fc2ブログ

全部月島さんのせい

siz010.jpg
前作は性格的にそんなに好きではなかったが、使ってるうちにそれなりに愛着がわいてきた感。

黎の軌跡2(PS4、PS5)


めちゃくちゃ長いな、第三部。
まさかこんなに時間かかるとは思わなかった。そしてこんなにループしまくったとは思わなかった。もはや別ゲーやってる気分だよ!







Aルート 虚ろなる復讐

案の定、ナーディア失踪。
あー、うん、そうだよなあ……
そして入れ替わりのようにカトル復帰、そんでもってエレイン加入。

三部はチャプター選択なしでヴァン視点で首都にある事務所からスタートする。
何かこの感覚も久々な感じがする。というか、すーなーの部屋ってベルガルドの使ってた部屋を二人で使ってたのか。思春期の男女の相部屋、と思ったが、まあこの二人ならさして問題は起きないだろう。そもそも部屋が足りないのが悪い。

依頼できたクエストで怪しいNPO団体の調査でトワ先輩ががっつり絡んできたのが嬉しい。うんうん、ほんと頼もしいもんなあ。二回連続でスニークミッションやらされるのは正直しんどかったけど。
そして彼女の電話の相手がクロウっぽいなと思ったら本当にクロウだった。お前も共和国にいるんか!
どうにもこの二人、とある目的で共和国に一足早くやってきたと言ってたが、VII組、今君らは何をやってるんだ……リィンも何やら動いているらしいし、これチーム全体で連携取って何かやってる感あるよなこれ……
前作のフィーは特に何も言ってなかったので、動き始めたのはおそらく年明け前後か。

モールでサァラ&シャヒーナと再会。
シャヒーナの「ほら、この溢れ出る大人の色気とか~」に対して「気のせいじゃね?」「自信がついたのはいいことかと思います」「まだこれからです!一緒に頑張りましょう!」とたたみかけるような皆の返し方に笑う。

そんでもってベルモッティ情報を元にナーディアの手がかりを探しにあの廃棄区画へ行くことに。(シナリオの都合的な意味で)死にまくったのであんまりいい思い出がないんだけどなー……と思ったら、
まさかまた死ぬんかい。
しかも待ち構えていたのはナーディアではなく、アシェン。
何故かヴァンとアーロンに対して殺意マシマシで、戦闘後に背後から謎の毒攻撃を受けて二人とも死亡。
デッドエンドを雑にぶち込みすぎだろ。
巻き戻ったあとに情報を求めてルウ家の爺さんと大人に話を聞きに行くが、たいした情報を得られず(まあツァオとアシェンの思い出話はあったくらい。てっきりミーハー的なものかと思ったら全くそうではなかったアシェン→ツァオの想い)、代わりに通りすがりのシズナが加入することに。そっちはそっちでクロガネが自分の知らないところで動いているようなので探りを入れに来た模様。

再びアシェン達の元へ行くと、どうやら何者かにより記憶が改竄されて、ヴァンとアーロンがツァオのことを利用するだけ利用して最後に全ての罪を押しつけた上で口封じに殺したということになっていた。
そんな無茶苦茶な。逆ならやりかねない気がするけど、どんな月島さんだよ。
戦闘後、それでもまだ信じられないというアシェンの前にツァオ(とガウラン)登場。
まあ生きてるってならこれ以上殺意マシマシになる必要も無いが、それはそれとしてアーロンがツァオを一発ぶん殴る。
正直めっちゃスカッとしました(※今回の件はツァオに非はありません)
めっちゃ納得いかな気に頬を押さえて睨み付けるところがらしくなさ過ぎて笑えます。
幼馴染みのためにここまで怒れるアーロンもかっこいいが、ツァオにとってアシェンは大切な身内という認識だったのには正直驚いた。お前、人の心があったんだな。
アシェンのこともアーロンの事もちゃんと見てたんだ、ツァオ。
そして雑に戻ってくゲネシスのうちの一つ。
こんなノリで残りも戻ってきたらどうしよう、と思ったら実際その通りだった。

そしていったん事務所に戻って状況整理。ゲネシスが悪用されている以上、一刻も早く取り返す必要がある。
手元にある情報は、アラミスを襲撃したテロリストの残党が動いているというのと、ベルガルド師父の今一度全体を俯瞰してみるがいいというありがたいお手紙。
……
…………あれ? その二択で今後の方針選ぶの?? この流れで????



