連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board)の略称。1913年の連邦準備法(Federal Reserve Act)を根拠法として設立された、アメリカの中央銀行である連邦準備制度*1の最高意志決定機関。議長、副議長各1名を含む7名の理事で構成される。議長・副議長・理事は大統領が上院の助言と同意に基づいて任命する。
実際の中央銀行業務を行うのは理事会の監督下にある12の地区連銀で、それら連邦準備銀行も同じくFRB(Federal Reserve Banks)と呼ばれるため、ややこしい。
地区連銀の株式は民間の銀行が所有しており、アメリカ政府は所有していない。
*1:日本における日銀に相当