南海トラフ地震は2029年4月中旬?

昨年の記事では「すぐ or 2045年頃か?」と「歴史地震」の考え方で予測した記事を書いたが、専門家から最新の予測が出たのと、巨大地震となれば積立投資に大いに影響するので、再度取り上げる事とした。

竹内章名誉教授(富山大)が「≒2029.3年」と予測しているので、「0.3年」の部分を月に換算すると、12×0.3=3.6で3カ月と0.6カ月になるので、4月中旬となる。
ちなみに誤差は±3.0~4.5年としているので、既に今年も予想圏内に入っている。

教授の予見は「歴史地震」の考え方に「地震前後の地盤の上下変位量」を取り入れており画期的だ。
昨年、素人である拙者が勝手に予測した「歴史地震」の考え方のみより、予測精度は格段に高いのではなかろうか。

巨大地震によって地盤が隆起した後の同じ速度で地面が沈降する規則性、つまり1回の地震で大きく隆起するほど、次の地震までの時間が長くなるという規則性を踏まえて算出されたものです。

具体的には、高知県の室津港の地震前後の地盤の上下変位量で見ています。1707年の宝永地震では地盤が1.97メートル隆起。その時は次の安政地震まで147.16年かかりました。そして、安政地震の時は1.21メートル隆起し、次の昭和南海地震までの歳月は91.99年でした。1946年の昭和南海地震の時はというと、隆起量が1.1メートルでした。今後も等速度で地盤が沈降すると仮定した場合、この時間予測モデルで計算すると『2029.3年』という数字が出てくるというわけです。

出典:NTTドコモ

出典:TBS

出典:gooニュース(NTTドコモ)

「≒2029.3年」と予測 南海トラフ巨大地震 予見が早まる研究結果も…「今年起きてもおかしくない」という危機感を | TBS NEWS DIG

 

 

2024年の振り返りと今後の方針を確認

2024年の年間利益率はiDeCoが約+0.7%で、iDeCo以外が約+0.85%であった。
後者は全額を積立投資に回さずに現金でのプールが半分以上を占める為、利益率はかなり低い結果となっている。

iDeCoの収支

途中から国内株式は外したはずだったが、積立設定が解除されておらず組み込まれてしまったが、海外債券にスイッチング待ちである。

2024年中盤まではNISAの利益が比較的好調であったが、中盤以降は9月の日本株急落とインド株低迷が響いたかたちだ。

1年間、NISAなどの積立投資をやって、ポートフォリオに「中長期」が増えてきたという事は腰を据えてブレない方向性になってきたという事である。

PS
今年より新NISAはNISAとう呼び方にします。

┃基本方針(昨年12月の段階と変更なし)
円相場が適正水準やその方向にある程度戻す迄は、為替リスクをこれ以上増やさない。

日本の地震リスクを鑑み、ゴールドを除き日本物は極力減らす。(関連記事:南海トラフ地震はすぐ or 2045年頃か?)
海外物に日本物が少し混ざる程度は許容とするが、既に購入済分は一部を除き、段階的に海外物に買い替え。

インド株はここ数カ月冴えない状況が続くが、右肩上がりでの定額積立ではどんどん高掴みしていく状態なのに対して、今は将来の値上がりに期待して安定した価格で仕込んでいる状態と言えよう。
また、インド株は米株価とある程度連動すると思われる状況下で、米株価がこのままずっと好調とは思えないが、日米や世界の株価大暴落時の対策が拙者は出来ているので、安心して継続する事とする。

┃NISAポートフォリオ12月~(SBI)※昨年12月の段階と変更なし
🈟は今回より新規選定
[復活] インド株(中長期):グローバルX インド・トップ10+ ETF (188A)
[復活] インド株(踏台):  三井住友TAM-SMTAMインド株式インデックス・オープン(月に120円×24)
🈟 外国ゴールド(中長期):SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)(愛称:サクっと純金(為替ヘッジあり))(月に120円×24)
🈟 外国株(短中期):大和-米国インフラ・ビルダー株式ファンド(為替ヘッジあり)(月に150円×16)

※24日間の積立日は2~25日とする。
※16日間の積立日は「有利な期間」に限定して、2~4日・7~12日・20~26日とする。

インド株ファンドは、米大統領選もあり、為替相場の様子見もあって、ヘッジありを望んで短期的に「農林中金-NZAM・レバレッジ インド株式2倍ブル」にしていたが、為替ヘッジなしのインド株ファンドでも為替リスクを抑える組み合わせを思い付いた事により、元に戻す事とした。(後述)(NZAMは買付済分は保持し、新規買付は終了)
対ドルで円高に振れてもゴールド(ヘッジあり)は上昇する場合が多い特性に期待して、インド株ファンド(ヘッジなし)との組み合わせで、為替リスクを抑える。ファンドの選択にあっては、信託報酬が一番低いなどの観点からSBIを選定。(関連記事:ゴールドファンド一覧)

┃特定口座(源泉徴収なし)12月~(SBI)※昨年12月の段階と変更なし
● オルタナティブ(中長期):SBI-Man リキッド・トレンド・ファンド(愛称:リキッド・トレンド)(180×24)
※積立日は2~25日とする。 

┃iDeCoポートフォリオ12月~(SBI)
● 日本ゴールド(中長期): 三菱UFJ 純金ファンド(愛称:ファインゴールド)(33%)
● 外国債券(中長期): 日興-インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)(67%)
  ↑ 日本ゴールドの為替ヘッジ用(そのからくりの説明)

 少額(全体の7%)購入していた「<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド」は、日本物を極力持たない方針に基づき、取りやめ&積立済分をスイッチング(良い機会なので、ゴールドと海外債券のリバランスを行う事とし、海外債券にスイッチングする)

┃全体の1ヵ月あたり資金配分(昨年12月の段階と変更なし)

日本物と海外物の比率は約 1:4.7
▼ NISA(8,160円 17%)

インド株 :2,880円(6%)
外国株H
:2,400円(5%)
外国ゴールドH:2,880円(6%)
▼ 特定口座(4,320円 9%)
オルタナティブ:4,320円(9%)
▼ iDeCo(23,000円 約48%)
日本ゴールド:7,590円(約16%)
外国債券H:15,410円(約32%)
 ↑ 日本ゴールドの為替ヘッジ用
▼ 預金(12,520円 約26%)
暴落時対処用資金:2,400円(5%)
純粋預金:10,120円(約21%)
■ 総合計48,000円
H:為替ヘッジあり

┃NISA運用分の2400円枠について(昨年12月の段階と基本変更なし)
この枠は半導体ファンドの「ヘッジあり」があれば長期を見据えて積み立てたいところだが・・・

半導体関連ファンドは米がリセッションに入うろと、世界大恐慌が来ようと、米の経済と安全保障の両面で戦略的物資として重要であり、死守すると考えられ、長い目で見れば成長が期待できるであろう。
只、「ヘッジありファンド」が無く、現状ドルが高止まりしているので、他の「ヘッジありファンド」で、様子見とする。(長期積立であれば、為替は気にしないで始めるべきと言われるが、拙者は気にするので)

具体的には米国物(や米国比率が高い)を候補とするが、日米や世界の株価大暴落時の対策が出来ているので、拙者は躊躇なく選定。

候補は次の通りである。

① 為替ヘッジあり
●One-MHAM米国好配当株式ファンド(年1回決算型)為替ヘッジあり(愛称:ゴールデンルーキー)
●大和-米国インフラ・ビルダー株式ファンド(為替ヘッジあり)
●One-米国インフラ関連株式ファンド<為替ヘッジあり>(愛称:グレート・アメリカ)
●アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信A Hあり
●フィデリティ・米国株式ファンド Aコース資産成長型・為替ヘッジあり
●フィデリティ・米国株式ファンド Cコース分配重視型・為替ヘッジあり
●フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドAコース(為替ヘッジあり)
 ↑ SBI取扱いなし
●GS-netWIN GSテクノロジー株式ファンド Aコース(為替ヘッジあり)
●三菱UFJ-グローバル・スマート・イノベーションOP年2回決算型為替ヘッジ有
(愛称:iシフト(ヘッジあり))

●グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(限定為替ヘッジ)(未来の世界)
●三菱UFJ-グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド(為替ヘッジあり)(愛称:健次(ヘッジあり))
●東京海上・宇宙関連株式ファンド(為替ヘッジあり)

② 為替ヘッジなし(円安が緩和or是正された時の候補)
●野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)
●SBI岡三-世界半導体関連フォーカスファンド
 「野村」はエヌビディアとブロードコムの組込比率が高すぎるが、こっちは現状そうでもない
●三井住友TAM-半導体関連 世界株式戦略ファンド(愛称:半導体革命)
 ↑ SBIよりこっちの方が良さそうだがネットでは買えない
●フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドBコース(為替ヘッジなし)
 ↑ SBI取扱いなし
●フィデリティ・米国株式ファンド Bコース資産成長型・為替ヘッジなし
●フィデリティ・米国株式ファンド Dコース分配重視型・為替ヘッジなし
●アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信D 毎月Hなし予想分配
●ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(1年決算型)
 ↑ ヘッジありもあるがNISA非対応
●三菱UFJ-次世代米国代表株ファンド(愛称:メジャー・リーダー)
 ↑ ヘッジありもあるがパフォーマンスが悪い
●SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)(愛称:SBI・V・米国高配当株式(分配重視型))
●SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)(愛称:S・米国高配当株式100)
●(アムンディ・インデックスシリーズ)オールカントリー・高配当株
●SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)(愛称:スマートベータ・世界高配当株式(分配重視型))
●iシェアーズ S&P500トップ20ETF(313A)

~おまけ~ ※現状、日本物は極力持たない方針につき
●ニッセイ・S日本半導体株式インデックスファンド<購入・換金手数料なし>(愛称:NSOX)
●NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型上場投信

▼関連記事

出典:NTTドコモ

前月は売れ筋トップ5のうち4銘柄をインデックスファンドが占めていたが、11月は2本だけになった。代わって、「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」と「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」がトップ5にランクインした。

出典:株式会社想研

実はインドを含む新興国株式は、インデックスを上回る成績を収めている優良なアクティブファンドが多い。米国株式のように、一部の銘柄群が株式市場全体を事実上「支配」するような状況にはなく、運用者の目利きが機能する余地が残されているためだ。また、新興国投資においては、投資先企業のガバナンスリスクを見極める必要もあることから、投資先の質を維持するという面でもアクティブファンドは有効である。

高配当株式と連続増配株式には共通の銘柄も多いが、連続増配の方が下落局面でより強固な下値抵抗力を発揮する傾向にある。

拙者は当初、インド株ファンドは「アクティブファンド」にしていたが、途中から「インデックスETF」主軸を移している。
良い「アクティブファンド」を選べば、パフォーマンスは「インデックス型 < アクティブ型」であるのは分かっているが、拙者考案の株価暴落対策を考慮すると、平時の積み立てでは「アクティブ型」の運用効率が下がるので「インデックスETF」にしている。
そのからくりは「資産防衛マニュアル」で読んで頂くと分かるだろう。

勝ちは8本しかない

出典:AERA dot.

拙者は先月から「米国インフラ・ビルダー株式ファンド(為替ヘッジありの方)」をポートフォリオに組み入れた所だ。

「野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」は昨年、短期間ながら積立投資を行っただけだが、そのごく短期間の間に20%もの上昇があった。
半導体関連ファンドは魅力的ではあるが、本文で触れた通りの理由により、今は出さない方針である。

スマホ・PCの通信障害対策(コスパ自信あり)

積立などの投資を行っているユーザーにとって通信障害が困るのはさることながら、プライベートや仕事でスマホやタブレット、PCを使っているユーザーにも必見のテーマです。

データ通信に音声通話2回線(1回線はかけ放題)を合わせて、ひと月のスマホ基本料金をかけ放題込みで二千円台で実現します!

1. 通信障害の実態と対策

1.1 近年の大規模通信障害
2018年12月:約4時間半(ソフトバンク)
2021年10月:約29時間(NTTドコモ)
2022年7月:約61時間半(KDDI)
※音声通話・データ通信が使いづらい事例

1.2 対策の考察
スマホがキャリア(通信会社)の障害で何時間や何日も使えなくなくなった場合に備えて、リーズナブルでありながら、いざとなればしっかり機能するスマホ1台での2社契約(ドュアルSIM)を考察します。

また、タブレットやPCのネット接続回線がビジーになった時のテザリングも担保します。
テザリング:スマートフォンなどのモバイル回線を利用して、タブレットやPCなどの機器をインターネットに接続できるようにする機能
実際にメインで使っているキャリアで障害が起こった場合、もう一方のキャリアを使うわけだが、メインではない方は、データ通信料のプランが最低限であったり、低速プランであったりする為、データチャージや高速チャージが必要となる場合が多くなります。

1.3 いざという時にすぐに使えないと意味がない
データチャージで問題となるのは、データを使い切ったタイミングですぐにチャージや反映ができない場合が結構あります。

そうなると、データチャージが反映されるまでの間は32kbpsなどの低速モードとなり、仕事でのLINEやり取りでは、もたつきながらもメッセージ交換はできても、画像の送受信ができなかったりしますし、スマホによるQR決済は行えても非常に時間がかかったりします。(因みにおサイフケータイは通信速度とは無関係です)

また、投資では売買や積立注文が思うようにできなかたったりと、非常に困るわけです。

幸いオートチャージがある事業者やプランであればまだ良いのですが、オートチャージの回数は有限であり、回数を使い切った後の問題が懸念されます。

1.4 すぐに使えない具体例

â–¼ au
8時から21時にデータチャージを開始するとすぐに利用できます。それ以外の時間帯に手続きを行う場合は、翌日8時から利用できます。

▼ UQモバイル
データチャージサイトでは、毎日9時に前日分の情報が反映されます。

â–¼ My SoftBank
午後9時以降に「オートチャージ設定の変更」または「オートチャージ上限回数の変更」を行うと、翌日の午前7時30分に反映されます。
---
尚、データチャージ後、数分など短時間で反映されるとしている場合でも、そもそもデータを使い切らないとチャージを申し込めなかったりもしたり、更には、閉じられているチャージ申込が、データを使い切った直後にすぐ開くとは限らないという懸念もあります。

また、チャージ容量が1Gのみであったり、使い切る度に申し込みが必要となったりするのもネックです。

因みにHISモバイルは1G単位で、同一請求月内の初回は使い切らないとチャージを受け付けませんが、同一請求月内の2回目以降は使い切る前にチャージを受け付けてくれます。

これらの問題を解消(緩和)できて、しかも安いプランを考えたので次項で紹介します。

2. コスパ最強?プラン
2.1 第一候補(音声通話2回線)
HISモバイル 7G 990円(docomo)
マイそく32kbps 250円(softbank or au)
マイそくかけ放題 1210円
合計2450円/月

<運用方法>
普段のデータ通信はHIS(高速)を利用。
HISで障害が発生した場合は、申し込み後すぐに使えるマイそくの「24時間データ使い放題」(高速チャージ)で対応します。
また、HISでデータチャージが必要になった場合は、HISの初回データチャージがスムーズに行えなかったりするので、繋ぎでマイそくの「24時間データ使い放題」を活用する手もある。(何がスムーズではなのか「3.4」で触れています)
タブレットやPCのネット回線ビジー時はHISの残容量や「マイそく+24時間データ使い放題」を使ってテザリングします。

<補足説明>
・データ通信が7Gもいらないという場合は、1Gや3Gのプランがあるので、もっと安くなります。

・逆に7Gで足りない場合は10Gが1340円/月なので、それでも合計2800円/月です。(更に上は20G・30Gがある)

・通信速度が中速でも良ければ「第二候補」のデータ使い放題を組み入れたプランを選択する手もあります。

2.2 第二候補(音声通話2回線)
HISモバイル 1G 550円 (※100M 280円)(docomo)
マイそく1.5Mbps 990円(softbank or au)
マイそくかけ放題 1210円
合計2750円(2480円)/月

