声オタおにじくんの声学審問H!

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究極のコンパクトサイズのつよつよミニPC出現!KHADAS Mind 2レビュー

おにじと申します。

 

今回は、ガジェットレビュー。

かなり以前、当ブログでKHADASというメーカーの商品をレビューした事がある。

前回は『Tea』というDACを紹介した。非常にMagSafeとの相性が良く、デザイン性も高い商品で面白い商品だったのだが、今回はそんなKHADASさんが出している超絶変態(褒めている)ミニPCをレビューさせていただけることになった。

oniji.hatenablog.com

 

いや、本当にこれは前から気になっていて、実際レビューさせていただけるという事実にちょっと興奮してくるまである。

いや、本当に変態の部類。Khadasの面白い所が出ているというか…

 

ということで、今回は『KHADAS Mind 2』をレビューしていこうと思う。

 

Khadas・Mindとは?

まずKhadasってどこやねんという方もいると思うので、ちょっとだけご紹介。

www.khadas.com

Khadasは2016年に設立された、中国のメーカーである。

まずは、シングルボードコンピューター(SBC)を制作する所からスタート。

『Edge』『Vim』というシリーズであるシングルボードコンピューターはRockchipのSoCを使用した小さいボードで完結しているコンピューターで、UbuntuやAndroidなどを入れて使えるこれはこれで面白いジャンル。

 

そこから、今度はオーディオ関連も並行して開発。

コンパクトなDACである『Tone』や、前述したMagSafeとの相性が抜群のDAC『Tea』等は各種話題を結構呼んだので、オーディオ関連の情報を追っている人にとっては、こちらの印象のほうが強いかもしれない。

 

そういう流れの中で、初のミニPC『Mind』が出来た。

現在は『Mind』と『Mind 2』が出ていて、今回は『Mind 2』をレビューさせていただく。

この『Mind』シリーズは、非常に薄くコンパクトなデザインもかっこいいミニPCで、非常にクオリティが高そうなモデル。

しかも、これに『Dock』や『Graphics』というのがあり、これをガッチャンコして、トランスフォームみたいな感じで合体し、ポートを増やせたり、スピーカー増設出来たりと、なんかもうよく分からないレベルの強化が出来る商品となっている。

いやいや、そんなん普通にゲーミングPC買えとか、普通のミニPCじゃダメなん?とかいう人、いると思いますが、いやこんなロマンないですよ。ガジェットオタクをくすぐる商品で、リッチなWindowsPCなんかあんまないんですから。めちゃくちゃ楽しそう。見ていきましょうか。

 

 

開封

では開封していく。

結構シンプルな箱になっていて、筐体の画像がドンって感じ。

てかこれがPCなん?みたいな。

 

箱の感じがPCのそれじゃないだろって感じがすると思う。

 

裏面にスペックとかちょっと記載されてました。

技適とかもしっかりあって、助かるよね。

 

中のコンポがスマホか何か?みたいな雰囲気なのも面白いよね。

 

面白いよな。めっちゃAppleっぽい中身だよね、梱包が。

 

ということで中身は以下の通り。

KHADAS Mind 2本体
電源アダプタ
USB C to Cケーブル
ユーザーマニュアル等紙類

比較的内容はシンプルにまとまっている感じ。

 

USB C to Cケーブルは給電用かな多分。

映像出力するためのケーブルは入っていないので、別途自分で用意しましょう。

HDMIか、USB-Cかのどっちかですね、この場合。

 

充電器は65W対応のものとなっている。

 

外観チェック

では本体の方を見ていこう。

はい、ちっちゃい。はい、カッコいいって感じ。

アルミの塊が良い感じに詰まっているって感じの筐体のイメージ。

Khadasはこのデザイン性の高さってのも大きなポイントなんですよね。

この手前にあるボタンが電源ボタンで、良い感じにデザインされてるなあって思う。

 

サイドから見るとこの薄さ。薄いのがよく分かるでしょう?

16.8mmとかしかない薄さであり、重さも450g。450gですよ、軽いって。

本当にニンテンドースイッチとか、ああいうくらいの重さで済んでいるのが、これにそんなPC入ってるの?とか、排熱とかどうなってんの?とか、色々気になるんだけど。

まぁ吸排気口があるので、ここから出すんだろうけども。

 

インターフェイスをチェック。

左から、Thunderbolt 4、USB-C(USB4)、HDMI 2.1、USB-A 3.2 Gen2 (10Gbps)となっている。

給電を考えると、ポートが実質3つと少なくはあるが、まぁこれは致し方ない部分じゃないだろうか。

その中で、しっかりとUSB-C2つは高機能なThunderbolt4と、USB4に対応しているのが嬉しい。ここは『Mind2』になって強化されたポイントみたいだし(前は2.0と3.2 Gen2だったらしいので、めちゃくちゃ進化してる)

