最近中古CD屋に行くたびにジャズのCDを数枚買っている。今まで何度もジャズを聴こうと思って、ある程度CDも持っているんだけど、結局飽きるのかなんなのか、ジャズに深く入り込むこと無くロックやソウルを聴いてしまう。
でもまたジャズのCDを買うようになったのは、なんとなく吹っ切れたものがあったから。それはジャズなんてわかろうとしたってわかるわけ無い、というそもそも論。
アフリカを起源とする音楽に西洋のアレンジを加えてアメリカの奴隷制度時代によるアフリカからの移民である黒人達による民族音楽の進化……
なんて日本人の僕なんかにわかるわけ無いのだ。ただ、その音一つ一つ、そして演者が奏でる音階一つ一つを、リズムに乗りながら追っていくと、なんとなく気持ちよくなって、楽しくなって、徐々にわかった気になってくる。
あくまでも「わかった気になる」だけであって、実際わかるはずなんて無いのだけど、家で酒を飲みながら、パーソネルを眺めて、その演者達を検索したり、Amazonで他のCDを探したり、「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」からどんどんAmazonの深みにはまったりしていく時が妙に楽しい。
今だとAppleMusicで何でも聴けるんだけど、CD屋で出会った中古CDを、家で酒を飲みながら愛着を持って聴くことに喜びを感じております(笑)
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