※HISの音声通話付1Gプランはデータ使用料が100M(0.1G)以下なら自動的に280円を適用

<運用方法>
普段のデータ通信はマイそく1.5Mbps(中速・平日12時台低速)を利用。(平日12時台はHISを利用)
マイそくで障害が発生した場合はHISで対応するが、HISが低用量であるが為に早期に必要となるかもしれない初回データチャージがややネックとなる。(何がネックなのか「3.4」で触れています)
タブレットやPCのネット回線ビジー時はマイそくを使ってテザリングします。
そのマイそくの平日12時台の低速制限時に使いたい場合や3日間10GB制限がかかった場合、中速(1.5Mbps)に不満な場合はマイそくの「24時間データ使い放題」(高速チャージ) で対応。

<補足説明>
・マイそくの平日12~13時低速制限時(32kbps)はHISの高速データ通信使用で快適です。

・平日12時台にマイそくとHISを切り替えて使うのが面倒であったり、マイそくの中速データ通信に不満な場合は「第一候補」が良いでしょう。
また、速度の不満のみであれば、プラス1210円/月でマイそく3Mbps(平日12時台低速)にする手もあります。

・タブレットやPCへのテザリング運用は、平日12時台の低速制限の不便さを除けば、マイそくの10GB制限がかからないデータ使用料である限り、高速チャージの必要がなく手間いらずです。

2.3 共通事項
▼ データ通信はHISモバイルが安く、音声通話かけ放題はマイネオが安いので、この2社の組み合わせとしています。

▼ マイそくの「24時間データ使い放題」(高速チャージ) は、いつでも申し込めて申込後すぐ使えます。(これが非常に大事)

▼ 音声通話の予備が必要なければ、HISの方をデータプランにすれば少し料金が下がります。(HIS100G以下時は逆に高くなります。マイそくはそもそもデータ専用プランがありません。)

▼ かけ放題も必要なければ1210円/月安くなります。

▼ 最初に第一候補で始めて、プラン変更で第二候補に切り替える事は出来ますが、その逆は出来ません。
マイそくの32kbpsプランは他のプランから変更はできないので、第一候補の32kbpsから第二候補の1.5Mbpsなどに変更すると第一候補に戻れなくなります。(戻るにはマイそくを一度解約して契約し直しとなる)

▼ マイそくのsoftbankはeSIM未提供です。(docomoとauはeSIM選択可)

▼ 次のような場合は楽天モバイル(3,278円)が良いかもしれません。
・高速通信で20GB以上使いたい
・3日間の10G制限を気にしたくない
・通信速度制限にかかりたくない
・通信速度維持の為のチャージが面倒
・契約通信会社2社間の切り替えが面倒

3. おわりに

3.1
拙者はHISモバイルやマイネオの回し者ではありません。
いざという時のバックアップ体制を維持しながらコスパを追求した結果が単純にこの2社の組み合わせだったのです。(HISモバイルはデータ繰り越しがないのが惜しい)

尚、拙者は自営業の為、プライベートの電話番号と分けたいのと、いざと言う時の予備回線も持ちたいので、音声通話は2回線とし、よく使う仕事用の方をマイそくで「かけ放題」にしています。

昔と違い公衆電話がそうそう見つからない状況下で、出先で急に電話をかける必要に迫られる事もあるかと思います。

音声通話は1回線で十分というユーザーでも、HISをデータ通信プランにしても基本料金は最大で250円/月しか下がらず、場合によっては基本料金が最大で200円上がる事もあるので、予備の音声通話回線を持つのも悪くはないと思います。(マイそくはデータ専用プランがなく、音声通話が付いてきます)

実際の運用はユーザー自身でよくお調べになり、プラン内容が変わっていないかなどよくご確認の上、自己責任でお願いします。

また、いざとなれば迅速に「24時間データ使い放題」が使えるようにする為、「mineoアプリ」のダウンロードと「課金ロック解除」を事前に行っておきます。

タブレットやPCからも申し込みできるように、IDやパスワードを出先でも分かるようにしておきます。

普段「24時間データ使い放題」を使わないユーザーでも198円をケチらず、年に一度は予行訓練をmineoアプリやブラウザから行えば、備えあれば憂いなしとなります。

PCからの申込画面

マイそく24時間使い放題でPCをテザリング

以下、関連事項うんちくです。

3.2 データ通信が容量上限に達してもすぐには低速にされない!?
▼ HISモバイルの場合
公式に次のように公表されています。
<質問>
1GBチャージしたと同時に、データ量が減少していました。どうしてですか?
<回答>
1つのセッションで設定容量上限を超えてもセッション終了時まで、通常速度で通信が可能になります。
追加チャージした場合、前回のセッションで、上限を超えて使用した容量分が充当されて差し引かれるため、チャージと同時に容量消費に繋がってしまいます。

▼ マイネオ(マイそく)の場合(出典:アシタマガジン)
3日で10GB以上使ったときの制限はいつ解除される?
速度制限は10GBを超過した翌日に実施され、翌々日の朝に解除されます。
速度制限がかかると積算通信量がリセットされ、制限当日から再度カウントが始まります。
仮に1日で10GB以上使った場合でも、速度制限がかかるのは翌日から翌々日の朝にかけてです。
速度制限が実施される時と解除される時はメールで案内が届きます。
なお、2日間で7GB以上使った場合にはアラートメールが届くのでうまく活用してください。

3.3 鬱陶しい広告が表示されないブラウザ「Brave」で月々のデータ使用料を節約
拙者が実際に使っており、ブログなどでも広告をシャットアウトしてくれるので非常に便利です。(Android、iOS、Linux、macOS、 Windows10以降に対応)

3.4 料金の締日やプラン変更日は要注意
月額使用料の締日は月末が多いように思いますが、HISモバイルは開通日基準で変わります。筆者は元々OCNモバイルONE(現在はドコモに吸収)を使っており、開通日に関係なく月末締めでした。

てっきりHISも月末締めかと思い込んでいて、OCNからHISにMNPして開通する見込みが月末だったので、HISを1Gプランで申し込んでいました。(拙者は1カ月間で数G使用)

実際に使い始めてから、拙者の締め日は毎月25日である事に気づき、次月締め日まで1カ月近くあり、1Gではとても持たない状態だったのです。

それで、データチャージをしようと思った所、まだ申込時の1Gの残量があって申し込みできないのです。(今まで使っていたOCNでは、たまたまデータチャージの経験がありませんでした)

いよいよ深夜に1Gがなくなり、データチャージを試みましたが、まだチャージ申込が出来る状態になっていないのです。

その日は諦めて寝ましたが、朝起きてリトライした時には申し込める状態になっていました。

HISはどれくらいの時間で申し込めるようになるか分かりませんが、この経験がこの記事を書くきっかけになったのです。

因みにHISは、同一請求月内で2回目以降のデータチャージであれば、データを使い切る前でもチャージを受け付けてくれます。

PS
プラン変更の締め切り日も事業者によって違いがあります。OCNは月末の1日前23:59:59迄ですが、HISは締め日当日の20時迄です。

ゴールド価格、為替や外国債券との関係

金(ゴールド)と外国債券との組み合わせで定額積立をしている拙者だが、今までと今後を検証してみた。

┃近年の傾向
近年は大幅な円安の流れではあるが、表の「円高」については一連の流れの円安基調の中で、円が上昇した時期を捉えています。

米国株価 大上昇
日米為替 大円安 円高
海外金H有 大上昇 上昇
内外金(※) 激上昇 横這
外国債券H有 下落 横這
外国債券H無 上昇 小下落

◎「横這」は少々の上下変動を含む
※「内外金」は国内金価格≒海外金価格H無なのでこの両方

┃今後、リセッションの場合
前出の「近年の傾向」では従来言われたセオリー通りにならなかった部分もあるが、今後の予想では概ねセオリー通りになる事を前提とする。
「日米為替」の「小円安」は従来の行き過ぎた円安がある程度解消される状態を指し、「円高」は円高方向に振れて円安が解消され、適正水準になる状態を指す。
「外国債券H有」については従来の傾向(為替が円高方向に振れている時に上昇)を前提とする。