これは別途ある『Dock』や『Graphics』を使用するとポート数を増設することも可能らしい。

 

裏面。上下の滑り止めがある感じで非常にシンプル。技適マークとかもしっかりあるので、使えるのが分かると思う。

 

上部の分かれている部分は独自端子のMind Link端子で、前述した『Dock』や『Graphics』を接続するときに使う。

 

真ん中の部分はマグネットとなっており、外すとM.2 2230サイズを簡単に増設できる。

世の中にあるSSDの小さい部類の方なので、価格はちょっと張るとは思うのだが、簡単に増設できるってのはマジでありがたいポイントだ。

 

 

スペックは以下の通り。

2モデルが存在し、主な違いはCPU、メモリ、SSDの違いがある。

今回はスタンダードなモデルであるCore Ultra 5 125Hを搭載し、メモリ16GB、ストレージ512GBの方をご提供頂いたので、こちらでレビューさせていただくぞ。

 

 

使ってみる

ということで使っていこう。

セットアップしていくにあたって、環境を構築してみたが…まぁコンパクト。

本体が小さすぎて、キーボードやモバイルモニターがデカく思えるこのサイズ感。

そしてこれで本当に動作できるんかい感があるコードの少なさ。

こういうのからもう楽しいですね。

 

はい、普通にWindows11のいつものセットアップ画面が出てくる。

究極のミニPCって感じがするなあ…(毎回ミニPCを起動するたびに、このサイズで収まってるのおかしいだろって思うんだけど、今回はその中でも一番レベル)

最近のWindows 11、インストールするときにアップデート一緒にダウンロードしがち。

なお、そのくせしてWindows Updateは普通にあって再起動する頃にはまたアップデート入りがち(

 

Mind2はプレーンなWindows11 Homeを搭載している。

余計なソフトとかが入っていないっていうのは良いと思う。

 

あ、違う所はMindのソフトが入っている事。

プラグから抜かれた時の動作や、パワーモード。

バッテリーの設定、ドライバ等のアップデートとかも出来るので、結構ありがたいソフトに仕上がっているぞ。

 

Cドライブは400GB台前半となる。

512GB搭載としてはまぁ一般的な容量かなあという感じである。

 

システムでもIntel Core Ultra 5 125Hと、メモリ16GBを確認。

このサイズにこんなスペック詰め込めるんだって感じ、やっぱりしますね(

 

タスクマネージャーで見ると、そのコア・スレッドの多さというのを感じることが出来るわけで。

では、もっとハード面の所を掘り下げていこう。

色々なのを見れるHWiNFO64での表示はこんな感じ。

メモリがオンボードのためか、詳細なデータというのは表示されなかった。

まぁどう考えても特殊だもんねこんなPC(

 

ここで注目しておきたいのがバッテリーがあること。

ただ、このバッテリーは稼働させるためのバッテリーではなく、データをそのままスリープすることが出来るバッテリー。

いわゆる停電とかで給電してくれるUPSっぽい感じのバッテリーである。

持ち運びと、ドッキングすることを考えてのモノだと思われ、中々面白い考え方というか、リスクマネジメントがされているみたいな所があるのかも。

電源を抜くと自動的にスリープとなり、電源に接続すると帰ってくるみたいな感じ。

一応設定を変更すればバッテリーで動かすことも可能ではあるらしいが、フル充電して20分しか動かないので、そういう使い方を想定されていないものだと考えてほしいかなと。

 

CrystalDiskInfoでのM.2 SSDはCT500P3PSSD8となっている。

こちらもCrucial製のNVMe接続のM.2SSDの模様である。

 

CrystalDiskMarkのベンチも回して、スペックがどれくらいかを確認。

やはりM.2でNVMeだとこれくらいは出てくるなと。

しっかり5000とかが出てきたら十分過ぎる。

まぁ最近はもっと速いのあるけどね。あんまわかんないしあそこまで速くても(

 

各種動作に関してもまぁ問題はない。

ブラウジングや、動画視聴とかで困ることはまあまずないだろう。

サクサク快適、動画とかにおいての動作遅延とかは感じない。

ブログ執筆とかでも使ってみたけど、問題ないし、サムネとかをAffinityなどを使ってやってみたが、こちらも問題なし。

筆者は4Kディスプレイも持っているので、そっちでも確認してみたが、動作問題なし。

当たり前だけど、この性能で問題は起きないとは思う。

まぁサイズ的にどうなん?って思う所もあったけど、動作問題なし。

 

