作成日:2024年05月07日
「スノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパ」は温泉とサウナだけの利用も可能!話題のスパエリアをレポ! 栃木
栃木県鹿沼市に4月13日オープンした「スノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパ」。受付開始10分で予約が埋まる人気キャンプ場ですが、もうひとつ注目されているのがスパ。鹿沼市民待望の日帰り温浴施設です。どんな施設なのかオープン前日に体験してきました。
大人気キャンプ場内の温浴施設
アウトドアメーカー「スノーピーク」が関東初となる直営キャンプ場「スノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパ」をオープン。既に6月まで土日の予約は埋まっている人気施設ですが、キャンプ以外に話題となっているのが本格サウナも楽しめる天然温泉のスパ。
中央が温浴施設
夜ゆっくり温泉で疲れをとれるのはキャンパーには嬉しい限り。さらに日帰り温浴施設の少ない鹿沼市の人たちも心待ちにしていました。
オープン当日、夜明け前からキャンプ場利用者は車で行列となっていましたが、日帰り入浴施設の受付にも長蛇の列ができていました。
天然温泉と本格サウナ
利用方法
まずは利用方法を紹介します。
最初に券売機でチケットを購入します。
大人(12歳以上700円(税込)、小人(6~12歳未満)350円(税込)、5歳以下の乳幼児は無料です。
時間制限はありませんが、一度出ると再入場はできません。
※2024年5月現在の料金です
鍵の番号と同じ靴箱を使います。
受付でチケットを渡すと靴箱のカギをもらえるので、その番号の靴箱に履物をしまいます。
レンタルタオルと靴箱の鍵
タオルのレンタルは350円。手ぶらで気軽に利用できます。
脱衣所のロッカーは好きな場所を選べます。一番下は大きめ。冬場はコートがかさばるので助かります。
おむつ替え用のベビーベッドやベビーバス、介護用のイスなども用意されていて、幅広い年齢層の人が使えるよう配慮されています。入口から温泉までも段差のないバリアフリー。手すりが多く設置されているのも、地元の人が利用しやすいよう考えられているんだなと感じました。
ドライヤーは無料で使用できます。
内風呂と露天風呂は温泉
浴室には内風呂と露天風呂がそれぞれひとつずつ。
大きな窓からは外が見えるので内風呂も開放的な雰囲気です。壁の高い場所にも窓があるから室内とは思えないほど明るい!
露天風呂からは近くの山々が望めます。
内風呂・露天風呂ともに1500メートルから汲み上げている天然温泉。泉質はナトリウムー炭酸水素塩泉で、入るとあっという間に肌の表面がとぅるんとぅるんになります。まるで肌の表面に美容液のベールができたよう!
「美肌の湯」というだけあって、湯上りの肌はツルツル。しかも、翌日までツルツル状態が続きました。
お湯の温度は42度と平均的な熱さ。
広い外気浴エリアでととのった~!
サウナはMetosのサウナストーブを使用。男性95度、女性90度に設定しているそうです。
セルフロウリュウもできますが、ストーブへの負荷を減らすため15分おきで行って欲しいとのこと。砂時計が置いてあります。
サウナハット掛けまであります。
水風呂は井戸水を使用。通年16度から18度となります。サウナ初心者も入りやすい温度ですね。
なにより感動したのが屋外の外気浴スペース。広い!そして絶景!
スノーピークの椅子が並んでいます。
鹿沼の特産である深岩石のベンチも、ひんやりして気持ちいい。
あまりに心地よくて、あっという間に1時間過ぎてしまいました。
スパのオーナーは熱波師なのだそうで、ととのうための工夫が整っています!
バスアメニティも揃っています。
洗い場は隣との仕切りがあるエリアとないエリアのふたつ。他の人へシャワーの水がかかるのが心配な人は仕切りのあるエリアへ、子どもや高齢者など手助けが必要な人は境のない広いスペースへ。これも考えられていますね。
湯上りはカフェやショップで休憩を!
温泉からあがったあとは、畳敷きの休憩スペースでひと休みしましょう。
同じ施設内にある地元で人気に日光珈琲が運営する「Nikko Coffee Roku」では、自家焙煎のコーヒーをはじめ、フルーツ牛乳や日光天然氷のかき氷も提供しています。
日光天然氷かき氷 900円
日光の天然氷で作ったかき氷は、果実味たっぷりのシロップがかかったふわふわかき氷。食べても喉が渇かない甘さなのが嬉しい。
お腹が空いたらオリジナルのハンバーガーはいかがですか?
隣接するショップでは冷えたドリンクを販売しています。地ビールもありますよ。
鹿沼ブランドの特産品
鹿沼で人気のお菓子やお土産もショップで購入できます。
2024年には鹿沼市に南摩ダムが完成します。2025年にはダム湖畔に大きなアスレチック施設もできる予定。思いっきり遊んだ後は温泉でさっぱりして帰りたいですね。宇都宮市と日光市にはさまれて、今まであまり知られていなかった鹿沼市ですが、これからどんどん面白い場所になりそうです。
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