2011年07月20日

ペンギン博士!3

キング(オウサマ)ペンギン

エンペラーペンギン属で、全種の中で最大のエンペラーペンギンに次いで2番目に大きい大型種。
lm近い背丈と頭部の美しい色彩でひときわ目立つ存在だ。
産卵時は巣をつくらず、足の上に卵を乗せて両親が交代で温める。
こうして温めるのはキングペンギンとエンペラーペンギンのみ。




フンボルトペンギン

日本で最も数多く飼育されているのがこのペンギン。
チリやペルーの海岸、沿岸の島々など、ペルー海流(別名フンボルト海流)が流れる地域に分布。
胸元の1本の黒いラインとおなかのゴマ状の斑点が特徴。
産卵場の環場破壊、エサの乱獲により野生種が減少し絶滅危惧種に指定。




マゼランペンギン

フンボルトペンギンとよく似ているが、マゼランは胸元の黒ラインが2本あるのが特徴だ。
つがいの絆が強く、仲の良さもペンギン全種の中で1、2位を争うほど。
巣穴をつくる、〈穴堀りペンギン〉のため各施設では巣穴代わりのアパートも。
フンボルト周様南米の南の島々に生息。




ケープペンギン

アフリ大大陸に生息する唯-の温帯ペンギンで、寒さに弱く暑さに強い。
体長は70cm程度で胸元に1本の黒ラインがありフンボルトと似ているが、ケープの方が黒ラインガ若干細く、顔の周りの白い部分が多いというポイントで見分ける。
ケープも生浩地の環境破壊やエサ問題などで絶滅の危険が増大している。



Posted by アンダギー at 06:03