徒然なるままにその日暮らし

夢と現実の間をうろうろしながら
 

卒業






ユニット活動を再開したときから、ここから最初に抜けるのはなえくんだろうと思ってた。
「声優」が本人の一番やりたいことであるなら、メン地下に留まり続けることはないと。
更に体調面での不安。何度も何度も体調不良でライブを欠席したことも、私がそう思っていた要因の一つ。

遅かれ早かれと思っていたことが、今日、急に、なんの前フリもなく訪れた。
「やっぱり」という思いもあるけど、それよりもショックのほうが大きく。
自分でも、「ユニット活動に否定的だったのに」とは思うけど。
「ライブに行くことはない」が既成事実になってしまった。配信ライブを何本か見たことで、現場に行くことへの恐怖心が少しだけ和らいできていたのに。

13日のライブ終わりに激しい腹痛のためにweb特典(Talk Port)を先延ばし(今後やるのかどうか不明)にして以来、「しばらくお休みします」とかろうじてDVCだけアップし続けていたけれど、結局、現場復帰の目処がつかず、いつまでも待たせてはいられないというのもあったのかな。
もともと、持病の関係で免疫力が低いし、身近なところで陽性反応者が出始めたことも、この決断に至った理由の一つだったかも。

私が一番危惧しているのは、このまま引退してしまうのではないかということ。
それは、公式が発表した文章がそんな気配を漂わせてるからなんだけど、ただ、思い返せば、公式は「声優」としての仕事に関しては一切言及したことがないので、「今後の活動」とか「最後まで」とかに本来ならつくはずの「スカシャンのメンバーとしての」という修飾語が省かれてるだけで、芸能活動全体に対しての「最後まで」ではないのかな。
9日の朗読会、来年に延期された朗読劇と、声優としての仕事が少なくとも2本確定してるのに、「引退」とか言われたら。ねえ。
芸能の仕事が好きで、楽しい、嬉しい、だけじゃなく、辛いことも悔しいことも全部ひっくるめて「生きている」実感につながっているって言ってたのに、ここでやめるという選択が…社会情勢的になくはないからこそ、引っかかるんですよね。

そういう不安があるからこそ、5日行きたかった。
帰りの夜行バスにまだ空席が残ってるのに。
だけど、5日はじいさん通院の日で、ばーちゃんと違って検査と診察を1日でやるので、いつ帰れるかわからない。
あるいは途中でじいさんを放置して一旦家に帰るっていうことも考えたけど。
病院から駅に直行すればお金と時間の節約になるけど、それは絶対にしてはいけないことだと思うし。(だって、コロナ患者受入病院だもん)

「なえくんに会えるのは、早くても来年」って言ったのが(言ってしまったのが)本当になってしまった。
もしかしたら、年末にワンチャンあるかも、と思ってたのに。
新規感染確認者が毎日のように「過去最高」になってる現状で上京するのは向こう見ずすぎるよね。

13日のライブを見れてよかった。まさかこれが、3人でやる最後のライブになるとは思いもしなかったけど。
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* Category :エンタメ> 蒔苗勇亮くん
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