<米ソフトランディング時の予想>

米国株価 下落
日米為替 小円安 円高
海外金H有 上昇 横這
内外金(※) 大上昇 下落
外国債券H有 横這 小上昇
外国債券H無 小上昇 小下落

◎「横這」は少々の上下変動を含む
※「内外金」は国内金価格≒海外金価格H無なのでこの両方

<米ハードランディング時の予想>

米国株価 大下落
日米為替 小円安 円高
海外金H有 大上昇 上昇
内外金(※) 激上昇 横這
外国債券H有 小上昇 上昇
外国債券H無 上昇 横這

┃参考資料
日興アセットマネジメントの「ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)」と「ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)」の値動き

出典:楽天証券投信スーパーサーチ

出典:おたからや

12月ポートフォリオ変更(銘柄入れ替え等)

米株3指数の中でナスダックだけが伸びがイマイチだ。グロース株が伸び悩んでいるようだ。
日経平均も3万円台後半で上値が重いのは、日経平均とナスダックの連動性が高いという観点では矛盾していない。
年末に向かって日本株は上がるというセオリーがあるが、ナスダック頼みのような気もする。

┃基本方針
円相場が適正水準やその方向にある程度戻す迄は、為替リスクをこれ以上増やさない。

日本の地震リスクを鑑み、ゴールドを除き日本物は極力減らす。(関連記事:南海トラフ地震はすぐ or 2045年頃か?)
海外物に日本物が少し混ざる程度は許容とするが、既に購入済分は一部を除き、段階的に海外物に買い替え。

インド株はここ数カ月冴えない状況が続くが、右肩上がりでの定額積立ではどんどん高掴みしていく状態なのに対して、今は将来の値上がりに期待して安定した価格で仕込んでいる状態と言えよう。
また、インド株は米株価とある程度連動すると思われる状況下で、米株価がこのままずっと好調とは思えないが、日米や世界の株価大暴落時の対策が拙者は出来ているので、安心して継続する事とする。

┃新NISAポートフォリオ12月~(SBI)
🈟は今回より新規選定
[復活] インド株(中長期):グローバルX インド・トップ10+ ETF (188A)
[復活] インド株(踏台):  三井住友TAM-SMTAMインド株式インデックス・オープン(月に120円×24)
🈟 外国ゴールド(中長期):SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)(愛称:サクっと純金(為替ヘッジあり))(月に120円×24)
🈟 外国株(短中期):大和-米国インフラ・ビルダー株式ファンド(為替ヘッジあり)(月に150円×16)

※24日間の積立日は2~25日とする。
※16日間の積立日は「有利な期間」に限定して、2~4日・7~12日・20~26日とする。

インド株ファンドは、米大統領選もあり、為替相場の様子見もあって、ヘッジありを望んで短期的に「農林中金-NZAM・レバレッジ インド株式2倍ブル」にしていたが、為替ヘッジなしのインド株ファンドでも為替リスクを抑える組み合わせを思い付いた事により、元に戻す事とした。(後述)(NZAMは買付済分は保持し、新規買付は終了)
対ドルで円高に振れてもゴールド(ヘッジあり)は上昇する場合が多い特性に期待して、インド株ファンド(ヘッジなし)との組み合わせで、為替リスクを抑える。ファンドの選択にあっては、信託報酬が一番低いなどの観点からSBIを選定。(関連記事:ゴールドファンド一覧)

┃特定口座(源泉徴収なし)12月~(SBI)
● オルタナティブ(中長期):SBI-Man リキッド・トレンド・ファンド(愛称:リキッド・トレンド)(180×24)
※積立日は2~25日とする。 

┃iDeCoポートフォリオ12月~(SBI)
● 日本ゴールド(中長期): 三菱UFJ 純金ファンド(愛称:ファインゴールド)(33%)
● 外国債券(中長期): 日興-インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)(67%)
  ↑ 日本ゴールドの為替ヘッジ用(そのからくりの説明)

 少額(全体の7%)購入していた「<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド」は、日本物を極力持たない方針に基づき、取りやめ&積立済分をスイッチング(良い機会なので、ゴールドと海外債券のリバランスを行う事とし、海外債券にスイッチングする)

┃全体の1ヵ月あたり資金配分

日本物と海外物の比率は約 1:4.7
▼ 新NISA(8,160円 17%)

インド株 :2,880円(6%)
外国株H
:2,400円(5%)
外国ゴールドH:2,880円(6%)
▼ 特定口座(4,320円 9%)
オルタナティブ:4,320円(9%)
▼ iDeCo(23,000円 約48%)
日本ゴールド:7,590円(約16%)
外国債券H:15,410円(約32%)
 ↑ 日本ゴールドの為替ヘッジ用
▼ 預金(12,520円 約26%)
暴落時対処用資金:2,400円(5%)
純粋預金:10,120円(約21%)
■ 総合計48,000円
H:為替ヘッジあり

┃新NISA運用分の2400円枠について
この枠は半導体ファンドの「ヘッジあり」があれば長期を見据えて積み立てたいところだが・・・

半導体関連ファンドは米がリセッションに入うろと、世界大恐慌が来ようと、米の経済と安全保障の両面で戦略的物資として重要であり、死守すると考えられ、長い目で見れば成長が期待できるであろう。
只、「ヘッジありファンド」が無く、現状ドルが高止まりしているので、他の「ヘッジありファンド」で、様子見とする。(長期積立であれば、為替は気にしないで始めるべきと言われるが、拙者は気にするので)

具体的には米国物(や米国比率が高い)を候補とするが、日米や世界の株価大暴落時の対策が出来ているので、拙者は躊躇なく選定。

候補は次の通りである。

① 為替ヘッジあり
●One-MHAM米国好配当株式ファンド(年1回決算型)為替ヘッジあり(愛称:ゴールデンルーキー)
●大和-米国インフラ・ビルダー株式ファンド(為替ヘッジあり)
●One-米国インフラ関連株式ファンド<為替ヘッジあり>(愛称:グレート・アメリカ)
●アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信A Hあり
●GS-netWIN GSテクノロジー株式ファンド Aコース(為替ヘッジあり)
●三菱UFJ-グローバル・スマート・イノベーションOP年2回決算型為替ヘッジ有
(愛称:iシフト(ヘッジあり))

●グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(限定為替ヘッジ)(未来の世界)
●三菱UFJ-グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド(為替ヘッジあり)(愛称:健次(ヘッジあり))
●東京海上・宇宙関連株式ファンド(為替ヘッジあり)

② 為替ヘッジなし(円安が緩和or是正された時の候補)
●野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)
●SBI岡三-世界半導体関連フォーカスファンド
 「野村」はエヌビディアとブロードコムの組込比率が高すぎるが、こっちは現状そうでもない
●三井住友TAM-半導体関連 世界株式戦略ファンド(愛称:半導体革命)
 ↑ SBIよりこっちの方が良さそうだがネットでは買えない
●ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(1年決算型)
 ↑ ヘッジありもあるがNISA非対応
●三菱UFJ-次世代米国代表株ファンド(愛称:メジャー・リーダー)
 ↑ ヘッジありもあるがパフォーマンスが悪い
2024.12.10追記
●SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)(愛称:SBI・V・米国高配当株式(分配重視型))
●SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)(愛称:S・米国高配当株式100)
2024.12.19追記
●(アムンディ・インデックスシリーズ)オールカントリー・高配当株
●SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)(愛称:スマートベータ・世界高配当株式(分配重視型))
追記ここまで

~おまけ~ ※現状、日本物は極力持たない方針につき
●ニッセイ・S日本半導体株式インデックスファンド<購入・換金手数料なし>(愛称:NSOX)
●NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型上場投信

物価対応ファンド、いいかも!

