2019年 7月31日 宮城県 松島町の瑞巌寺と観欄亭,西行戻しの松

2019年09月11日
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宮城県 仙台都市圏
瑞巌寺
「みちのく古寺巡礼四寺廻廊」
先の山寺のドライブで結願成就したのですが・・・実はその時にまた新しい巡礼の御朱印もいただいておりまして・・・
ということで四寺廻廊2巡目で瑞巌寺を訪れました。
瑞巌寺のHPからのコピペです。

 瑞巌寺に残る文書『天台記(てんだいき)』は、天長5年(828)慈覚大師(じかくだいし)により天台宗延福寺(えんぷくじ)が建立されたと伝えています。正元(しょうげん)元年(1259)頃、執権北条時頼は天台宗徒を追放し、代わって法身(ほっしん)を開山に迎え、臨済宗円福寺(えんぷくじ)を建立しました。
 円福寺は、瑞巌寺に残る雲板や発掘調査結果などから、14世紀初頭頃に伽藍(がらん)全体が整ったと思われますが、残念ながら伽藍配置や規模は不明です。わずかに「一遍上人絵伝(いっぺんしょうにんえでん)」(14世紀写本)だけが、二重の回廊をもつ姿を伝えています。当初、臨済宗建長寺派に属し、鎌倉幕府御祈祷所として栄え、室町時代には五山十刹(ござんじっさつ)制度の諸山から十刹に昇りその高位を保ちました。戦国時代に入ると次第に衰退し、天正6年(1578)頃、臨済宗妙心寺派になりました。
 江戸時代初期、名刹円福寺の衰退を憂いた伊達政宗は、新たに伽藍を造営し、寺名を瑞巌寺と改め、その復興を行いました。

国道45号線から山門を抜け参道をゆっくり歩きます。
以前は鬱蒼とした杉並木でしたが,震災による塩害でほとんど切り倒され,見晴らしがよくなりました。
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本堂は中門から入らずに,右手側の庫裏から入ります。
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中門と本堂です。本堂と廻廊は国宝に指定されています。
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中門をくぐった庭の左右に政宗が朝鮮出兵(文禄の役)の折,持ち帰ったという梅の木,臥龍梅があります。
政宗隠居後の城跡,宮城刑務所にもあり,こちらは国の天然記念物に指定されています。
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庫裏も国宝に指定されています。
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他に中門右手にある御成玄関も国宝に指定されています。
伊達政宗が築いた桃山建築の典型らしいです。
格式が高い?のかちょっと敷居が高い感じのするお寺です。
あまりお寺らしく感じないのが戦国時代をものがたるのでしょう。
日光東照宮で有名な左甚五郎作の彫刻もあったりして,感心しました。
瑞巌寺の御朱印です。
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観欄亭
松島町のHPからのコピペです。

この建物は文禄年中に豊臣秀吉から伊達政宗が拝領した伏見桃山城の一棟で、江戸品川の藩邸に移築したものを二代藩主忠宗が一木一石変えずこの地に移したものと伝えられています。
現在観瀾亭では、抹茶等も提供しておりますのでのんびりと旅の疲れをおとりください。

松島は観光地ですが,国道45号線が通る物流の要衝でもあります。
お世辞でも静かな観光地とは言えないのですが,ここにはなぜか静けさが流れています。
松島の風景を愛でながら,冷たい抹茶と美味しいお菓子をいただきました。
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敷地内にあるセコイヤの化石です。
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きっと昔とは景観も異なりますが,福浦島や五大堂が見えたり,他の島も間近に観られますよ。
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西行戻しの松
宮城観光キャンペーン推進協議会公式HPからのコピペです。

名所を求めて諸国を遍歴していた西行法師が、この地の松の下で童子との問答に負け、身を恥じて松島行きを断念したという伝説が残る場所。
展望が良く、松島湾を一望できる。
絶好の朝日スポットとして知られるほか、春には松島海岸一の桜の名所として人気が高い。
ちなみに、問答にて西行法師の松島行きを断念させた童子は日吉山王神社の権化の化身だったと言われている。

おしゃれなカフェがあって,眺望と美味しいコーヒーとケーキいただきました。
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風光明媚なところは全国各地に数あれど,宮城県民にとって松島は心の故郷の一つなんでしょうね。
多くの地震で景観を変えてしまいましたが,きっとこれからも宮城県民にとって特別な場所なんでしょうね。
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Snufkin
Posted by Snufkin
ご訪問ありがとうございます。
気に入ったところは何度でも行っちゃうんです。
どうぞよろしくお願いします。

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