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南国リゾート秘密のツアー

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メイドで戦うロボって言ったらさあ……

黎の軌跡2(PS4、PS5)

ようやくコネクトイベントが解禁。
そして死んで巻き戻るチャートマップも本気を出してきた。
なんだこの天国と地獄の落差は。



続きからプレイ記。断章。










謎のオーナーE.H(※ちっとも謎じゃない)により南国リゾート・ネメス島へみんなそろってご招待に。
……なんかこれ軌跡の西ゼムリア全体マップの下の方にあった謎の島だったりする……?

そして示し合わせたかのように裏解決屋関係者だけでなく、レンやマリエルやニナ、ギルドに黒月、斑鳩、公国の面々、結社組、教会組、マルドゥック、ついでにゼクトアームズも次々と合流してくるし、何だこのオールスター感。まるで前作の5章とか終章みたいな……うん、まあ、この時点で若干嫌な予感はしてた。

でも前半は完全に平和モード。クエストが少々あるだけでただただ遊ぶだけ。
ポイント制のアクティビティがあるので好きなキャラを誘って遊ぶという、閃の学院祭や夏至祭みたいなイベントがあります。昼間はレンタカーでドライブとパラセーリングの二種類。
……なのだが、ドライブはまさか自分で運転してチェックポイントを回って帰ってくるというものだとは思いもしなかった。車の操作に無駄に時間かかる上にめちゃくちゃ操作しづらいという苦行しかないアクティビティだった。しかも酔う。
ぶっちゃけこれ何が楽しいんだ。
全キャラの反応見たかったらひたすらこの苦行繰り返すの……?
パラセーリングの方はカメラいじるだけであとは選んだキャラの反応見るだけなので、結局最初の一回だけドライブ使って残りはパラセーリングに費やした。ハイスピードモードにすれば勝手にキャラが喋って終わる。ちゃんと墜落せずに飛ぶか事前に計算しだすカトル君がなかなか面白い。



コネクトイベントは悩みに悩んだあげく、昼間はカトル&リゼットの水練特訓、エレイン&シズナのバイクバトル、すーなーの水鉄砲バトルを選択。キャラより内容的に面白そうなのを優先した感。
カトルの泳ぎの特訓に付き合うヴァン、そして猛スピードで泳ぎまくるリゼットがちょっとはしゃぎすぎて(本人談)溺れるというアクシデントに。リミッターを超える出力を出したのが原因らしいが、あのSクラフトの縦横無尽な動きより出力が出る泳ぎって何なのか(笑)
あとヴァンの口ぶりから言うとリゼットは義体をを手に入れるために仮想空間で経験を積んだって言ってるけど、元の肉体はもう無いって解釈でいいのかな。彼女の過去に何があって、どういった理由で義体になってまでマルドゥックに生かされているのかは未だに不明なんだよなあ。

エレイン&シズナのバトルは完全にヴァンがセクハラおっさんみたいなノリになってた。わざと言ってるんだろうけどもっと怒られろ。

すーなーは二人の口喧嘩をなんとかするため、ヴァンが第一回(二回目の予定はありません)アークライド解決事務所水鉄砲合戦をセッティング。事務所メンツがわちゃわちゃするのは単純に楽しい。
いい感じに豪華じゃないの、今回のコネクトイベント。



夜のアクティビティはカクテル作り。閃4の前日譚でもあったなこれ。
ただ一つ違うのは、材料は各自島で調達すること。キャラ変えるたびにいちいち島中走り回らなければならないのですっごくめんどくさい。
ぶっちゃけなんでこんな仕様にした。何回も回すのめんどくさいんじゃ。
昼間選ばなかった面々を中心に選んでみたけど、マリエル酒に弱すぎ……!
それでも若干ポイント余ったのでカクテルと言えばエレインだろみたいなノリでチョイスすると、前作の二人で飲んだ時の思い出話がちょろっと出てきて微笑ましくなった。

