ミニ特集:植物を科学する本 日本 その5
『植物はなぜ自家受精をするのか』
『花粉の世界をのぞいてみたら』
『カラー版 ドリアン 果物の王』
『植物はなぜ自家受精をするのか』
シリーズ・遺伝子から探る生物進化
土松隆志 慶應義塾大学出版会
●Nature掲載の関門突破実録本。
革新的なデータを握った研究者の意気込みがすごいぜ!
【自殖シンドローム】
自殖種の花には、かなりはっきりとした特徴がある。
まず、花が小型化しており、とくに花弁が小さくなっている。また、蜜や芳香などの量も少ない。
1回だけ起きた進化に着目して議論するだけでは、それが偶然か必然かはよくわからない。
しかし、繰り返し進化(平行進化)した系統のあいだに共通のパターンが見られるとしたら、そこには何らかの必然性があるはずだ。
査読者へのコメントに対応しながらひりひりと感じていたのは、こここそが科学研究の最前線であり、いわば「知のバトルフィールド」だということだった。私たちの最新の成果が世に出るかどうかは、この匿名の査読者3人を納得させられるかどうかにかかっている。
『ミニ特集:植物を科学する本 日本 その4』
『ミニ特集:植物を科学する本 日本 その3』
『ミニ特集:植物を科学する本 日本 その2』
『ミニ特集:植物を科学する本 日本 その1』
『ミニ特集:植物の世界を語る本 海外その2』
『ミニ特集:植物の世界を語る本 海外その1』
『ミニ特集:文化と植物の共演 その2』
『ミニ特集:文化と植物の共演 その1』
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