ノープランで初釜山(プサン)に行った結果www(2/2)
前回の記事がこちら。
いざ2日目。
トラブル続出です。
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自力でタクシーに乗る
まず、1日目の疲労が取れなかったので、飯も食わずに昼3時に自称世界で一番大きいという新世界(Shinsegae)ショッピングモールで地元民の友人(前回参照)と待ち合わせします。
ここで、自力でタクシーを捕まえ、ホテルから新世界まで行かなければならない訳です。
マジ新世界。
まず、タクシーが全然通りません。通ったとしても、既に客が乗っています。何度客が乗ってるタクシーを止めようとしてスルーされたことか。こんな悲しいことはありません。
やっとタクシーを捕まえて「シンセゲ プタカムニダ(新世界までお願いします)」と言います。
オッサンは走り出しましたが、同時に韓国語でうわーっとまくし立ててきました。
おかしい。
友人は「新世界って言えばいいから」と言っていたはずなのに、このオッサンはなぜ「新世界」で分かってくれないんだ?
とりあえず「Sorry, I can't speak Korean. I am Japanese. Would you drive to Shinsegae?」と英語で言い直すと、オッサンはこう呟いた。
「ソーリーコリアン・・・?」
終わった。
もう先行きに不安しかない。
とりあえず「シンセゲ」を連呼する。確か友人が地下鉄の入り口が近くにあると言っていたので、「シンセゲ!サブウェイエントランス!シンセゲ!」と、なるべく、あえてカタコトの英語で言ってみる。
オッサン「※▶☆%#!!+¥:>#$%!!」
やべえ何言ってるか分かんねえ。
こうなったらグーグルマップだ、それしかない。
私はグーグルマップで住所を出し、運転手に見せる。
オッサン「※▶☆%#!!+¥:>#$%!!」
やべえ何言ってるか分かんねえ。
でもなんとなく「んなことはもう分かってるよ!」的な感じに見える。まあいいか、とりあえず待機しよう。
韓国語は喋れないと何度も言うのにどうしてか韓国語で執拗に話しかけてくる運転手。
「Sorry I can't speak Korean」と言う度に「ソーリーコリアン・・・?」としょんぼりしてくる。
いったいどうしろと。
何故か香港の話を始めた運転手に(ホンコンだけ聞こえた)愛想笑いをキメ続ける拷問を終えると新世界に到着。
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世界最大のショッピングモール、新世界
あれ・・・?私いつからあんな語り口に・・・?
気を取り直して、友人が「12階で会おう!」と言ってきたので、案内のお姉さんに話しかけます。どうやら英語より日本語の方がいいみたいです。
「12階ってどうやったら行けますか?」
と尋ねると、
「ハ?9階までしかないですよ?」
と言われます。
ごめんすぎ。
どうも12階ではなく12番ゲートだった模様。無数にある出入り口の中、ようやく待ち合わせに成功。とりあえずビビンパを食いに行きます。
ビビンパってバじゃなくてパなんだね・・・恥ずかしい・・・。
新世界は、福岡で言うとデカい岩田屋みたいな感じです。
特に面白いもんなかったので、SKIN FOODで化粧品とパックだけ買ってそそくさと退散しました。
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ビーチ飲み
新世界の食料品店で酒を購入し、Gwangalliビーチにタクシーで戻ります。
浜飲みスタートです。
日本と同じく韓国でもビーチでの飲酒は禁止されていないので、音楽を流しながらぐでぐでします。
はー最高。
私「韓国ってジェンダーレスな男の子多いよね」
友人「でもゲイは受け入れられてないよ」
私「えなにそれウケる」
友人「ゲイのためのバーとかも無いし、生まれてから韓国で見たこと無い」
私「マジかよなんなの」
みたいな話をしながらサンセットを待ちますが、一向にサンセットが来ないので、ABSOLUTEウォッカを一本空けかけます。
やべえやべえと言いながらホテルに退散。
今度はホテルの最上階でサンセットを拝みます。
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ホテルアクアパレスからの夜景
自室やスカイバー(屋上にあるバー)からはサンセット自体を見ることはできないんですけど、とにかく360度広がる夜景がはんぱねえ。
酒をシバきながら大興奮で拝みました。
さて、スカイバーから自室に戻り、自室から夜景を拝みながら更に酒をシバきます。
また二人でウォッカを1瓶空けかけたところで「あぶねえあぶねえ」と言いながらクラブに向かいました。
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クラブAbyss
さて、そこそこ酔っ払ってる状態でクラブに向かいます。どうも友人がゲストリストを取ってくれていたみたいで、普通に入ろうとするとエントランスで2000円はかかるところをタダで入れました。友人すごい。
12時ごろにクラブに入ると人はまばらなんですが、2時ぐらいになるとかなり人が増えます。中はこんな感じ。
とりあえず友人と飲み始めます。
すると、バーテンが突然何かをスタート。
ブロックを積み上げて、倒した奴が飲むゲームみたいなアレが始まります。
はじめまして、誰かの指と私の手と友人のテフンです。
バーテンももちろん参戦で、どんどん積み上がっていきます。
デブ(私)も頑張ります。
うん結構ガチ。
高くない?めっちゃ高くない?だいぶ白熱してない?
この後テフンが倒してしまい、バーテンが何故か私にもウォッカを出してきました。
ふざけろよ。
※ここから、ひたすらブロックを積み上げながらウォッカを飲んでいたこと以外の記憶が全くありません。
・・・あ、バレました?どうもクラブに入ってから画像のクオリティーがおかしいの、バレました?
私、この後気付いたらベッドでパンイチで寝てたんですけど、スマホを確認したら私がナンパしたらしい女の子からメッセージが35通届いておりまして、実はクラブAbyssでの画像は彼女が送ってきてくれたものなんです。
もちろん撮られていたことは覚えていません。
つーか何があったのかもどうやって帰ってきたかも覚えてません。
思い出そうにも二日酔いでグロッキー状態です。
とりあえずパンイチで昨日の痕跡を探します。
あった。
テフンに「ごめん何も覚えてないんだけど・・・」と連絡したところ、「俺も覚えてないよ!気付いたらGwangalliで吐いてた!」とのお返事が。
覚えていないということは楽しんだ証拠ですね。
とりあえず胃液を全部吐いてちゃんと福岡に帰りましたが、プサンから帰ってきてかれこれ一週間、まだ具合悪いです。
次回は「初プサンで知っておきたいこと」をお送りします。たぶん。
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