既に「遭難漁船救助に協力した」と説明しているにもかかわらず“オレは信じない。説明しろ”としか言わない連中にこれ以上何を説明しろというのだろう?

「広開土大王は日本のEEZで何をしていた? 韓国がまず説明すべきこと(2019/1/ 7 20:18 、J-CASTニュース編集部 工藤博司)」の件。

もう、ここまでくるとチンピラの因縁と変わりません。

「実際に北朝鮮船を救助したのは韓国海洋警察の警備救難艦「サンボンギョ」で、海自機にレーダー照射した駆逐艦ではない」という指摘とか、山口県での行方不明児童を見つけたのはスーパーボランティアだったからという理由で、それ以外の捜索協力者を難詰しているのと変わりませんよ。

だいたい北朝鮮漁船の遭難・漂流なんてよくあるわけで、実際に何隻も日本に漂着していて、中には遺体を載せたものまであるじゃないですか。

今回のケースでは偶々漂流中の漁船を韓国漁船が発見・通報したからこそ韓国海洋警察が対応できたわけですけど、それでも日本海のど真ん中での捜索が容易じゃないのは誰でもわかる話で、付近にいた韓国海軍が協力して何の疑問があるのかと。

逆に聞きたいんですが、日本の海自護衛艦は付近で海保が遭難者の捜索をしていても協力を申し出もしないんですかね?

「救助に広開土大王の助け必要だったか」とか、要救助者がいる状況でそんなことを言うんですかね?


韓国側には訳のわからぬ理屈で追加説明を求めながら、日本側の対応については「日本側の発表によると、現場は、能登半島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内。こういった特異な状況での活動に海自の哨戒機が注目した可能性もある」と、「可能性」だけであとは忖度しておしまい、とする感覚も理解不能です。

“海自の哨戒機が注目したのは特異な状況での活動によるものか?”と防衛省に聞くくらいすればいいのに。

日本側の公式発表には疑いすら持たず、不明な部分は忖度と「可能性」で日本に都合よく補う一方、韓国側に対しては何度も繰り返してる説明を無視して説明を求め続ける、と。
やっぱりチンピラですね。




広開土大王は日本のEEZで何をしていた? 韓国がまず説明すべきこと

2019/1/ 7 20:18
韓国海軍の「広開土大王(クァンゲト・デワン)」級駆逐艦が海自のP-1哨戒機に火器管制レーダーを照射した問題は、韓国の国防省が2019年1月4日に反論動画を公開したことで、さらに泥沼化しそうだ。
動画で特に韓国側が協調しているポイントは、韓国側は北朝鮮船の「人道的救助活動」を行っていたにもかかわらず、日本の哨戒機が駆逐艦に「低高度で接近」してきた、という点だ。韓国側は、日本側に対して経緯を説明するように求めている。ただ、実際に北朝鮮船を救助したのは韓国海洋警察の警備救難艦「サンボンギョ」で、海自機にレーダー照射した駆逐艦ではない。海軍がどういった役割を果たしていたかを含めて解明される必要がありそうだ。

「人道的救助活動」なる言葉を繰り返すが...

韓国側が公開した動画の大半は、日本側が公開した動画に自らの主張が入った字幕とBGMをつけたもの。わずかに入っている韓国側の独自映像は、報道官の反論会見や、海洋警察の警備救難艦から撮影された現場映像で、駆逐艦から撮影された映像は含まれていない。
日本側の動画では、「国際法や国内関連法令で規定されている高度及び距離以上で飛行」というテロップを入れ、哨戒機の飛行には問題なかったとの立場を説明している。だが、韓国側の動画では、

「広開土大王は、漂流中の遭難船に対する人道的救助活動を行っていた。人道的救助活動中、日本の哨戒機が低高度で接近してきた。哨戒機は高さ150メートル距離500メートルまで接近。乗組員が騒音と振動を強く感じるほどの脅威だった」

などと日本側を非難。「人道的救助活動」という用語を繰り返しながら活動の正当性を主張した。

「日本で公開された映像を見ると、哨戒機も救助活動の状況を認識していた。人道的救助活動中の艦艇に非紳士的な偵察活動を継続し、広開土大王の人道的救助活動を妨害する深刻な威嚇行為を行った」

救助に広開土大王の助け必要だったか

中央日報によると、北朝鮮船は1トン未満の木製で、4~5人が乗っていたが、漂流中に死亡した人もいたとみられる。脱水症状がひどい乗組員は病院で手当てを受けさせ、12月22日午前、生存している船員3人と死亡した船員1人を板門店経由で北朝鮮側に引き渡した。
日本側の動画では、「サンボンギョ」がゴムボートのようなもの2隻を使って北朝鮮船に近づいている様子が分かる。「サンボンギョ」は「広開土大王」よりも全長、全幅ともに大きい船で、救助活動に広開土大王の助けが必要だったとは考えにくい。加えて、日本側の発表によると、現場は、能登半島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内。こういった特異な状況での活動に海自の哨戒機が注目した可能性もある。韓国側が、海自機が接近したことについて説明を求める以上、韓国側も「救助活動」の実態について説明が求められそうだ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

https://www.j-cast.com/2019/01/07347444.html