気になる部分としては音とか発熱だとは思う。

ミニPC系統永遠の課題ではあるのだが、このサイズでじゃあ大丈夫なのかと。

まぁファンの音は負荷をかければしっかりするはする。ただ、うるさくてしゃーないみたいなことまではないかなと。いわゆる一般的なミニPCとそう大差はない範疇。

ミニPCって結構煩いんですよね。一番負荷がかかっていると、どうしてもファンも小さいゆえに、高い音が鳴ってしまう。まぁ、Mind 2もそんな感じなので、別にミニPCとしては一般的かなと。

ただ、煩い頻度はちょっと多めかも。ファンが止まる機会が少ないと言うか。

 

発熱は流石にしてる。負荷をかけると結構アツい。

ちゃんとしっかりアツくなる。そりゃそうだよなって感じ。ただファンとかが強力ではあるので、そっちでかなり頑張って冷やしてるとは思う。

ベンチマークを回したりするとやっぱり熱い。まぁでもそりゃこのサイズやし、そうやろって感じ。

 

あと変わった使い方で言えば、キャプチャーボードを経由すれば、iPad等に映す事だって可能である。

これであれば、キーボード、マウス、PD充電器(65W以上)があれば外持ち出せるんじゃね?みたいな構成になっている。

 

というか、普通にモバイルバッテリーでも動かせた。これ、まぁ実用性はともかく面白いよね。

これで行けるってなかなかない。しかもスペックはちゃんとCore Ultra搭載なわけで。

 

では、次にベンチマークの方を見ていこう。

 

まずはCineBench。

マルチスコアは、バランス設定で10000超えのスコアを記録。

パフォーマンスにしても、10900超えくらいだったので、あんまり差は出ないのかなと。

 

シングルスコアは1578。

シングル性能も求められる所って意外にあるんだけど、こちらはそれも問題ないのかなあって感じはする。

というかこの筐体でバランス設定でシングルはほぼ他のミニPCとかと大差なく出た。まぁ理想だと1600台行くときもあるっぽいけど…まぁ十二分でしょう。

 

続いてはゲーミング性能を一応確認。

Mind2はゲーミングPCではないので、これはおまけ程度なのは把握して欲しい(動いているだけ良い)

 

FFXIVベンチ。

高画質設定だと4805で普通。

 

標準品質でやや快適の6430となった。

この辺りはやはりRyzenの方が上感はあるが、それでもまぁまぁ動いてくれてる感じはする数字が出てくるようになったなあと思ったり。

筐体が小さい中、そこまで数字が下がっている感じもないしね。

 

ドラクエベンチも確認。

最高品質でも凄く快適が出た。
ドラクエくらいのCGであれば、余裕で動いてくれそう。

昔はこれですらそんな動かなかったというのに…w(

 

前述した通り、やはりゲーム向きではないのは事実。

こういうのは外部GPU『Mind Glaphics』を接続することをおすすめする。

今回はレビューしないが、後々できそうな感じ(ご提供頂けそう)なので、その時にしっかりレビューさせていただくつもりである。

 

〆

ということで今回は『KHADAS Mind 2』をご紹介した。

うん、変態で最高です。このサイズで行ける、このサイズでこのスペック。

クオリティの高さを端々から感じられるこの感じ…いや~こんなもん作ろうと思うのが凄いよなという感じは改めてする。実現させてきている所に、Khadasの本気を感じてしまう。

 

ビジュアルのクオリティの高さは、無理なのは分かっちゃいるけど、実際に見て欲しいと思えるモノ。

Apple製品とかにインスパイアを受けて系統っていうのは色々見るけど、その中でもかなりのクオリティ。『Tea』のときにも思ったが、Apple製品と並べてマッチするアルミ媒体って難しいと思うんだけど、そのレベルが『Mind 2』でもしっかり踏襲。

サイズが小さいので、持ち運びというのも楽である。まぁディスプレイとキーボードとマウスが必要なので、ノートPCより身軽になるかは微妙な気もするけど、それこそiPadにキャプチャのを付けて、HDMIで接続とかすれば、よりミニマムに使えるんじゃね…?と思案中。色々な可能性を考えさせてくれるモデル。

持ち運びも出来るし、バッテリーでスリープしてくれるのも非常に良い。

価格はするけど、それだけの価値がある商品となっていると思うぞ。

 

Mindシリーズは、接続できるものが増えていく感じっぽいので、そっちにも是非に期待したいところではある。

とにかくこんなガジェオタ興奮必須みたいなミニPCはない。

気になる方はぜひおすすめしたい。

 

 

 

以上。

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