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科学な本のご紹介: 入門向け『図解雑学 殺人犯罪学』

科学に佇む書斎



ドクロ丸Pixabay 

科学の本殺人の検挙率は、2007年は96.5%である。長期的に90%以上で安定しており、他の先進国と比べても高い水準を保っているといえる。

科学の本日本における殺人件数と殺人率(殺人発生率、人口10万人当たりの認知件数で表す)は、1960年以降最近まで、ほぼ一貫して低下してきているのである。特に男子青少年においてそれが顕著だ。

科学の本2007年の殺人の認知件数(警察が発生を認知した件数)は、戦後最少の数字だった。
 一般の方々が「近年凶悪犯罪が増えている」と感じるのは、犯罪被害者の保護意識の高まりなどを背景に、マスコミが殺人事件などを積極的に(ややワイドショー的に)取り上げていることなどが影響しているのかもしれない。

科学の本殺人の発生時刻を調べると、夜から明け方(午後6時から午前6時)に多く、6割強がこの時間帯に起きている。特に午後8時から午前2時までの6時間で3割強の事件が起きている。

科学の本女性が加害者となる殺人では、被害者の9割以上が両親、夫や愛人、そして子どもなどの家族や身内であり、特に子どもは7割弱を占めている。
 一方、男性の殺人犯の場合、家族や身内が被害者となるのは4割強ほど。

科学の本未婚の母や母子家庭に手厚い福祉行政を実現しているスウェーデンでは、女性が起こす嬰児殺人はほぼ皆無である。

科学の本殺人の発生場所については、男性被害者の約4割が自宅で殺されており、女性被害者ではこれが7割弱を占める。自宅がけっして安全な場所とはいえないことを示す興味深いデータである。



 
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殺人犯罪学 (図解雑学)


『図解雑学 殺人犯罪学』
 影山任佐
 ナツメ社  


ぶっちゃけ、あんま評判の良い本ではないです。「犯罪学で一冊だけ推薦するならどれにする?」と言われたら、この本はあがらない。
でも、著者は長くこの分野にたずさわってらして、雑学よろしく各種数値やデータをいろいろ盛り込んでくれているので、シリーズタイトルの「図解雑学」がまさにふさわしいような犯罪学本になってたりする。

 
→『ミニ特集:犯罪捜査研究の本 その2』
→『ミニ特集:犯罪捜査研究の本 その1』
→『ミニ特集:犯罪をめぐる心の研究の本 その4』
→『ミニ特集:犯罪をめぐる心の研究の本 その3』
→『ミニ特集:犯罪をめぐる心の研究の本 その2』
→『ミニ特集:犯罪をめぐる心の研究の本 その1』
→『ミニ特集:犯罪研究の本 海外』
→『ミニ特集:犯罪や不正行為とヒト心理の本』
→『ミニ特集:犯罪を考える本 日本』
→『ミニ特集:刑務所と厳罰化の影響を考える本』
→『メディアの性質と治安悪化神話』
→『ミニ特集:裁判と心理』
→『ミニ特集:子殺しの研究』
→『ミニ特集:ストーカー』
→『ミニ特集:日本の罪と罰についての本 その4』
→『ミニ特集:日本の罪と罰についての本 その3』
→『ミニ特集:日本の罪と罰についての本 その2』
→『ミニ特集:日本の罪と罰についての本 その1』
 



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 No.2008,1226
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