Cルート 捻れた外法狩り

結局考えた末、ここはやはりベルガルド師父の助言に従いましたがチャートマップがそこで分岐しているので地味に怖い。
ラジアントヒストリア的な間違った選択選んだらバドエン直行かなと思ったが、Cルートと表示されてたのでただのルート分岐でした。
でも師父の助言に従っていったん推理したところで何かいい考えが思いつくわけでもなく、普通に依頼こなしてた。ありがたい言葉が全く生きちゃいねえ……!!
みっしぃのクエストでエレインに対して「筋金入りのみっしぃファン」というヴァンの言葉に対して「私程度で筋金入りだなんておこがましい」と返されてて笑う。
多分あなたを超えるみっしぃ好きはティオくらいしかいないと思います。

その後、師父から内密で話したいので一人で地下遺跡に来いとのメールが来たのでその通りに行ったら、ベルガルドではなくセリスがそこで待っていて、
そのまま殺された。
どうやらセリスも記憶改竄されて、ヴァンのせいでベルガルド師父が死に、ヴァンは外法認定されたという設定になっている模様。それでいいのか星杯騎士。

巻き戻った後、どうにか逃げようとするものの結局地下でセリスとアシュラッドに捕まる。アシュラッド、お前もか……
てかバルクホルンって名字だったんだ。グンダー・バルクホルンがフルネーム。
幸いリオンは記憶改竄されておらず、彼の力も借りてどうにか逃走。
ちなみにまたこのあとセリスに殺された。三連続でCVファイルーズあい氏に殺されるヴァンさん。せめてもうちょっと粘ってほしい。

色々策を重ねてようやく最初のゲネシスのあった場所へたどり着いた二人。
ここでちょっとだけヴァンの過去話に触れられる。ベルガルドに拾われた頃、魔王の力を暴走させかけたせいで師父は大怪我を負ったとのことだが、セリス達の記憶ではこれが原因で死んだって事になってる模様。
どうにかベルガルド師父が生きているのでその記憶は間違っている、ということを分からせるため仲間と知人達と協力して教会に送られてきたベルガルド師父からの手紙を見せつけたものの、それはそれとして戦闘は避けられなかった。まあお約束。
まあアシェンの時と違って、セリスの場合は侵食を逆手にとってそれらを覗き見していたガーデンマスターに一撃かますという事をやってくれたので星杯騎士としての面目は保たれた。
そして「悪ぃ!この通りだ!」と両手を合わせて謝る姿がなんかかわいい。そんな感じでゲネシスも一個戻ってきた。

その後、記憶改竄の対策もかねて色々夜通しで作戦を考える皆々だが、その翌朝早くにまさかの事務所爆破エンド。
いや、あの手この手でデッドエンドに放り込むんじゃねえ。

例のごとく時は巻き戻り、ルート分岐前へ。
「事務所の襲撃を乗り越えるためにはゲネシスを一定数集める必要があります」という大変メタすぎる助言をいただき、もう一つのルートへ行くヴァンであった。




Bルート 悲劇のZ1レース

もうFIO操作したくねえ!! と思った闇医者のクエスト。
というか、なんでメインイベントが分岐しただけなのに4spgの内容が全然違うものに変わるのか(※ゲーム上の都合)
あれめっちゃ視界悪い上に酔うんだよ。プロペラのスイッチがどこにあるのか分からなさすぎて狭いダクト内をうろうろしすぎて三半規管が死んだ。
まあ、逃亡した患者のヒューバートさんに関してはまさか本当に四重スパイという文面的にややこしすぎて意味不明な立場に放り込まれているとは思わなかったが、うん、強く生きろ。

そしてこっちのルートではZIレースにテロを仕掛ける「真なる憂士団」をとっ捕まえるためにサーキット場へ。
テロリストはあっさり捕まったが、レース中にアスラン選手のマシンが大爆発。マクシムもそこに巻き込まれて、観客席にいるユメちゃんの痛々しい悲鳴が……
これもデッドエンドなので巻き戻りました。
ならばアスランのマシンに仕掛けられている爆弾を取り除けば大丈夫だろ、と言うことで色々理由つけて爆弾解除&ついでに偽整備士もとっ捕まえる。
ところがまたレースでアスランとマクシムの接触中に大爆発。またも巻き戻り。
何が悲しくて事務所爆破も含めて三連続爆発オチをかますんですかデッドエンドさん。

その後、マクシム側を調べてみると彼のマシンに爆弾を仕掛けたのはマクシム本人。どう見てもお前は自爆テロを仕掛けるような人間じゃねえだろ! 
結局爆破オチは回避したものの、レースは二人してコースアウト。マクシムはそのまま気絶しているアスランを連れ去り、ヴァン達はこれを追うべく自然公園の記念樹へ。
道中で絢爛攻守のトロフィーが取れたので我ながら感動した。前作では取れなかったんでかなり嬉しい。

