金沢工業大学は、2025年2月25日に全国の高等学校および教育委員会関係者を対象とした「第2回DXハイスクール応援プログラム」を扇が丘キャンパスで開催する。参加費無料で、事前申込が必要。参加申込は、2025年1月8日より受け付ける。
同プログラムは、デジタル技術を活用した探究学習や情報I・IIの履修など、文部科学省によるDXハイスクール等の採択により高校教育現場で推進される教育DXを支援する取組みの一環として行われる。
教育DXとは、デジタル技術を活用して教育の質を向上させる取組みであり、近年その重要性が増している。金沢工業大学は、教育DXの推進を通じて高校教育の現場をサポートし、次世代の人材育成に貢献することを目的としている。今回のプログラムでは、30を超える多様なプログラムが用意されており、高校教員や教育委員会関係者が参加できる。
プログラムの内容は、高等学校と金沢工業大学の連携によるデジタルを活用した探究学習の事例紹介や、AI基礎に関する学習の事例紹介、大学教員によるデジタル技術を活用した教育方法に関するセミナー・ワークショップなどが含まれる。また、大学生によるデジタルを活用した課外活動の紹介や、高校教員と大学教育の教育DXに関するフリートークも予定されている。
開催日時は2025年2月25日9時30分から16時30分までで、会場は金沢工業大学の扇が丘キャンパス23号館など。一部のプログラムはオンライン視聴も可能で、オープニングや3つのプログラムが対象となっている。参加対象は高校教員および教育委員会関係者であり、DXハイスクール採択校を問わず参加が可能だ。
プログラムの詳細には、デジタル機器を活用した探究活動の事例や、AIの基礎を学ぶ出張授業の例、デジタルモノづくりを通じたカリキュラム開発などが含まれる。さらに、教育DXを先進する大学の講師陣によるセミナーやワークショップも24プログラム用意されており、AIやデータサイエンス、プログラミング、xR技術、デジタル機器の活用方法など多岐にわたるテーマが取り上げられる。
課外活動としては、AIやxR技術を活用した学生の課外活動をポスターで紹介するセッションや、高校教員と大学教員による意見交換の場であるDXフリートークが予定されている。さらに、デジタル機器の展示・操作体験、個別相談、キャンパス見学も行われる。
