二週連続で泣いた
先々週・先週末の二週に渡り、土曜プレミアムで映画「ガリレオ」シリーズが放送されましたね。
ワタスは旅に出る際、いつも単行本を持参してその旅の間に読破するのが好きなのですが、
この二冊も旅行前に購入して、どちらも映画を観る前に原作を読みました。
この二冊も旅行前に購入して、どちらも映画を観る前に原作を読みました。
「容疑者Xの献身」・・・この小説は、ワタスが今まで読んだミステリー小説の中で一番泣けた作品。
こんなにも切なくて悲しいミステリー小説を、ワタスは他に読んだことがありません。
ラストで石神が泣き崩れるシーンは、今思い出しても涙が出てきます(T T)
かつては大学の同級生で、天才物理学者・ガリレオこと湯川に「天才」と言わしめた石神。
原作の中での石神は「髪の薄い丸顔の老け顔」だったため、その石神を演じるのが堤真一ということに違和感を覚えました。
しかし、家庭の事情で数学の研究者になる夢を諦めて高校教師になり、
自分の才能を全く発揮できない生活に絶望していた彼を、堤真一は見事に演じていました。
映画を観たあとは、彼以外に石神を演じられる人はいないと思ったくらい。
自らの命を絶とうとしていた石神の人生に、突然現れた太陽のような花岡母娘。
絶望で真っ暗闇だった石神の人生に、光を射してくれた彼女達のために石神が払った大きな犠牲は、
どんなことがあっても許されるものではないけれど、やっぱり捻じ曲がっていてもワタスがこの世で一番尊敬する
行為である彼の自己犠牲、そして見返りを求めない愛には、魂が揺さぶられました。
彼の不可解&不気味な言動の裏に隠された真実が明らかになった時、ワタスは孤独な彼が揺るぎない気持ちで
花岡母娘に献身したことを思い嗚咽しましたよ(ノДT)
ウィキペディアによると、本作が「本格ミステリではない」という論争が起こったそうですが、
ワタスは天才・石神のアリバイ工作と、その解明に挑む湯川の戦いには唸ったし、直木賞受賞は当然だと思ったんだけどなぁ。
(↑って、素人は黙れと言われそうですが・笑)
この映画を観るのは二度目でしたが、最初の時と変わらず最後まで夢中で観ることが出来ました。
そして先週土曜日の「真夏の方程式」・・・地上波・初放送のこちらもすごくよかった。
映画では、もちろん小説ほど物語が細かく描かれてはいませんが、それでもすごく原作に忠実な印象を受けました。
近づかれるとじんましんが出るほど子供が苦手の湯川が、初めて拒絶反応が出なかった恭平少年に「博士」と慕われ、
心の交流を深めていく姿や、最後まで彼を子ども扱いしなかった湯川が、別れる際に恭平に言った言葉にジーン(T T)
地元の海を守る活動をしている、川端成美を演じた杏の演技もよかった。
顔は似ていないけれど、やっぱり父親の才能を受け継いでいるのだなぁと思いました。
それにしても東野圭吾の小説には、よくこんな素晴らしいミステリーを思いつけるよな~と毎度心から尊敬させられます。
天才湯川が活躍する物語を生み出す彼こそ、真の天才なのですよね(*^.^*)
小説が原作になっているドラマや映画にはがっかりさせられることが多々ありますが、このガリレオシリーズは
毎度そんなことがなくて驚きと共に嬉しさでいっぱいになります♪
これはドラマ&映画を製作する方々の努力の賜物ですよね。
ただ、ドラマの続編は最初のに比べると「う~ん」な印象はありましたけれども(←だから、素人は黙れ?笑)
そう言えば、ドラマを観て単行本にがっかりという大変稀なことが最近ありました。
それはチーム・バチスタシリーズの完結編・「ケルベロスの肖像」。
ドラマではそこまでおちゃらけた感じがないのに、小説ではギャグのオンパレードでビックリ。
中村トオル演じるスラッとしてスタイルのいい白鳥が、本の中では小太りの中年男性だったり、
伊藤淳史演じる心優しい田口がひねくれ者だったりと、あまりにドラマの人物像とギャップがあり、
最後まで頑張って読みましたが残念ながら面白いと感じられませんでした・・・。
