『観察する目が変わる昆虫学入門』

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不完全変態を行なう昆虫の幼虫は、成虫とほとんど同じ形態をしています。(不完全変態する昆虫の幼虫のことを 若虫 わかむし とよぶこともあります)
雪の多い地域に棲むセッケイカワゲラ(ユキクロカワゲラ)は、成虫になる時期が冬で、寒さに適応しているばかりか、日が当たって体が温まると雪の中に潜り込み、体温が上がりすぎないようにします。
スゲーッ!
セッケイカワゲラがいっぱいいる♪ pic.twitter.com/4gGNVNKiT7
— takahiro (@tobineco) 2015, 1月 4
外骨格でおおわれている昆虫は、脱皮の際、外皮と通じている呼吸器官の気管も一緒に脱皮します。セミの抜け殻の内部に白いひもが入っていますが、これが脱皮した気管なのです。
ヒグラシの腹部に白いものがついていることがあります。これはセミヤドリガの幼虫で、セミの腹部に付着して、表皮の薄い環節間膜(かんせつかんまく)とよばれる部分からセミの体液を吸っています。
セミヤドリガの幼虫 https://t.co/Bl9h1JropJ に寄生されているヒグラシ。 pic.twitter.com/ukHOBC72iC
— よたか堂/kenkaizu (@tuchihannmyoo) 2016年8月9日
セミヤドリガの幼虫ホストより離れて降下中(糸が見えませんが) pic.twitter.com/dkXZl6wubt
— おはる (@oharu0408) 2017年8月14日
セミヤドリガの関連画像ハリネズミ
— かりんとー (@karinto_nekosan) 2017年2月13日
確かに似てる
虫注意 pic.twitter.com/52ygyQTGnL
告知もせず、ひっそりと展示していたセミヤドリガが羽化しました。幼虫は見たことがあっても、成虫を見たことがある人は少ないのでは? 興味のある方はいるでしょうか?
— 大和市自然観察センター(泉の森) (@shirakashinoie) 2016年8月27日
詳しくはコチラ↓をhttps://t.co/mIQQmS6dxD pic.twitter.com/HQ2f1L6RVf
カメムシの仲間はいずれも、口吻(こうふん)といって汁を吸うのに適したストロー状の口をしています。セミ、アメンボ、カイガラムシもカメムシの仲間です。
驚いたことに「マサカカツオブシムシ」という名が付けられた種もいて、その形態からカツオブシムシというコウチュウの仲間には見えなかった、という驚きが伝わります。
ふざけた和名だけど気持ちはわかる。マサカカツオブシムシの成虫。♀は無翅。 pic.twitter.com/vjV3MN3tvo
— Acleris(あくれりす) (@Acleris) 2014, 5月 8
Bさんから『観察する目が変わる昆虫学入門』(ベレ出版)を頂きました。感謝。昆虫とは何か、から観察の仕方、防除など応用(学ぶ意味)までを見通せる読みやすい一冊。高学年ないし中学生から読めそうなので、これから昆虫を知りたい人によいかと。 pic.twitter.com/Pk9VlTdJR7
— いずもり・よう (@yizumori) 2013, 12月 11
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『観察する目が変わる昆虫学入門』
野村昌史
ベレ出版
ということで、ちょっと微妙にタイトルには応えきれていない内容だけれど、広く浅くそして害虫防除的にも、入門者向けなお勉強になることがいろいろと書いてあります。










