お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

金魚の商人/Merchant of Goldfish

金魚の商人は OKAZU brand (おかず・ぶらんど)の最新同人ボードゲーム(インディーズゲーム)です。いわゆる、大富豪・大貧民系のカードゲームです。手札を先に出し切ったプレイヤーの勝利です。

手札に配らなかった残りカードは「市場」に並べます。手番に手札を出さずにパスすると、手札のカードを市場のカードと交換できます。この交換が非常に特徴的です。

今回3人でプレイ。

カード出す(プレイする)大富豪・大貧民部分のルールはシンプルですが、市場とのカード交換ルールの自由度が高く選択肢が多いですね。このカード交換時は計算と多くプレイ感がシビアで重く感じます。足し算は脳への負荷が高い。他プレイヤーの動向もよく見る必要があります。カードプレイのルールがシンプルなので常人でもプレイできます。

カード出す方が直接的に勝利に近づくのですが、それを妥協してパスしときには手札枚数を増やす交換をして最終勝利を目指すところにも面白さがあります。しかし、そうすると一気に上がることができる可能性が出てくるものの、リード・打ち出しを取るのが難しいテクニカルな面があります。

他の人からは、3人プレイだと計算した分が勝敗に影響して良いとの声が上がりました。

爽快感はありませんが、重厚な思考ゲームとしての面白さがあります。

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