世界がデフレからインフレに変わった。

インフレの時代は元の価格には戻らない。
物がない(不足している)から買っておこうというのは
インフレマインドなのである。

パンデミックで金をジャブジャブ刷り過ぎて日本などでは円安が起きている。
今までインフレが起きなかったのがなぜ起きたかというと
中国が自国のデフレを輸出していたから
世界各国の自国のインフレが相殺されていた。

それが、米中対立のデカップリングで
中国のデフレが輸出されず
その結果、世界各国がインフレになったのである。

それにアメリカは
世界にドル高とうかたちでインフレを輸出しているから
世界はインフレになっている。
中国はデフレを輸出できず
また、アメリカからのインフレも輸入できず
デフレになっているのである。

以前、「物価連動ファンド」を取り上げた事があるが、今回たまたま目についた「東京海上・物価対応バランスファンド(年1回決算型)(愛称:インフレ・ファイター)」が以前取り上げた複数のファンドよりかは明らかに良さそうだ。

パフォーマンスもさる事ながら、8/5の記録的な株価急落でも下落率が低いのである。

出典:東京海上アセットマネジメント株式会社

東京海上アセットがインフレ対策ファンドの第1弾「東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド」を出して、それに続く第2弾が「東京海上・物価対応バランスファンド(年1回決算型)(愛称:インフレ・ファイター)」だ。

デフレ時代は、株式と債券の値動きが逆方向に動く「逆相関」となることが多く、この二つのアセットに分散投資することで、ファンド全体の値動きを抑制する効果が期待された。しかし、過去のデータを調べると、インフレ時代は、株式と債券の値動きが同じ方向に動く「順相関」になる傾向が見られる。

 この為、このファンドは株式と債券の「逆相関」に期待する従来型のバランスファンドの設計思想ではなく、「インフレに強いと考えられる銘柄を厳選して分散投資する」という新しい発想のバランスファンドである。
株式と金、REITの一部は、為替ヘッジを行い、それぞれのアセット自身の値動きを収益の源泉としている。

一方、米短期国債と海外の物価連動債については為替ヘッジを行わない。円安になると輸入品を中心に日本の物価は上昇する。一方で、円安によって海外債券の評価額が上昇し、インフレをカバーできる為である。

南海トラフ地震はすぐ or 2045年頃か?

積立投資の話題ではないが、巨大地震は積立投資に大いに影響するので、この話題に触れてみる事とした。

1972年生まれの拙者は小学生の頃から「東海地震」を想定した避難訓練を防災の日にやっていた。
関東・東海地方の小中学校では皆も経験があるのではないだろうか。

「東海地震」はその頃既に100年以上起こっていない状態で、当時唯一、地震予知ができるかもという位置付けであった。

「歴史地震」の考え方でいくと「南海トラフ地震」は約100~150年周期で起こっているが「南海トラフ地震」の一部である「東海地震」は今現在なんと170年起こっていないわけで、相当な歪が溜まっている。(下図参照)

「南海トラフ地震、南海トラフ地震」と政府は騒いでいるが、実は「東海地震」が最も切迫していて、いつ起きてもおかしくない。

半割れと言われる1944年の「昭和東南海地震」と1946年の「昭和南海地震」が前回の「南海トラフ地震」だが、規模が小さかった為、次の周期は100年後とか短くなると考えられる。
その計算でいくと次は2045年で、まだ余裕があるという感じだ。

それに南海トラフ地震発生前の50年間は大きな内陸地震が起るのである。
1995年の阪神淡路大震災から始まっていて熊本地震もその内の一つだ。
阪神淡路大震災から50年後はこれもまた2045年となって前出の2045年と一致する。

只、注意が必要なのは、「東海地震」が「東南海」と「南海」に連動するかもしれないという事である。
連動するとしても、何時間後なのか、何年後なのかは分からない。

インフラ正常時の株価大暴落への対応は既に準備している拙者だが、巨大地震となると、ネット回線が使えない、証券取引所や証券会社も麻痺しているなどの状況下では手の打ちようがないのだ。

拙者の積み立ては既に海外物の割合が多いが、段階的に日本物の割合を更に減らそうかとも考えている。

また、日本での巨大地震による日本株大暴落が引き金になって、世界でも大暴落が起こる可能性がある。
その場合も想定して、しばらくほったらかしでも大丈夫なように「SBI-Man リキッド・トレンド・ファンド(愛称:リキッド・トレンド)」をポートフォリオに組み入れ始めた次第である。

出典:株式会社幻冬舎ゴールドオンライン

出典:読売新聞

政府の地震調査研究推進本部資料などをもとに作成。発生時期は西暦(グレゴリオ暦)で表記した

 

9月ポートフォリオ変更(銘柄入れ替え等)

根本はブレる事のない変更ではあるが、特定口座も活用する事とした。(実はケースバイケースで一般口座や特定口座でもNISAのように非課税&申告不要)

また、為替変動に関しては、急激な円高リスクを考え、更には地震リスクも鑑みての変更である。(為替リスクと巨大地震リスクを考える)

┃新NISAポートフォリオ9月~(SBI)
◎日本物はETFを銘柄変更し、海外物は特定口座へ変更(🈟は今回より新規選定)
🈟 日本物(長期):iFreeETF TOPIX高配当40指数 (1651)
日本物(踏台):三菱UFJ-日経平均高配当利回り株ファンド(月前半に200円×5)
日本物(踏台):大和-iFree JPXプライム150(月後半に100円×11)
日本物(踏台):ニッセイJPX日経400アクティブファンド(月後半に100円×11)
※「踏台」での積立額がETF購入額に達したら、「踏台」のファンドを売ってETFを購入(スライドさせていく)
※日本物の積立日は「有利な期間」に限定して、4日・5日・6日・7日・8日・10日・11日・12日・13日・16日・17日・22日・23日・24日・25日・26日の前半5日間と後半11日間とする。

┃特定口座(源泉徴収なし)9月~(SBI)
◎ 🈟は今回より新規選定(先月までの新NISAの海外物は買い替えず取り合えずそのまま)
🈟 海外物
(短中期):農林中金-NZAM・レバレッジ インド株式2倍ブル(192円×15)
🈟 オルタナティブ(中長期):SBI-Man リキッド・トレンド・ファンド(愛称:リキッド・トレンド)(180×24)
※海外物の積立日は「有利な期間」に限定して、2~4日・8~13日・15日・16日・23~26日の15日間とする。 オルタナティブは2日~毎日24日間とする。

┃iDeCoポートフォリオ9月~(SBI)
◎ 変更なし
日本物(長期): <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド(7%)
日本物(中長期): 三菱UFJ 純金ファンド(愛称:ファインゴールド)(31%)
海外物(中長期): 日興-インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)(62%)
※この外国債券は日本の純金ファンドに対する為替ヘッジ目的である。(そのからくりの説明)
┃全体の1ヵ月あたり資金配分

日本物と海外物の比率は約 1:1.8
▼ 新NISA(3,200円)

日本株:3,200円(約6.67%)
▼ 特定口座(7,200円)
インド株 :2,880円(6%)
オルタナティブ:4,320円(9%)
▼ iDeCo(23,000円)
日本株:1,610円(約3.36%)
ゴールド(日本):7,130円(約14.85%)
外国債券(ヘッジ用):14,260円(約29.71%)
▼ 預金(14,600円)
暴落時対処用資金:4,490円(約9.35%)
純粋預金:10,110円(約21.06%)
■ 総合計48,000円

┃変更についての補足と今後の展望

米景気はソフトランディングにせよハードランディグにせよ何れ後退局面に入るだろう。(ソフトランディングは過去に1回しかないから期待できない)

米大統領選の決着がつき、さらにはその先で米景気が底を打った後は拙者自身の長期的な展望が少なくても今よりかは見渡せるようになりそうだ。(その間に大暴落が無ければだが)

新NISA枠のインド株ファンドは銘柄を「円ヘッジあり」に変えて特定口座で購入するのだが、今まで積み立てていた「円ヘッジなし」の分はペアで積み立てていた「為替ヘッジ用の外国債券」と共に円高リスクを考えると、今回より新規組入の「インド株式2倍ブル(ヘッジあり)」と「リキッド・トレンド」に買い替えたいところだが、今ままで積み立てていた「円ヘッジなし」は円が安い時の購入分が多くを占めるから、円が高くなっている時に「円ヘッジあり」に買い替えると為替の分が損となるわけだ。
だから、以前の分はそのままにする事になるが、如何せん為替ヘッジ効果が期待できないのである。