マクシムも例外なく記憶改竄されていたが、今までみたいにヴァン殺すみたいな感じではなく、殺意はアスランの方へ向かれてた。どうやらマクシムの記憶ではアスランはポーレットの新しい恋人だがDV野郎で、バックに中東系マフィアがいるみたいな設定になっていた。だからポーレットを救うべく差し違えても奴を殺るみたいなことになってたが、一体どうしてこんな展開に……あと何故か魔物召喚してくるし。

撃破後、全ての事情が明かされる。どうやら侵食元はマクシムではなくユメの方。ユメがマクシムにDVを相談した結果、彼はあんな暴挙に出たそうだが、あの、爆弾用意するの早すぎやしませんかね……? ユメの相談受けたのレース前に観覧車に乗った時じゃん。色々行動早過ぎんよマクシム。

この後は何事もなくゲネシスも回収。Cルートと比べると比較的平和ではあったな……ここのルートではヴァン達死んでないと言う意味では。



Dルート 死線 断ち切られた絆

で、ゲネシスを一定数集めれば襲撃を乗り越えられるという話はこれ直接ゲネシス関係あるのか? って感じで普通に避難できました。
まあパーティーメンバーが記憶改竄させられる状況はあんまり考えたくはないけど想定内ではあった。というかヴァン達を一網打尽するにはパーティーメンバーの記憶いじった方が手っ取り早いし。

そしてやられたのはフェリ。それを介してリゼットとカシム、それから一部のMKとクルガ戦士団のメンバーが一気に敵に回る。
というか、カシム戦を強制的に切り上げてデッドエンドにするのは横暴すぎやしませんかね……(白目)。
どうにかして退却するというミッションが示唆されるものの、退却できねえ! どうするんだ!? と焦り始めるプレイヤー。一応相手のHP削れば退却できるようになったが。
あ、しんがり務めてくれたハサン副頭目はほんとありがとうございました。あなたは侵食されてなくて良かった。重傷負っちゃったから本当に災難だったけど。

その後、敵に見つからないよう情報収集する事になり、ハルから有力な情報を得て前作のジャコモのアジトへ向かうことになったのだが、部屋に入った途端にまたもや爆破オチ。
ハル、お前もか。というかこの章だけで爆死エンド四回目だぞいい加減にしろ。
てかシズナ、罠の予感はしてたけど巻き戻りが起きるか一度試してみるのもアリかと思ったって、発想がおかしいだろ。巻き戻り無かったらどうするんだ。

幸いジャックは侵食されていなかったため協力してもらい、ハルをとっちめて元に戻し、情報交換するために黒芒街→地下を通ってサイデン地区にいるサァラ達の元に向かう。
その途中で待ち伏せされてデッドエンド食らったけど。死に方が雑すぎてヴァンさん達もうちょっと本当に頑張ってくれない?? って気分になってくる。歴代のキャラは(運の要素もでかいとはいえ)これくらいは乗り切ってた気がするんだけどなー……

サァラ達の踊りの力でフェリを正気に戻らせるという、何か過去に何回か見たような気がするパターンだが確実性の強い作戦が開始され、狙い通りにフェリ達の偽の記憶が揺らぎ始め、あと一押しというところでクレイユ村の近くの丘(バーチャル)へ飛ばされる。
途中でカシム&リゼット戦もあったが、これどっちかというとリゼットの即死攻撃がえぐかった。あれってシールド貫通するんやな……(知らなかったんかい)

リゼットの記憶は事務所出向後にヴァンがAに取り込まれて他のメンバーも同じように取り込まれていった、ということになっていたものの違和感はあったらしい。が、その違和感を払拭する確たるものがなかった。
しかも本人は脳と神経系以外の大部分は擬体。擬体をいじられたり脳の記憶領域に干渉されたらどうにもならない、という彼女ならではの状況。それでもヴァンは「作り物の身体だろうがお前は偽物なんかじゃねえ。それでも本当が分からないってんなら本当になるまで付き合ってやる。こいつらと一緒にな」と返す。ちゃんと「こいつらと一緒」と即座に言ったので余計なフラグは立たさない。ヴァンさんそういう所は有能。

対してカシムの方は、うん、お前結局妹大好きやん。
当然改竄された記憶には違和感はあったものの、下手に動けばフェリを元に戻す手段が失われるかもしれないということだった。
……でも二度も(島の含めたら三度)殺さなくてもいいだろとは思うけどな。お前本当に場をコントロールできてた??

