、別の話。。。)

 

午後1:IPAの過去問を見てもらうと、なんでそんな解答になるの?というレベルのものがたくさんありすぎて、一番嫌いだった。

ただ、午後1の本に書かれている解説を読んでいるうちに、二つ意識するポイントが分かって正答率が上がった。一つは、「QCDの話のどこかにかかる答えを考えること」。システム開発のプロジェクトマネージャの試験なので、結局QCDのどこに響く問題が起きているのか?や、QCDのどこに効く施策を行うのか?を問われている。なので、答えを作る時にQCDのどこにも関わらない回答になっていたら不正解の確率が高い。

二つ目は、「迷ったら本文に書いてあるほう」。回答を考えるときに、だいたい何個かの回答候補が上がる。迷ったら本文の関連するところに書いてあることを記載したほうがよい。
この二つを意識したら、7割は安定してとれるようになったので、なんとか突破出来た。本番では、大問3つ中1つよくわからない問題があったから、ぎりぎりの戦いだった。

 

午後2:難しいところは二つあると思う。「論文を考えること」と、「物理的にたくさんの文字をきれいな字で記載すること」。自分は二つ目をなめていた結果、試験中に絶望していた。

「論文を考えること」については、午後2の対策本、論文事例を一通り読んで、写経すると、書き方が分かるようになった。この本に書かれている事例を自分のプロジェクト経験に当てはめた場合の文章を何回か書いたら書けるようになった。ただ、ここで書くのをipadでキーボード使って文章作っていたのが落とし穴だった。

「物理的にたくさんの文字をきれいな字で記載すること」は練習しないで試験を受けた。その結果、周りの受験者と比べて自分だけ消しゴムの量が異常に多く、試験終了5分前で三問目の字数が足りないことに気づき、終了3秒前くらいまで必死に書き続けることになった。結局、最後の方は人間が読める字では書けていなかったと思うけど、採点者の方が頑張って読んでくれたのだろう。。。ありがたや。

 

番外編:腕時計は持っていこう。大体、資格の試験とかを受けると、教室に時計あるからもっていかなかったところ、時計なかった。昼休みにダイソーに向かって、すごい見づらい時計を買うことになった。同じような受験者がたくさんいて、時計コーナーが大人気だったのは面白い光景だった。

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