その為、急遽、「為替ヘッジ用の外国債券」をいくらか売って、その分で「野村ブル・ベア セレクト9(円高ドル安トレンド9)」を購入する方法もある。
予想通り円が上昇して、そろそろ上限だと思った時に売ればプラスになって、単発の利益を生だから良しという事でおしまいだが、逆に円が下落して売る事になるとマイナスとなる。
後者の場合、為替ヘッジのマイナスは確定されて、「ヘッジなしインドファンド」の方は売却せずに中長期保有前提だから、為替プラス分の含み益と相殺されると言っても、実際に相殺して利確するわけではないのであって、その含み益は将来残るか分からないんのである。
しかも、この「円高ドル安トレンド9」は持っているだけで基準価額が下がるという厄介な性質であるから、長期保有の前提はない。
そうなると、結局の所、既に購入済の「円ヘッジなし」ファンドはそのまま保有するのが無難という事だ。

尚、分散投資の観点と日本の地震リスクを考えると、日本株ファンドの割合を減らして、海外物(できれば米一辺倒ではない)を増やした方が良いが、8月の日本株超大幅急落で少なくても海外物よりかは割安感があるから、今の所は現状の比率維持である。
先々、日本株の急落分がほぼ回復し、更なる上昇が見込みにくくなったら、長期でも超長期を見据えているiDeCoで日本株に充てている分を「日興-インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)」に変える手もある。(このファンドは米国偏重だが一応約1/4は米国以外)
また、その時点で円高が予想以上に進んでいて、これ以上の円高は考えにくいという判断になれば、ヘッジありにするかである。

このように冷静に考える為もあって文章を起こし、このブログで自分を戒めているのである。

話を戻すが、インド株ファンドは9月購入分から為替ヘッジなしになるわけで、以前の分はそのままだから、為替変動への耐性はすぐには改善しない。
時間と共に段々と為替ヘッジなしの割合が減ってい行くのを待つ流れとなって、差し迫っている米大統領選のタイミングにはほとんど間に合っていないが仕方がない。

さて、今度は日本の地震リスクについてだが、巨大地震が先延ばしになればなる程リスクはより高まるのであり、そのリスクをどう取るかだ。(詳細説明)

日本物を保有する事自体がリスクだが、いつ起こるかわからない大地震をターゲットにあまりに守りになり過ぎると、それもそれで投資機会を逃す事になる。
拙者の日本物と海外物の比率は約1:1.8と日本物が少ない為、その分リスクが低いと考え、現状維持とする。

また、海外物については為替リスクと地震リスクを複合で考えた結果が今回の「インド株式2倍ブル(ヘッジあり)」と「リキッド・トレンド」の組み合わせである。
ちなみにインド株は米国株と同じような値動き(下図)をしているから、「リキッド・トレンド」のと相性も良さそうだ。

出典:楽天投信投資顧問株式会社

<関連記事>
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USD/JPYは先行き12ヶ月150程度で推移するだろう。

 

為替リスクと巨大地震リスクを考える

┃為替リスク
7月から急激に為替が円高方向となった事で、為替ヘッジ用にいっしょに積み立てている外国債券ファンドの出番であったが、如何せん効果不足であった。
為替ヘッジ対象となるインド株ファンドに対して、十分なヘッジ効果を求めるには外国債券ファンドの割合をかなり多くしなければならない事は初めから分かっていたが、外国債券ファンドをかなり多くすると、本来主役であるインド株ファンドが薄まり過ぎて、パフォーマンスがあまり得られなくなる。
その為、インド株ファンドと外国債券ファンドの比率は1:1としていたが、比率的にヘッジ効果が元々限定的な上に、ヘッジ効果が想定より弱かった印象であった。

また、株価が下がれば上がると言われてる債券だが、その逆相関が失われてきているようだ。
そうなると、株価下落時には債券も下がるというデメリットも加わり、尚更、外国債券を利用した為替ヘッジはメリットがなくなる。

それで、今積み立てているインド株ファンドへの為替ヘッジをどうするかだが、長期的には円安トレンドだと踏むのなら、いっそうの事、為替ヘッジなしで積み立てるかだ。

だが、差し迫って米大統領選の行方でドル円相場がどうなるかという懸念があり、短中期的には円高対策を取りたいところだ。

そうなると、気休め程度の効果である外国債券ファンドによる為替ヘッジにかわる手段が必要となる。

年間騰落率50%超とかあるインド株ファンドはヘッジなししかないが、「年間騰落率30%とかならヘッジあり」が1つだけある。(但し、新NISA非対象)
この「ヘッジありインド株ファンド」で株価が上がってプラスの騰落率に転び、15%円高が進んだとしても「年間騰落率50%超のヘッジなし」とリターンがほぼ同じという事になる。
また、株価が下がって騰落率がマイナスの場合は、15%位までの円安水準なら「年間騰落率30%のヘッジあり」の方が有利となる。
そうなると、短中期的には「ヘッジありインド株ファンド」を活用するのも手である。(デメリットは後述)

┃巨大地震リスク
南海トラフで「巨大地震注意」が発表されているが、首都直下地震なども含め、大地震時は株取引どころではなくなり、資産を守るために何らかの手を打とうと思っても打てない事が想定される。
慌てての避難や崩れた建物の中からの救出避難であれば、PCやスマホを持っていないかもしれないし、避難所で通信が使えるどうかもいささか疑問である。

幸い何らかの端末があり、通信が可能な状態であっても、証券取引所が被災した場合は証券取引所事態がちゃんと機能するのであろうか?

そう考えると極端な話、日本物は持たない方が良いという事になる。
特に南海トラフ巨大地震が起こると、日本経済は大打撃となって、その後ずっと復活しないという意見すら専門家からは出ている。

また、海外物なら安心というわけでもない。
震災後に日本株が暴落となって、それが米や世界にも波及するリスクもある。
そうなると、海外物も持てないという事になるが、短期を除く株価下落時も稼いでくれそうなファンドがもうすぐ発売となる。
それが「SBI-Man リキッド・トレンド・ファン(愛称ド:リキッド・トレンド)」(新NISA非対象)だ。
これを普段積み立てているファンド(特に海外物)と組み合わせて保有すれば、災害時に取り合えずほったらかしでもOKというわけだ。

┃両方を兼ね備えた対策
インド株ファンドとペアで運用する外国債券ファンドが先述のようにメリットなさ過ぎなので、組込比率はさて置き(後述)、「リキッド・トレンド」と「インド株ファンド(ヘッジあり)」の組み合わせで運用するとメリットが出る。

両者の比率にもよるが、ヘッジありとなしの両方を持つので、為替リスクが薄まるわけだ。
気休め程度の為替ヘッジ効果しかない外国債券との組み合わせで1:1で保有するより遥かに良い。
しかも、短期を除く株価下落時には「リキッド・トレンド」が稼いでくれるだろうという前提もある。
更には巨大地震等発生時に取り合えずほったらかしでもOKとなる。

只、「インド株ファンド(ヘッジあり)」は2倍ブルの為、値動きによっては投資効果が劣後(目減り)していき、中長期運用に向かない。
また、「リキッド・トレンド」は短いサイクルでの株価上下変動では基準価額が下落していく。(「リキッド・トレンド」は長期向きではある)
つまり、株価上昇トレンドでも下落トレンドでもなく、日々適度に上がったり下がったりで横ばいのような相場は両者にとって都合が悪い。

出典:SBIアセットマネジメント株式会社

「リキッド・トレンド」は「全世界株式」との組み合わせでは、「全世界株式」40%が一番シャープレシオが高いとしているが、インド株の場合は20%となる。
只、インド株の比率を40%に上げても、年率リスクの悪化は2%未満である。

特定口座は源泉徴収なしが良い?

