『田中一村展 奄美の光 魂の絵画』に行ってきた

なんでか田中一村が好きである。もっとも数ある全ての絵が全部良い! とまではいかなくて、ピンとこないものもあるっちゃあるんだけどジャストミートするやつは本当に凄くてねぇ。特に植物がいいんだわ。鳥もいいけどね。

そんなわけで東京都美術館の『田中一村展 奄美の光 魂の絵画』に行ってきた。

今回は空白とされてきた期間に描かれたものがずいぶん出て来たようで、展示数も初めてみる絵も多くて回るのに3時間くらいかかった。

中でも銀杏の木の幹を描いたのが凄かったな。黒い墨の中に金が散ってて、パッと見では荒々しい黒っぽい模様なのだけど、止まってじぃっと凝視すると金の光がぐいっと目に入ってきて急に立体的になり、あ、銀杏の木の幹ってこうだよね、となる。絵が上手いってのはどういう能力なのか、ここまでくるとさっぱりわからん。絵が動いたのかと思った。

観覧疲れで腹が減ったので美術館のカフェでカレーを食べた。

あとはふらふらと上野公園を散策して帰ったのだった。

今回はグッズがたくさん出てたよ! 一村のグッズは少ないから貴重だよ!

たくさん買ったら2万円超した。図録も買った。欲しい絵がなかなかポストカードやグッズにならないので、全部収録されている図録を買うしかない。仕方ない。バッグ類はもったいなくて使えない予感しかしない。ピンバッヂも落とすのが怖くて鞄に付けられない。こんな手拭いでトイレの後に手なんか拭けない。額装しようかな。

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