コネクトイベント夜の部はセリス&リオンとジュディス&ニナにした。
個人的にセリス&リオンのイベントはかなり好き。二人の身の上話だけでなく、ケビン・ワジ・ガイウスの話も聞けるというシリーズファンなら超豪華なイベントやん。というかヴァン、ケビンとは知り合いだったのか。そしてクセの強い連中ばかりがいるベルガルドの弟子の中でガイウスがマシなの扱いされてて笑う。でもセリスやリオンからはちゃんと信頼されて可愛がられてる当たりはさすがガイウス。
そして二人がバディになったのはベルガルドの指示で、最初は本当にギスギスしまくってたけど「誰よりも相性が悪いと思っていた目の前の相手こそが、誰よりも信頼の置ける相棒になり得ること」という結論に至ったそうな。
尚、この二人は付き合ってはないしカプになることもないらしい。そろそろ制作者も男女ペア=カップルにする的な安直な方向性は脱却しつつあるな。閃くらいならためらわずにやってただろうし。個人的には良い傾向だと思う(多分少数派)。

ジュディス&ニナのは三人で部屋で映画鑑賞会。
映画見ながら感想語るみたいな感じなんだけど、これがなかなか楽しい。
というかあのみっしぃの映画、エレイン的には大絶賛だったんかい。子供が泣くレベルのトラウマ映画なのに(笑)
あとゴールデンブラッド完全版でお色気シーンでヴァンとニナの目が本気になってて笑う。
そんなこんなで最初の一日はものすごい平和に過ぎていくのであった……
うん、平和なのは一日目だけだったね。



ここから先はデッドエンドと巻き戻りの繰り返しである。マジでヴァンさん何回死んでるねんって突っ込みたくなるくらい。
朝一でイクスを見かけたので追っていったらハーウッドの元にたどり着く→他の陣営達も追いかけてくる→忠告を無視してゼクトアームズが突撃した結果、場にいた全員が毒ガス兵器で一網打尽にされて全滅
これはひどい。
次はボートでイクスより早くハーウッドと接触して裏解決屋関係者のみでやりとりする事に。上記の死亡フラグは回避できたがもののよくわからんツアーをやらされる羽目になるわ、他の陣営からは結社と組んだ疑惑を植え付けられるわ、その上こっちから事情を話したらやっぱり毒ガス兵器が発動するという、まさに孤立無援状態に。

仕方なくだだっ広い島を走って第一チェックポイントの洞窟へ入る→待ち伏せてた黒月の罠にはまりそのままデッドエンド。
殺意高すぎるだろ。
そして巻き戻ると別方面に目的地の赤マーカーが見えたのでそちらへ向かうと、エレインとジンが島中に設置されてる毒ガス兵器の解除にいそしんでいた。
一応戦闘にはなったものの、ギルド組は他の連中に比べて常識人で互いの信頼性も高いからな。事情を言えなくても色々察してくれて協力体制を組むことに。
おかげで黒月の罠にはまっても助けてくれました。ほんと頼もしい。

デッドエンドを回避した後はツァオ&ガウラン+α、ついでにもうこいつら要らないだろという感想しかわいてこないゼクトアームズとのバトルに。そしてなぜかこっち側に参戦するイクス。
ガウランの正体はラウ家に引き取られたツァオの生き別れの弟、本名はフェン・リー。
何だってー!? と言う感想よりも、いやこんなところでカミングアウトされても……って気分。いや、マフィア勢力は正直どうなってもいいしなあ……
そういやニナの名字ってフェンリィだった気がするが、それ関係あったりする……訳がないか……でも名前がなんか被ってるんだよなあ。

途中の岬でシズナとクロガネ発見。一応戦闘できるらしいけど高難易度のトライアル戦闘が開始されますという注意書が出たのでおとなしく退散した。こいつら結局何だったんだよ……



いったんヴィラに戻ってから第二チェックポイントへ。飛行船のとこには公国の面々が居たけど、ヴァンが「近づかない方がいい」と言ってたので近づかずにそのまま目的地の方へ言ったらカシム達の部隊に突撃してそのまま返り討ちになってデッドエンド。
まるっと命まで取られるとは思わなかったんですけどお兄ちゃん。
結局シェリド達の方へ行き、ギルド組と似たような流れに戦闘→和解と言う流れになり、鉱山の鍵をゲット。
そして鉱山施設の展望台でイクス&ヨルダを上手く丸め込んで一度だけの協力体制を約束させ、再びカシムの元へ。
イクスの狙撃により次々と戦闘員を減らしていくのと、ヨルダが戦闘に参加するというアドバンテージはあったものの、正直普通にバトっても勝てそうな気がするくらいにそれほど難しくない戦闘だったぞこれ……逆になんで死んだのヴァンさん……