ま、映画版はドラマ同様シリアスな作品に仕上がっていると思うので、地上波放送まで楽しみに待とうと思います(笑)
ではでは、長々と映画&本の感想を述べましたが、ある程度満足したのでこの辺で♪
(↑ホントはもっとグダグダ書きたい・爆)
今日もステキな一日をお過ごしくださいね~
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どうもありがとうございま~す
ラストで石神が泣き崩れるシーンは、今思い出しても涙が出てきます(T T)
原作の中での石神は「髪の薄い丸顔の老け顔」だったため、その石神を演じるのが堤真一ということに違和感を覚えました。
しかし、家庭の事情で数学の研究者になる夢を諦めて高校教師になり、
自分の才能を全く発揮できない生活に絶望していた彼を、堤真一は見事に演じていました。
映画を観たあとは、彼以外に石神を演じられる人はいないと思ったくらい。
自らの命を絶とうとしていた石神の人生に、突然現れた太陽のような花岡母娘。
絶望で真っ暗闇だった石神の人生に、光を射してくれた彼女達のために石神が払った大きな犠牲は、
どんなことがあっても許されるものではないけれど、やっぱり捻じ曲がっていてもワタスがこの世で一番尊敬する
行為である彼の自己犠牲、そして見返りを求めない愛には、魂が揺さぶられました。
彼の不可解&不気味な言動の裏に隠された真実が明らかになった時、ワタスは孤独な彼が揺るぎない気持ちで
花岡母娘に献身したことを思い嗚咽しましたよ(ノДT)
ウィキペディアによると、本作が「本格ミステリではない」という論争が起こったそうですが、
ワタスは天才・石神のアリバイ工作と、その解明に挑む湯川の戦いには唸ったし、直木賞受賞は当然だと思ったんだけどなぁ。
(↑って、素人は黙れと言われそうですが・笑)
この映画を観るのは二度目でしたが、最初の時と変わらず最後まで夢中で観ることが出来ました。
映画では、もちろん小説ほど物語が細かく描かれてはいませんが、それでもすごく原作に忠実な印象を受けました。
近づかれるとじんましんが出るほど子供が苦手の湯川が、初めて拒絶反応が出なかった恭平少年に「博士」と慕われ、
心の交流を深めていく姿や、最後まで彼を子ども扱いしなかった湯川が、別れる際に恭平に言った言葉にジーン(T T)
地元の海を守る活動をしている、川端成美を演じた杏の演技もよかった。
顔は似ていないけれど、やっぱり父親の才能を受け継いでいるのだなぁと思いました。
それにしても東野圭吾の小説には、よくこんな素晴らしいミステリーを思いつけるよな~と毎度心から尊敬させられます。
天才湯川が活躍する物語を生み出す彼こそ、真の天才なのですよね(*^.^*)
小説が原作になっているドラマや映画にはがっかりさせられることが多々ありますが、このガリレオシリーズは
毎度そんなことがなくて驚きと共に嬉しさでいっぱいになります♪
これはドラマ&映画を製作する方々の努力の賜物ですよね。
ただ、ドラマの続編は最初のに比べると「う~ん」な印象はありましたけれども(←だから、素人は黙れ?笑)
そう言えば、ドラマを観て単行本にがっかりという大変稀なことが最近ありました。
ドラマではそこまでおちゃらけた感じがないのに、小説ではギャグのオンパレードでビックリ。
中村トオル演じるスラッとしてスタイルのいい白鳥が、本の中では小太りの中年男性だったり、
伊藤淳史演じる心優しい田口がひねくれ者だったりと、あまりにドラマの人物像とギャップがあり、
最後まで頑張って読みましたが残念ながら面白いと感じられませんでした・・・。
ではでは、長々と映画&本の感想を述べましたが、ある程度満足したのでこの辺で♪
(↑ホントはもっとグダグダ書きたい・爆)
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by peko_tin
| 2014-06-24 06:00
| 映画・テレビ