2024年に読んだ本 今週のお題「読んでよかった・書いてよかった2024」

今週のお題「読んでよかった・書いてよかった2024」

そこそこ読んだけど、あまり印象に残ったものは多くなかった一年でした。

テスカトリポカ (角川文庫)

本の雑誌2024年11月号の犯罪小説特集にも「犯罪叙事詩」カテゴリーでノミネートされていた直木賞受賞作。 メキシコのギャングの残虐描写とアステカ神話の異様性が渾然一体となった作品。

テクノ・リバタリアン　世界を変える唯一の思想 (文春新書)

世界を牛耳る超富裕層が夢想する社会思想について紹介するノンフィクション。 ディストピア小説を地で行く印象。この本が出た後、イーロン・マスクが政権の中枢につくという事態になり、ますますこの本の内容が重要になると思います。

統合失調症の一族　遺伝か、環境か

多産の大家族の大半が精神疾患を発病したという実際の記録。 この本で描かれた一家の境遇には、数年前に読んだ 「エデュケーション」との類似性も感じました。

エデュケーション　大学は私の人生を変えた (ハヤカワ文庫NF)

ラインナップとしてはなかなかアクの強い本が並びましたね。

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