ぽんぽこ日記

プログラミング、読書、日々の生活

長野県松本市でワーケーションしてきました

夏のワーケーション

今年の夏、2024年8月から9月の2ヶ月間、ワーケーションとして長野県松本市で生活していました。

松本市を選んだのは以前からサイクリングの目的で何度か来ていて、真夏でも湿度が低く朝晩は涼しいことを感じていたためです。


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以前からジャーナリストの佐々木俊尚さんの記事などを読んで2拠点生活に憧れており、まずはお試しということでやってみました。

fin.miraiteiban.jp

後はまあ、いわゆるコンフォートゾーンから出て暮らしてみるということを試したいと思ったのもあります。

車に荷物を詰め込んで出発

場所

滞在先は松本市郊外・里山辺という地区の1DKのマンスリーマンションを借りました。リモートワークに欠かせないネット環境については、少しハプニングがありました。マンスリーマンション会社が提供しているWi-Fiサービスが思った以上に使い物にならず、一瞬焦りましたが、マンション自体に引かれていたネットワークがそこそこ快適だったため、結果的には問題なく仕事を進めることができました。 「ネット環境の善し悪しはワーケーションの死活問題」と痛感した出来事です。今後、同じような挑戦を考えている方には、事前の調査を強くお勧めします。リスク回避のためにWimaxの端末も契約したのですが、ギリギリ高速通信が出来るエリアから外れており、こちらもほとんど使いませんでした。

作業机

モバイルモニターを2台持って行ったのですが、これは妥協せず大きなモニターを用意すべきでした。ちょっと作業効率が落ちたかも。机は備え付けのものを縦に並べて置きましたが、それでも狭かった。

マンション側に設置の埋め込み型Wi-Fiルータ。こう言うものがあるんですね。

松本市の夏:快適な気候と澄んだ空気

松本市の夏は、日中の気温こそ上がるものの、湿度が低く非常に過ごしやすい環境でした。 普段住んでいる神戸では湿気の多さに悩まされていましたが、松本の空気の爽やかさには 感動しました。特に朝、目覚めたときに、鼻が詰まってたりしなくて、違和感がないという のが新鮮な体験でした。こうした環境の変化が、心身に与えるリフレッシュ効果は非常に 大きいと感じました。

今年は夏がおわる頃に感じる疲労感の蓄積、いわゆる夏バテ感が例年に比べると少なかったような気がします。

ワーケーションのデメリットと気づき

もちろん、すべてが順調だったわけではありません。松本市ならではの課題もいくつかありました。

道路事情

まず、道路事情があまり良くありませんでした。道が狭く、車の通行量が多い印象です。 ただ、運転マナー*1は世間で言われているほど悪くはなく、トラブルや不快なことは特にな かったです。これについては、正直、車で出るのがおっくうだったからあまり運転しなかったということもあります。

交通マナーについては散々言われているせいか、マナーの向上には自治体ぐるみで力を入れているらしく、長野県 は横断歩道で停止して歩行者にゆずる比率は一番高いそうです。

食材事情

意外だったのは近所のスーパーでの買い物です。内陸部ということもあり、海産物の品揃 えは期待していませんでしたが、野菜まで品不足に感じられたのは少し残念でした。

少し離れた「ツルヤスーパー」はいろいろ品揃えが良いのですが、クルマで移動するのに躊躇していて、自転車ではちょっと遠いので頻繁に通うのは現実 的ではありませんでした。

自炊の難しさ

また、1DKのキッチンは狭く、凝った料理をするのは難しかったです。一人暮らしのため、 冷凍食品に頼ったりと、どうしても食事が偏りがちに。外食も近所にイオンモールはあっ たものの、手頃で気軽に行ける飲食店は点在しており、食事のバリエーションを増やすに は少し工夫が必要でした。

ワーケーションのまとめ

今回のワーケーションは、仕事と生活のバランスを考える上で多くの気づきを得る機会と なりました。松本市の自然や気候には大満足で、日々の忙しさから離れた新しい働き方の 可能性を感じました。一方で、ネット環境や食事などの課題も見つかり、次回以降の準備 へのヒントとなりました。

もし皆さんがワーケーションを検討しているなら、自分が重要視する条件(ネット環境や食事、交通の利便性など)をしっかりリサーチすることをお勧めします。松本市は間違いなく魅力的な場所ですが、自分に合ったプランニングが成功の鍵になると感じました。

その他

バーの都・松本

人口比で日本一バーの数が多い街(二位は神戸市)ということで、滞在中はいくつかのお店に行きました。一般的なオーセンティックバーともカジュアルなバーとも異なる個性的なバーがこちら。

ビヨンセがプロデュースしたウイスキー

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こちらはダンディーな年配の紳士のバーテンダーさんがいとなむ渋いお店。

カリラ 12年

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松本山雅FC

松本市と言えば松本山雅FCのホームタウンとして、熱い支持がある街として有名です。私は 9月7日の大宮アルディージャ戦を観戦しました。生まれて初めてサッカーの試合をスタジアムで生観戦しました。

この日もJ3でありながら11,169人の動員 でした。負けましたけど。

今年の平均動員数は8,489人で大宮アルディージャを抑えて一位、最大動員試合 もAC長野パルセイロ戦、つまり信州ダービーの14,411人でした。惜しくもJ2降格を逃しましたが、来年は頑張ってほしいですね。

vs 大宮アルディージャ戦
山雅応援バナナ
ドアマットにも

その他

毎年夏には音楽祭が開催され、音楽の街としても有名ですね。

これは松本市のゆるキャラ、アルプちゃん。バイオリンを持っているのがポイントです。

アルプちゃん(状態:石化)

休日には近所をサイクリングしました。家から5分でこの風景が楽しめるのは値打ちがあります。

薄川

薄川沿岸の公園から美ヶ原高原を望む

お買い物などに活躍したクロスバイク

オススメのお店

ツルヤスーパー

ツルヤスーパーオリジナルの赤ワイン

華陽麺坊の麻婆定食

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SEIROの香港やきそば

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*1:「松本走り」とか言うらしい