一般口座や特定口座には目もくれず、新NISAとiDeCoのみで粛々と積立投資をしている拙者だが、新NISAやiDeCo対象外で良さそうなファンドがあっても「対象外かぁ~」となるだけであった。

でも、拙者のようにショボい金額での積み立てなら、「特定口座(源泉徴収なし)」を活用する手もあると気づいたのである。

・一般口座:自分で年間の損益を算出し確定申告にて納税
・特定口座(源泉徴収なし):証券会社が損益を計算した年間損益報告書をもとにして、自分で確定申告を行い納税
・特定口座(源泉徴収あり):証券会社が損益計算、納税まで行う。自分で納税の対応は不要

特定口座(源泉徴収あり)の場合は利益確定するたびに源泉徴収されますので、特に心配はありません。しかし、特定口座(源泉徴収なし)や一般口座では、翌年の確定申告で一括納税することになります。

<20万円以下の利益は申告不要>
1年間のトータルの利益が20万円以下の場合、確定申告が不要になります。特に少額投資家には、ありがたく感じるでしょう。ただし、特定口座(源泉徴収あり)の場合は20万円以下の利益でも課税されます。利益が少額の場合は、特定口座(源泉徴収なし)や一般口座の利用を検討するようにしてください。ただし、年間の利益が20万円以下でも給与所得が年間2,000万円を超える場合は、確定申告が必要となる点も覚えておきましょう。

短中期の積立投資で月1万円なら2年で24万となるが、それが1.5倍に増えても「特定口座(源泉徴収なし)」なら利益が20万円いかないわけだ。
2倍になって利益が20万円超えても一部を売却してまた買い戻す手もある。

中長期の積み立てで資産が増えていったとしても、一気に解約しないで年間利益を20万円以下に調整できれば、非課税で申告も不要となるわけだ。

<関連情報>
副業所得20万以下なら確定申告と住民税の申告は不要?20万円ルールを解説 - 副業お役立ち情報 - 弥生株式会社【公式】

 

8月5日の日本株大暴落をその日に振り返ってみた

日経平均は過去最大の下げ幅となったが、拙者の積立投資はいつも通りであった。
投げ売りも今後の積立ストップも資産防衛手段の行使も何もしなかった。

今日の日本株は大暴落という状況だったが、米国ではダウやナスダックなどが暴落という状況ではなく、近年の日本株が好調過ぎた分の調整が入った要素が多いように思うし、セリリング・クライマックスであって欲しいと思うところだ。

米景気は昨年からリセッションに入ると言われながら、非常に底堅い状況が続いていたが、後述にもあるようにリセッションに入っているようだ。
だが、短期的には下げ止まりが近いとう見方もあるくらいだ。(後述参照)

近年は日本の株価は米国の株価に引っ張られているような感じであったが(下部グラフ参照)、今日のこれだけの日本株大暴落によるインパクトは強く、この後間もなく始まる米国市場が逆に引っ張られて暴落する事も考えられるが、世界に占める日本株式の時価総額の割合は昔と違い、かなり少なくなったので、影響があるとしても限定的かもしれない。

また、米国市場で下落があるにしても暴落が起こらなければ、今日の日本株大暴落は短期的な調整となって、すぐにある程度は株価を戻すか、戻さなくても再度の大暴落の可能性は低いと考えている。

このような考えの為、今日の段階では資産防衛手段の行使も何もしないで、いつも通りの積立投資を遂行したのみであった。

「サーム・ルール」で“景気後退”観測浮上
こうしたなか、市場関係者の間で注目度が高まっているのが「サーム・ルール」だ。これは、アメリカのFRB=連邦準備制度理事会の元エコノミスト、クラウディア・サーム氏が考案した景気後退=リセッション開始の目安で、直近3カ月間の平均失業率が、過去1年の最低値を0.5ポイント上回っていれば、「景気後退」が始まった可能性が高いというものだ。7月の数値が0.53ポイントになったことで、過去7回と同じようにアメリカ景気は後退局面に入ったのでは、との観測が浮上している。

株式市場のボラティリティー指標の一つは、S&P500種株価指数が短期的な底値に近づいたことを過去に示唆した水準にある。

出典:Yahoo! JAPANニュース(久保田博幸氏)

 上記の日経平均と米国のナスダック総合指数の引け値のグラフをみても似た動きであることがわかる。まさかナスダックの下落も日銀の利上げによるものだとでもいうのであろうか。

ï¼°ï¼³
プロフでも触れているように、このブログは主に自分用だ。

この方の状況が拙者と近いかな。

このように単語の羅列では後から自分でも分からなくなってしまう。

だから、自分用と言えどもブログを公開する事で手を抜かず書かなければならなくなり、理解できる文章にしているわけだ。(noteの方は自分用の域を超えて公開目的寄り)

~ 関連記事リンクなどの追記 ~(投稿後も編集あり得ます)
資産運用3.0(来るべきインフレ時代において、最適な資産運用戦略を考えるための情報を提供するメディアです。)

 

ハイリターンの日本株指数ETFは?

株価が急落している中、ポートフォリオの変更を行って、同種銘柄間で非上場ファンドからETFへの買い替えを行った拙者であるが、日本株ETFは早くも他の銘柄候補が出てきた。

株価急落中にもかかわらず何もぶれる事なく予定通り上場ファンド「NEXT FUNDS TOPIX Core 30連動型上場投信 (1311)」(以下、Core30 ETFという)に買い替えたのだが、過去のパフォーマンスを見ると決して良くない。。

TOPIXとCore30 ETFを比べてると

赤線がTOPIX(配当含まない)で青線がCore30 ETFだが、配当を含んでいるCore30 ETFは配当を含まないTOPIXより劣っている。(その分、上昇と下落ともに緩やかではあるが)

では、もうすぐ上場する「グローバルX 高配当30-日本株式 ETF」(以下、高配当30 ETFという)はどうだろうか?

橙線が高配当30 ETFのベンチマークとなる「Mirae Asset Japan High Dividend 30 Index(配当込み)」で、青線がTOPIX(配当込み)であるが、少しデータは古いが高配当30 ETFも何だか期待できない。

では、他に良い日本株インデックスETFはないだろうか?
ググってみると、2024年6月迄の「国内ETF1年リターンランキング」が見つかった。(次項参照)
この中で良さそうなのが、「iFreeETF TOPIX高配当40指数 (1651)」 だ。(NISA枠対象)
Core30 ETFに変えたばかりだが、来月から「iFreeETF TOPIX高配当40指数 (1651)」への変更を検討する事とした。

 

 

 

8月ポートフォリオ変更(銘柄入れ替え等)

様子見であった欧州株ファンドをやめて、インド株ファンドはNifty50より高パフォーマンス(後述)の「グローバルX インド・トップ10+ ETF」に変更。
日本株ファンドも暴落時に対処しやすくする為、ETFに変更。(対処しやすい理由は「株価暴落に備えよ! 資産防衛マニュアル」で解説)

┃新NISAポートフォリオ8月~(SBI)
◎ 🈟は今回より新規選定
🈟 インド株(中長期):グローバルX インド・トップ10+ ETF (188A)
🈟 インド株(踏台):  三井住友TAM-SMTAMインド株式インデックス・オープン(月に180円×15)
外国債券(円ヘッジ目的):りそな-Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)(月に180円×15)

米国株A:SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・米国増配株式)(月に120円×3)
米国債券A(円ヘッジ目的):大和-米国国債ファンド 為替ヘッジあり(年1回決算型)(月に180円×3)
米国株B:One-MHAM米国好配当株式ファンド(年1回決算型)為替ヘッジあり
(愛称:ゴールデンルーキー)
(月に300円×3)
AとBのパフォーマンスを比較観察中

🈟 日本株(長期):NEXT FUNDS TOPIX Core 30連動型上場投信 (1311)
日本株(踏台):三菱UFJ-日経平均高配当利回り株ファンド(月前半に200円×5)
🈟 日本株(踏台):大和-iFree JPXプライム150(月後半に100円×11)
🈟 日本株(踏台):ニッセイJPX日経400アクティブファンド(月後半に100円×11)

(1ヵ月あたり合計10,400円 海外物:69% 日本物:31%)
※海外物の複数日は「有利な期間」に限定して、月の先頭から順に必要日数分で積み立てていたが、今回より2~4日・8~13日・15日・16日・23~26日の15日間で積み立て。
※日本物の複数日は「有利な期間」に限定して、今までは10日~17日の8日間で積み立てていたが、今回より有利な期間を考慮しながら分散化させて、4日・5日・6日・7日・8日・10日・11日・12日・13日・16日・17日・22日・23日・24日・25日・26日の前半5日間と後半11日間とする。

◎「ルピー建てインド株ファンド」に対しての為替ヘッジは、ルピー円がドル円と今の所相関してるので、対ドル用の円ヘッジで代用。)

