ねこんの英語ブログ | TOEIC・英検・Anki・海外旅行・マルタ留学

英語ができるようになりたい、英語話したい、資格取りたい、海外旅行行きたい、という人のブログ。作者はTOEIC985&英検一級。Ankiヘビーユーザー

熟語をAnkiで2000個覚えたら見えてきたことを書く

熟語を最近覚えている

英単語を15,000語近く覚えて小説やドラマなどが格段に読みやすくなった私ですが、それでもよく辞書を引いていることに気づいた。しかも簡単な単語の羅列に対して辞書を引きまくっているのだ。そこで気づいたんですね、イディオムって全然覚えてなくない?ということを。

既知単語のレベルに対して熟語のレベルが追いついてないって感じ。
書道で硬筆5段なのに毛筆10級みたいな感じ。なんかもっとわかりやすい例ないかなー。テニスでサーブ上手いのにボレー下手とか?いや違うな…ティンパニ得意なのにマリンバ下手とか、いやこれも違う。とにかく単語と熟語のレベルがちぐはぐしすぎていることに勘付いてはいたんですね。

でも熟語ってどうやってしっかりがっつり覚えたらいいんだろーと思っていたところ、TwitterでSIL6000というものの存在を教えてもらいました。SIL6000のSILとは (Standard Idiom List)の略で、アルクが選定した6000の熟語がリストになっているというものです。しかも600個ずつレベル分けされており、初歩の初歩からレベルの高い熟語まで順番に掲載されているというもの。

すぐにAnki化したい!と思い立ち上がりました笑

まずデータの元となる英辞郎を購入⤵️

私のTwitterの友人でありAnki仲間でもあるちょこさん(@choco_zukushi)と相談して、手伝ってもらいながらデッキを作成しました。

そして、回していくこと1ヶ月弱・・気づいたことがありました。

気づいたこと:よくわかってないのに無視してた熟語多すぎ

気づかないふりをしていた、実はうろ覚えだった熟語が多すぎるということ。
「私、本当は彼のこと何にも分かってなかった、気づかないふりをして逃げてるうちに
知らないことまで知っているふりをするのが得意になってきて、、本当は分かってないのに、分かったような気がして強がって・・(略)」
みたいな、、若い頃こんな感じの恋愛相談を永遠にしてる人っていたよね?!(誰)
まさにそういう感じ!!!!

「わかったようなふりして実はちゃんと意味を捉えられていなかった単語」って多いよな〜。というのは実は2019年にAnkiをやり始めた当時に英検準1級〜1級レベル(SVL9000-12000)の単語(熟語じゃないよ)を回していた時にも同じことを感じていました。

「あー、この単語はなんとなくポジティブな時に使うやつ!」
「あーこの単語はなんか不動産?系の話題で使うやつ!」 

みたいな感じで、じゃあ意味はなんなの?人に説明できる?使える?て言われたら

「・・・」

みたいな。今回熟語をAnkiを使ってたくさん覚えていく過程で、似たようなことを感じたんですよね。

「これよく見るやつー!でも意味は?えーと・・。」

みたいなのがボロボローっと出てきました。

そして英検2級レベルの問題をやってても思ってたんだけど、既知語彙に対して、知らない熟語が多すぎるのよね。別に受験勉強サボってきたわけじゃないし(センター試験185点)、それなりに英語頑張ってきたはずなんだけど熟語、穴だらけだったんです。例えばだけど、英語垢の人に見られたらそんなのも知らなかったのかって炎上するかもしれんのだけど(笑)、私、数年前まで「in vain」を知らなかったんですよ。この単語、二級の語彙問題で何回か見てそれで覚えたんだけど、なんかこれよく出るなーって思ってたんです。そしたら、SILではすごい最初の方に出てくる単語だったんですね。番号にして947番。つまりレベル10まであるうちのレベル2ですよ2。as a resultとかと同じカテゴリーよ?笑

なんか、なんでもっと難しい単語いっぱい覚えたのに「in vain」知らないんだよ、そっち先に覚えたほうが良くない?て思えてきちゃったんですよ(私の場合はね)。知ってる単語と熟語のレベルを合わせたいなと。

SILは6,000語の熟語を600語ずつ10個のレベルに分けているところもいいんですよね。

こんな感じ↓(各レベルこのくらいの熟語が600個ずつ)

Level1 : next door to(〜の隣に), get cold(寒くなる)
Level2 : out of order(故障した), in vain(無駄な)
Level3 : needless to say(言うまでもなく), do A harm(Aに危害を与える)
Level4 : sit around(のらくら暮らす), on edge(神経質な) ←今私はこのレベルを覚えているよ!
Level5 : kick in(効果を発揮する), hit the road(出発する)
Level6 : sail through(楽々とこなす), for dear life(命からがら)
Level7 : spill the beans(うっかりバラす), know a thing or two(抜け目がない)
Level8 : small potatoes(くだらないもの、はした金), on a platter(楽々と)
Level9 : play the field(多くの異性とデートする), paper tiger(こけおどし)
Level10 : a ball of fire(やり手), a diamond in the rough(磨けば光る人)

ですので、既知語彙のレベルに合わせて「私はまずレベル2くらいまでを完璧にしたい!」とか、「レベル9,10はまあいいから8までは覚える!」とか目標を定めやすいのもSVLのいいところだなーと思いました。

熟語を覚えて変わったこと

海外ドラマがすごい観やすくなりました。海外ドラマってこんなにイディオム出てくるんだなーと思ってびっくりしました。単語を15,000語くらい覚えた段階で海外ドラマ見るのはかなり楽になった(単語がわからないせいで聞き取れないというのがなくなった)のですが、それでもかなり聞き取れないなと思っていたんです。そこで聞き取れないところを一旦停止して調べてみると

①そもそも話すスピード早すぎ
②知らない熟語が使われてる

この2つの理由が挙げられました。字幕を見て「あっ、これは熟語だな」と思ったものはAnki上で検索すると大体出てくるので、そうするとやったー⭐️という気持ちになります笑 このことからも気づいたのですが、私の場合熟語の中でも口語で使われる表現が弱い気がしています。英作文で使うような熟語はよく覚えてるけど、ドラマに出てくるような口語表現をいっぱい覚えられたらもっとスピーキングも楽になったり楽しくなったりしそうですよね。こんな感じでドラマも併用しながらどんどん理解できる熟語・スピーキングで使える熟語を増やしていきたいなと思います。

終わりに

これを読んで
熟語が・・・・したいです
てなった人多いんじゃないですかね?

ぜひ一緒に勉強しましょう⭐️どうぞ

Ankiに関する記事はこちら
ryugaku-summer.hatenablog.com
ryugaku-summer.hatenablog.com
ryugaku-summer.hatenablog.com