そして未来へ

ラケシス・クロト・アトロポス……うん、ペルソナシリーズで知ってるぞ！（ドヤッ）
あの遺跡を三つに分ける意味はさっぱり分からんが（一通り回ったらボス戦があっただけ）、とにかくボスをぶっ飛ばして次なる目的地であるクロノポリスに向かう。

そして超未来文明って感じのクロノポリスでは、ものすごい怒涛の勢いで様々な真実が……というか情報過多にもほどがありすぎて一発で理解できねえ！！　てかギルって誰？？　別の時間の記録らしいけど、だったらなんでそんな記録が残ってるん？？

ヤマネコ＝フェイト、そしてセルジュ父とミゲルが幼いセルジュを連れてきた理由も明かされたけど、もうそんな偶然なタイミングってある？？　システム回復までのたった１０分間でそんな命運を分けるような事になるんか……これも仕組まれているんだろうか……あとルッカってアシュティアって苗字だったのか、というか苗字あったのか……（そこはそこまで重要な事ではないと思う）
そういやフェイトって複数形で運命の三女神っつー意味もあったんだよな……うん、学生時代に使ってた辞書に載ってた。（尚、某大人気聖杯戦争のやつは未履修なので知らないです。うすらぼんやりキャラの顔知ってるくらい）

フェイトを倒し、キッドとツクヨミのあれやこれやがあった後、フェイトが無くなったことにより、このチャンスを待っていたと言わんばかりの龍たちのターンが始まる。
お前ら、マジで俺らを利用していたんか……一時的な協力関係だったとはいえこの野郎……！　という苛立ちがこみ上げてくる。
そして龍たちの力により空中に現れるラストダンジョンっぽい物体。
次なる目的地はあれか……

と思ったら、突入方法が分からない。
古いゲーム故か、ノーヒントだったり聞き逃してしまったりですぐに訳が分からなくなる。

行き詰ってしまったので仕方なく攻略サイトを見て、星の子を仲間にする。ついでにキッド復活イベントをもこなす。
ルッカ、この世界では孤児院みたいなことやってたんかー……というか壊れかけたゴンザレスがちょっと涙を誘う。
なんかさー、例えパラレル設定であっても前作のキャラが続編で死んでたり不幸なことになってたりするとガッカリ感というか萎えるよなあ。キャラ愛ないのか？　って言いたくなるし。そもそも鬱展開やダークな展開を望まれてるようなシリーズじゃないだろこれ……

その後、ルチアナから預かったルッカの手紙からジャキという名前も出てくるが、これは古代王国の方のジャキの話だよな？？　あいつの本名と正体は知らないはずだったと思うけど、なんでジャキの名が？？　と混乱に陥るだけだった……（一応ラスボス戦辺りのくだりでこの疑問は多少解決するが）

それからグランドリオン、そんな「俺なんかやっちゃいました？　黙っとけばわからないよねハハハ」的なノリで軽く流すんじゃねえよ。強い武器が手に入るのはいいけどさあ。

ラスダン・星の塔は途中でボスを倒しながら突き進むダンジョンだが、一番苦戦したのはぶっちぎりで黒属性のやつ。即死攻撃はマジできつい。対処法が分からん。二回くらい全滅した。
あとトリガーでもいた理の賢者ガッシュにも会った。そこでも新たなる真相を語ってくれるが、そうか、ツクヨミも龍だったのか……途中からのどっちつかずな態度はどう解釈していいのか整理つかないけど。

そして時を喰らうものとの戦いへ。
てっきりこいつがラスボスだと思ってたんだ。
実際長丁場な戦いだったし、いかにもって感じだったし。
撃破した時はやっとエンディングか……！　と思ってたんだ。

ラスボス、別にいました。

始まりの地でもあるあの浜辺で、クロノたちに似た子供達との会話で更に更に重要な真実が判明する。
今更ヤマネコの正体が父さんと言われても困る（厳密にいえば精神は乗っ取られてるのでもはや父さんでも何でもないが）。
セルジュの運命を変えた発端も実はあのジール王国のサラが絡んでて、キッドはサラと同一存在、というより分身みたいなもの。
……似ても似つかないというか、何故あの薄幸そうな悲劇の少女から似ても似つかない金髪俺っ娘が派生するのか……分からん……

そしてラスボスの正しい倒し方が、これ、初見で分かった人いるのか……？　というくらい手順がややこしい。いや、キッドが「どう戦うのかが重要」って言ってたけどさあ、そんな手順があるったって分からんじゃん？？
そんなわけで一回目は普通に倒したのでバッドエンドである。スタッフロールが流れて終わりという無味無臭なオチ。でもあの実写カット何だ。
二度目は再び攻略サイトを見つつ、ちゃんとした手順で戦闘を終わらせる。
今度はちゃんとしたエンディングでした。メッセージが熱い。この世に捨て石の命などはない、とか多分今作で伝えたかったのはこのくだりなのではないだろうか。

この戦いを終えると世界はあるべき姿に戻り、セルジュもこれまでの旅の記憶を失う。そして世界を越えて共に戦った仲間たちとの別れも……

……なのだが、特に意識なくラスボス戦にリーア連れてったら「将来生まれてくる子供にエイラと名付ける」とか言い出して目が点になった。
え？　いや確かにエイラに似てると思ったけど、子孫じゃなくて母親だったんかよお前！！　
最後の最後にして衝撃発言である。

セルジュが戻ってきた世界は、ちょうど物語冒頭でレナと大トカゲのウロコのくだりをやってた時間軸。……正直レナに関してはいい感情持ってないんでまるで彼女面してるような対応にはちょっとげんなりしたぞ……

そして、サラ・キッド・ジールはおそらくキッドの本名かなーと思いつつ、彼女の手記で物語は終わりをつげ、スタッフロールが流れて最後の最後にお嬢様スタイルなキッドが現れておしまい。こっちのスタッフロールでも流れたあの実写カットは本当に謎だけども。