┃iDeCoポートフォリオ8月~(SBI)
新NISAの方の日本物の資金割合は従来通りとした上で、iDeCoにも新たに日本物を少し割り当てて、全体での割合を少し増やした。
理由の1つは、日本株は割安であり、先月の株価下落でより割安になったわけであるが、2つ目の理由は後述する。
● 🈟 <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド:7%
● 三菱UFJ 純金ファンド(愛称:ファインゴールド):31%
● 日興-インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)

iDeCoを含む全体の1ヵ月あたり資金配分は、
▼ 新NISA(10,400円)
インド株 (※):5,400円(11.25%)
米国株 (※):1,800円(3.75%)
日本株:3,200円(約6.7%)
※ペアで運用の円ヘッジ用外国債券の掛金含む(合計3,240円)
▼ iDeCo(23,000円)
日本株:1,610円(約3.35%)
ゴールド:7,130円(約14.85%)
外国債券(ヘッジ用):14,260円(約29.7%)
▼ 預金(14,600円)
暴落時対処用資金:2,870円(約6.0%)
(<内訳> 新NISA:1,260円・iDeCo:1,610円)
純粋預金:11,730円(約24.4%)
■ 総合計48,000円

┃海外物の変更概要

様子見であった「SBI欧州シリーズ-欧州高配当株式(分配)」をやめて、「グローバルX インド・トップ10+ ETF」を追加した。

このETFは非常に高パフォーマンスと思われるので、円ヘッジ目的の債券ファンドと金額のバランスが崩れやすい懸念がある。
その為、リバランスのスパンは短くなるだろう。
グラフの見間違いでそこまではパフォーマンスが良くないが、近年はNifty 50よりかは良いようだ。(2024.8.17訂正及び追記)
また、ETFを購入する金額が溜まるまでは非上場ファンドを日々購入し、溜まり次第ETFにスライドさせて行く方法を取るが、その踏み台の非上場ファンドも変更する。
理由は、今まで使っていた「HSBC インド・インフラ株式オープン」がパフォーマンスは良いが、下落時の落ち込みがそれ以上に大きい傾向があり、踏み台として短期保有の場合、タイミングが悪いとちょうど下落傾向の時に掴む事になるからである。
以前積み立てていた「イーストスプリング・インド・コア株式ファンド(愛称:+αインド)」も良いが、信託財産留保額が0.3%かかるので、信託財産留保額がゼロでかつ低信託報酬の次の2つの非上場ファンドを候補と考えた。

● 三井住友TAM-SMTAMインド株式インデックス・オープン
  信託報酬0.308%・Nifty50指数ベンチ・ルピー建てヘッジなし
● 三菱UFJ-eMAXIS インド株式インデックス
  信託報酬0.44%・Nifty50指数ベンチ・ルピー建てヘッジなし
三菱UFJの方が純資産が多く流動性では安心できるが、休場日が如何せん多く、踏み台としての短期保有では使い勝手が良くないとの判断で「三井住友」を選定。
まあ、踏み台(断続長期)で超少額・短期サイクル利用だから、純資産額が少ないだのは実はあまり関係ないが、インド株ファンドに煩い拙者としては拘ってみた。

┃日本物の変更概要

拙者は単純な指数ベンチのファンドにはあまり積極的ではなく、指数ベンチでもそれを上回る成果を目指す所謂アクティブ系に重きを置いていた。
只、アクティブファンドはインデックスファンドに勝てないと良く言われていて、過去のパフォーマンスが良くても今後は分からないし、好成績を上げていたファンドマネージャーが別の人に変わるかもしれないのだ。

それで、今回から指数物へ大きく方向転換を図ると事とした。
更には、積立済を含め非上場ファンドをETFへ切り替える事とし、そうする事によって、暴落時の対処がしやすくなるのである。
カラクリは「株価暴落に備えよ! 資産防衛マニュアル」ので中で触れている。
海外物同様、踏み台の非上場ファンドは信託財産留保額がゼロの銘柄を選定した。

また、日本株ファンドは買付日の分散化も図る事とした。

先月25日に日経平均が大きく下げ、また、26日まで8日連続続落であり、18日~25日に下げ続けた流れに対して、拙者は10日~17日の8日間で積み立てていたから、諸に高掴みしたわけだ。(この期間にしている理由は以前の投稿「ファンド積立、ベストな日にちは?」を参照)
長期で見れば、8日連続続落といったレベルの連続続落が起こる日は分散するであろうと思われるので、そんなに拘る必要はないと思うが、これがきっかけで、改めて買付日について再検討してみた。

その結果、ひと月の中での株価の傾向は情報源によっての見解の違いがあり、また、集計した年代による違いも当然ある。
そうなると、今後も変化していくと思われ、現在既に変化しているかもしれない。
それであれば、ひと月の中で特定期間にあまり集中させず、ある程度分散させた方が良いという考えに変わったのである。

尚、iDeCoについて日本株ファンドを追加したわけだが、そうした理由の1つは次の通りである。
この追加ファンドの暴落時対処用資金を新NISAから回せるようになった事により、日本株ファンドの追加が可能となった。(新NISAで日本株ファンドをETFに変えた事によって、その分の暴落時対処用資金が浮いたのである)

┃日経平均が大幅急落しブラックマンデーに次ぐ2番目の下げ幅

前述で「先月25日に日経平均が大きく下げ、・・・」と書いてあるように、25日以降に書き上げたのだが、忙しく公開前の見直しをする間がなく、今月1日と2日にまた急落が起こってしまった。

月末に既に積立設定の変更準備をし、既に積立済の日本物非上場ファンドをETFへ切り替える(買い替える)作業を今月1日には粛々と実行していた。
ブラックマンデーに次ぐ2番目の下げ幅となったわけだが、まだ暴落ではなく急落なので、前述の文章も変更する事なく、積み立ても動じず実行あるのみである。

<参考サイト>

株の定説「月曜日は株価が下がりやすい」「月初は高くなり月末は安くなる」に変化あり?【資産1億円超えの兼業投資家が検証】 | ゴールドオンライン (gentosha-go.com)

【徹底比較】日本株投資信託のおすすめ人気ランキング11選【2024年】 | マイベスト (my-best.com)

 

 

 

iDeCoの約定日っていつ?

これがイマイチ分かり辛いったらありゃしない。。
「iDeCo 約定日」でググっても「約定日は××です」とは明確に出てこないのである。

答えから先に言うと「26日の13営業日後又はそれ以降」である。
投信の種類によって日本物は主に13営業日後で、海外物などはそれ以降に約定という事か。
ざっくり言えば、引き落とし翌月の中旬頃約定という感じだ。

なぜ分かりにくいかと言うと、iDeCoでは「約定日」という言葉が「掛金引落日」や「
拠出日」などの用語の中に埋もれているからである。

掛金引落日:毎月26日、休日の場合は翌営業日(引き落とされるだけで約定しない)
拠出日:掛金引落日の12営業日後(ここでも約定はしない)
購入指図日:拠出日の翌営業日、つまり掛金引落日の13営業日後(ここでやっと約定し始める)
約定日:購入指図日当日又は翌営業日以降

ちなみに、掛金の配分割合の締切日は拠出日の前日(23:59:59)

▼参考記事

 

 

 

計算楽々☆ 「72の法則」 「115の法則」 「126の法則」

運用資金が2倍や3倍になる利回りや期間を簡単に求める事ができる法則があり、投資の世界では有名のようだ。
だが、拙者は最近まで知らなかった(汗)

拙者は必要あればきちんと計算する派であったが、こんな簡単な計算方法で求められるのなら、今後は活用していきたい。

「金利から年数を計算する」場合と「年数から金利を計算する」場合どちらもOK。
以下に例を示す。(利回りは単利ではなく複利)

┃72の法則:一括投資で運用資産を2倍にする
年利6%で2倍にするには何年? → 72÷6[%]=12[年]
10年で2倍にするには年利何%? → 72÷10[年]=7.2[%]

┃115の法則:一括投資で運用資産を3倍にする
年利5%で3倍にするには何年? → 115÷5[%]=23[年]
10年で3倍にするには年利何%? → 115÷10[年]=11.5[%]

┃126の法則:毎月定額投資で運用資産を2倍にする
年利6%で2倍にするには何年? → 126÷6[%]=21[年]
10年で2倍にするには年利何%? → 126÷10[年]=12.6[%]

▼参考記事

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