最後にフェリ戦。まさかこの子が大ボスポジになるとは誰が予想できようか。
フェリ、色々経験を積んで色々悩んでそれでもちょっとずつ進んでいくという(戦闘力はどうあれ)等身大の女の子だからな……
でも結局彼女を正気に戻したのは彼女の本当の記憶に眠っていたアイーダさんの幻影だった。
ここのシーンは不覚にもうるっと来る。
あとアニエスがフェリを抱きしめるとことか、慈愛の女神感あっていいんだよなあ。

そして夜のターンでクエストとかこなしてこれで長かった三章も終わりか……
と思ったら、翌朝何故かクーデターが起きて事務所に飛空挺が墜落しました。
なんでや。



Eルート 明日への反抗 首都騒乱

はい、終わりませんでしたよこの野郎。
閃の軌跡の主題歌っぽいタイトルにしても許さないからな! てかこれゲネシス全部取り戻すまで同じ日をぐるぐる回る気なのか……!?
そんなこんなでクーデターの起きた原因を探すために導力ネットをくまなく探し、発生源らしきサイデン地区のホテルへ。

そこにいたのはハミルトン博士とエスメレー、ジータとナージェ。
この中の一人が記憶改竄されててそれが誰なのかを推理するパート……だと思ったら、普通に向こう側から名乗り出るんかい。しかもエスメレーとナージェの二人かよ。
あっさり取り逃がした上に空に逃げられてしまうとどうにもならない。地上は今信号がバグってるし地下鉄もどっかの精神暴走事件ばりに制御不能という地獄と化している。まあここで見知らぬ他人が事故死してもループはしないんだろうなあ……この時点でループしても起点が誰なのか分からないからどうにもならんだろうけど。

ルネの指示でヴァン達を迎えに来たのはエルメスが操縦している飛空挺。クロンカイトもいる。しかしこの眼鏡、とっつきにくくて物言いは厳しいが何やかんやで的確なことを言ってくれるので勝手に感性がまともなシュミット枠だと思ってる。
てかエルメス本当に何者だ? 軍の階級とか持ってたし(もうそれで答え出てるというツッコミ待ちなことを言いたいわけではなく)

潜入できたものの向こうの領域展開によりあのハッキングステージへ転送される。まあ見た目がそうなだけでいくら敵に当たってもスタート地点に戻されることはない普通のダンジョンです。
そしてボス戦でまたライオンにされたナージェさん……もはや何も言うまい。

次の目的地はあの物語冒頭に出てきた軍の駐屯地。行ってみると出会い頭にデミグレンデルの洗礼を浴び、休む間もなく戦闘へ。
そこで何故か操作不能になってリセットする羽目に。
セーブさせてくれなかったのでまたあのライオン+αとも戦闘やり直しだよ!! ちくしょう!!
というかなんで今回に限ってボス戦後にセーブさせてくれなかったん……?

駐屯地にある飛行艦へ向かうと、そこにいたのは侵食食らったアルヴィス君とカエラ。
……ごめん、めっちゃ弱そう(実際弱かった)。
が、彼らは単なる前座で実際このあとは大変なことになった。
侵食の起点になってるのはカエラの弟・コーディなのはいいとして、侵食の規模がとんでもない事になっている。が、ジンとキリカ(厳密には侵食が効かなかったのでシュミクラ技術を応用したようなシャード体。本体は気絶中)がクーデターを指揮しているとなると話は別である。なんてことしやがる。
クーデター犯の目的はただ一つ、グラムハート大統領の命である。

で、その大統領はというとトワやシェリド達と一緒におり、すでに市街でドンパチやっているもののロケットランチャーを拳銃で撃ち落とすという戦闘力を発揮しまくってて全然ほっといても大丈夫じゃないかこの人……ってなった。ロックスミスの方の大統領だったらこうはいかなかっただろう。

そんでもって、ここからが休む間も与えてくれない連戦地獄だった。
とにかくイベントと戦闘のくリ返しでセーブさせてくれねえ!! 
ザハトと戦い、ゼクトアームズと戦い、戦車と戦い、アイゼンシルト(いたなこいつら)、人型兵器と戦い、戦車が増え、時には戦車と人型と飛空挺を交えて戦って……

長ぇわ!! いくら何でも長い!!

しかも戦闘が終わるたびに敵が増援してくる→なんか知人(教会、黒月、クルガ、クロガネ軍団とか)が助っ人に入って引き受けてくれるんだけど、頼むから助っ人に入るなら戦闘前に来てくれ。なんで狙ってるかのようにみんな戦闘後に来るんだよ!! 
あとニナ、ついに本性を現したっぽいけど結局君は何者なの……?

