将来的に認知症にならないために、今すべきこと（１）

 

現在、一冊の本を読んでいる。

 

本のタイトルは、「たった１２週間で天才脳を養う方法」。

 

このタイトルだけを見ると、どこかの怪しい自己啓発本のようだが、本の内容は「いかにして脳に対してプラスの習慣を構築して、将来的な認知症のリスクを下げるか」という至って真面目な本だ。

 

実際の脳神経外科医が、様々なエビデンスを元に書いている。

 

 

 

筆者は、脳のレジリエンス（回復力）を高める方法として次の５つの柱を述べている。

 

動く

発見する

リラックスする

栄養をとる

人とつながる

 

FIRE生活に移行したとしても、認知症にでもなってしまったらそれこそその「自由」の価値を失ってしまう。体の健康はもちろんのこと、脳の健康も非常に大切になる。そのように考えていたので、この本をとても興味深く読んでいる。

 

 

 

１つ目の柱である「動く」ということ。

簡単に言えば、運動をするということになる。そのことは私自身も気をつけている。

 

例えばFIRE生活の中では自宅での作業、しかもずっと椅子に座っての作業が主になる。

だから私は、一日一度は外に出て外を歩くということを自分に対して課していた。スーパーに食料品を買いに行ったり、図書館に本を借りに行ったり、様々な用事とその「ウォーキング」という運動を組み合わせるようにしている。それは「運動」はもちろん、外を歩くことによる「ストレス解消」も目的としていた。

 

本の中でも、ずっと椅子に座っている生活は脳に悪いので、ウォーキングなどで体を動かすことを推奨している。

ただ、その中でも著者は「有酸素運動」を推奨していた。

その有酸素運動に、筋力トレーニング、柔軟性とバランスを保つための習慣（ストレッチなど）を組み合わせるのだ。

 

 

 

残念ながら、外を歩くだけでは有酸素運動にはならなかった。街をただ歩いていても心肺にそれほど負荷がかかるということもない。

 

いかにして「有酸素運動」をFIRE生活の中に組み込んでいくか。

しかも、できるだけ手軽で、ハードルが低い方法で。

 

それが、現在の私の一つの宿題だった。

 

 

 

 

 

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