第三のチェックポイントは得体の知れない空気に包まれたよくわからない研究施設。宝箱を回収してゴール地点手前の回復ポイントまでたどり着く。
まあこれ先に進んだら死ぬやつだろうな……と思ったら、、マップにまだ行ってない扉が見えたので先にそっち行ってみるかー、と進めたらただの出口だった。
が、出口から外に行くと、この毒のような呪いのような空気を浄化する方法を探そうと言う話になり、これらをどうにかしてくれそうなのはやっぱり教会関係者という流れに。
……あれ、これ死ななくても話進むんかい。
セリス&リオンそしてついでにアシュラッド戦はかなりしんどかった。というか最低でも凍結対策してないときつい。
勝利後、浄化&抗体付きにしてくれたのでそのまま再び研究所に突入。
これ、結局前作5章のオラシオンみたいに一通りの勢力と戦わされてるよなー……と思ってたら、最後に待ち受けていたのはヴァルターとルクレツィア、そしてレン。そういや奴らがいたか……(案の定戦闘)
が、ここではハーウッドが加入する上にこいつがアホみたいに強いのでめちゃくちゃ楽だった。
レンの教団に居た頃の話がここで触れられるが(空の軌跡でもちょっと触れられるけど)、一緒に居た子達の人格を取り込んだと言う話が単純に精神防衛ではなく薬物によって取り込んだというのがかなり生々しい。許すまじDG教団。



こうしてツアーは終了……かと思ったらカトルが熱を出して倒れてしまう。彼も教団の犠牲者だからな……ちなみにレンの教団の記憶に出てくるカトルは別人(社長のインタビューでも言ってた)。まあ別人じゃないとつじつまが合わなくなるけど何も同じ名前にしなくても。他のメンバーの名前はクロス、エッタ、アジェ(※ただのメモ)
そうして目を離した途端にカトルが失踪。そのまま探しに行って目的地に入ると天使化したカトルの暴走によって島が崩壊。
とどのつまりまた死んだ。
その後、島を巡って怪しい気を浄化する作業に回り、再びカトルの元へ。正直このくだりは教団の非道さをつらつらと語られるだけで実質お使いイベントなんだよなあ。
そんなカトルはDG教団の狂った目的により作られた神の器。両親に男でも女でもある実験体として生まれたという、これもまたかなりエグい出生である。
やっぱ教団ろくでもねえ。
撃破後カトルはエスメレーさんに連れて帰られたが、過去がつらくとも今は彼を思ってくれる家族と仲間がいる。ただそれだけが救いであり、大きな救いでもある。

その後のイクス&ヨルダ戦は正直一番しんどかった。
というか、同時撃破しないと反応兵器爆破されてデッドエンドという面倒くささが酷い。
そもそも事前の対処法もない上に、HP調整しないといかんし(ヨルダの方がHP高い)、あいつら途中で回復してくるしで緊張感が半端ない。ジェラール要らん隠し子を遺すんじゃねえ。

ハーウッド戦は凶毒とエグいSクラフトさえどうにか凌げば何とかなった。ただ、凶毒はすぐ回復しないと即死レベルで逝く。
幽世の門を封じる際にレンの中にいる人格達が応援してくれる流れはぐっと来るんだけども。
でもハーウッドのこれらの大がかりな目的が、レンに過去を乗り越えさせるのは非常に無理があるので結局本質はどこにあるのかは分からずじまい。レンのためだけだったらさすがに頭がおかしい……いや、それ差し引いても頭のおかしいおじさんだったわ。



さて、これで終わりかーと思ったら最後に乱入してきたゾルガとのバトルが残ってた。
ここでヴァンもグレンデルに変身できるが、正直この章ボス戦だらけだったんでとっとと解禁してほしかったなあ……(遠い目)

そして最後の最後にまさかのスウィンのガーデンマスターへの寝返り。
いや、嘘だろお前!?
ゲネシスも全て奪われ(かろうじて一個だけ取り返せた。まあ全部取られたら巻き戻せなくなるからな)、ナーディアも置いてそのままガーデンマスターとともに去ってしまう。
あまりにも突然すぎる衝撃的なオチ。
過去を受け入れ、乗り越えて今を生きていくレンやカトルとは対照的に、スウィンは未来へ生きていくようでまだ過去に囚われたままという皮肉な現実を突きつけられ、長い長い断章は終了した。
ヴァンを除く教団犠牲者組も、庭園出身組も10代の少年少女だもんなあ……

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