一方大統領サイドは追い詰められ、結局コーディに連行される大統領とマリエル。
なんかもう、コーディ君、いいとこ無さ過ぎでもう哀れという感情しかわいてこない。
ようやくヴァン達も追いつき、そんでもって実に一時間半ぶりにセーブが出来たことに涙したところでコーディ+ジン+キリカとのバトルへ。
そこへいきなりヴァルターが乱入してくる辺り、お前どんだけジンさん達のこと好きなんだよ。
あ、戦闘不能ゼロのノルマは無理でした。タイミング悪くジンさんがSクラぶっ放してきちゃったんで。

どうにかクリアし、ゲネシスを回収し、まあ大騒動だったけど犠牲は最小限だったからいいかー(よくない)、みたいな流れになってこれで長かった三章も終わりかー……

終わりませんでした。

何故か首都全体が侵食され仲間達が次々とやられていき、最後の最後にどこからともかく現れたナーディアがアニエスにゲネシスの一つを託して、またも世界はループするのであった。はい、残念ながらやり直し。



Fルート ガーデンマスター 暴かれた真実

というわけで、真相を暴くべくシーナ像を調べて自然公園へ。
ここでまさかのナーディアが戻る。
失踪中ずっとスウィンが潜伏していそうな場所をしらみつぶしに探して見事にヒット。隙を見てゲネシスの一つを取り戻したものの、スウィン本人は取り戻すことはかなわず今に至る。それでも十分すぎる仕事ぶりである。
正直ナーディアが失踪したときは、そのままスウィンと一緒にガーデンマスターに付くという最悪な状況も覚悟していたが、そんなことはなかった。よかった。
が、スウィンの方はすでに侵食済み、それも前章の島にいたときから仕込まれていた模様。おのれガーデンマスター。

古代遺物をぶっ飛ばしてルクレツィアにそれらを預けて、敵の本拠地へ突入。
道中、すーちゃんとの戦いもありました(ノルマは果たせなかった)。というかバリアあんまり使えなくなってきたぞ……。泣きながら「それでもなーちゃんは戦うの……すーちゃんを絶対に取り戻したいから!」と叫ぶなーちゃんが健気で泣ける。
……創の頃はラスダンでパーティー分断されて離れ離れになるだけで精神不安定になってたのを思うとかなり成長したな、なーちゃん……

最奥部でガーデンマスターとゾルガとのバトル。
そして追い詰められたガーデンマスターはどんどん小物化してくなあ(お約束)。ナーディアにぼろくそに言われ、そのナーディアを手にかけようとしたところでスウィンの侵食が解けてしまい、そのままぶっ飛ばされるし。
しかしスウィンもスウィンで、ちゃんとナーディアが自分を奪還してくれると信じた上で無茶ぶりさせるとか成長したよなあ……創の頃は何だかんだで過保護なとこあったし。もう共依存的な感じは無い。

ゾルガの正体は何者でもない、第八のゲネシスコアに入っていた疑似霊魂。
大体この手のキャラは既存キャラの誰かってパターンが多かったのに本当にただの新キャラだっただと……まあここまで来て該当しそうな人がいなかったのは確かだけども。
そしてガーデンマスターの正体は肉体がエースなだけで、中身は百年前の革命戦争でシーナの仲間だった思想家のオーギュスト。
そういやヴァンさん、在学時代の劇の脚本で革命をネタにしたパロディ作ってたよな……オーギュストは「まだ本気を出していない」が口癖の引っ込み思案気味というキャラ設定で……
まさかこんなとこで本気を出されるとか誰が予想できようか。
まあ、こっちはグレンデルで戦えたんで問題なくクリア出来たんですけどね。亡霊はさっさと成仏しろ。

最後にすーなーが本物のエースと邂逅できたとこはいいシーンだった。
なんか長兄・エース、弟・スウィン、妹その1・ナーディア、妹その2・ラピスって感じがほんといい。……あれ? 誰か重要なの忘れてませんかね……
ともあれこれで無事にラピスも取り戻し、ちゃんとエース関連も決着がついたので、もうスウィンも迷うことも後悔することもない。これからは贖罪ではなく自分の意志でナーディアと共にいく。
エースも最高のパートナーで、ナーディアも最高のパートナーであり。やっぱりこの物語は絆が大切だと教えてくれる。

そんでもって八つそろったゲネシスはというと……あれ? なんか光が消えた??

0 Comments