煮干しの一押しVOCALOID曲

VOCALOIDの話題や気になった事を書こうと思います

何かに込められた想いに翻弄されノスタルジックな想いを吐露するVOCALOID曲

 

  こんにちは こんばんは 煮干しです

 

 チャットGPTを使い始めて約1ヶ月が経ちました。使用感としては、自分では思いつかないような言い回しを自然に取り入れてくれるため、非常に良好です。当初は他人の書いた文書のような印象を受け、少し違和感を感じることもありました。これは思い込みかもしれませんけど、文書校正を何度も繰り返しているうちに、まるで学習しているかのように次第に自分の文体に馴染んでいく感覚を受けました。

特に、AIから「著作物を侵害していませんか?」といった確認が数回された際に、「原作者です」と答えたあたりから、露骨に馴染むようになったように感じました。この仕組みについては詳しく分かりませんが、技術の進歩には驚かされるばかりです。

チャットGPTのサービス開始当初に少し触れた際は、稚拙な文書しか生成できず、正直なところ笑い飛ばしていました。しかし、それから短期間のうちに驚くべきスピードで進化を遂げたのだとひしひしと肌で感じております。

 

チャットGPTには、驚くほど多彩なモデルがあることをご存じですか? 今回は、その代表的なモデルたちに挑戦状を叩きつけます! 適当に作った駄文を用意し、それぞれのモデルに校正させて、どれが一番優れているのかを見極めてみようと思います。

 

条件 文書校正 カジュアルモード 修正なし出たとこ勝負

 

原文

 

 時は戦国乱世、ある者は主の寝首を搔き下剋上を果たし、そしてある者は己が領土を拡大せんと他国に攻め入り、野望に沸き立ち戦の絶えぬ時代。争いのある所、忍びの存在アリ。彼らは謀略に長け、戦から戦に渡り歩き跋扈していた。戦の影に生きて死ぬ定めの彼等は、鍛錬によって体に刻まれた技だけが拠り所であり、生きがいでもあった。技は業になり親から子に伝えられ、子孫によって分化して発展し、その集団は里になった。忍びの技術集団である忍び里を各国の大名は見逃すはずもなくこぞって召し抱える。こうして忍びたちは主君の思惑により己が命をかけてお役目をこなすようになった。情報収集や暗殺に活躍した忍びの里、その中でもその名をとどろかせた里がある。それは甲賀と伊賀。かの里同士は互いをライバル視して、しのぎを削っていた。切磋琢磨しお互いを出し抜いていたある時、伊賀の情報収集管理に甲賀が後れを取ってしまう。どんなに厳重に情報を管理していても何故か筒抜けなのだ。甲賀は房中術を持っている名うてくノ一の仕業と断定。甲賀の忍びたちにそのくノ一の抹殺命令が下った。頭の命に男衆は色めき立つ。何故なら房中術を得意とするくノ一は絶世の美女というのが定番だからだ。抹殺の方法は各々に任せられている。たとえ忍びとはいえ女。単純な戦闘なら遅れる事はほぼ無い。男衆の頭の中には性欲にまみれた邪悪な想像をたぎらせ散開する。数日中に方は着くと思われた・・・だが、一向に良い知らせは無く、それどころか放った刺客は行方を眩ませる事態。焦った甲賀の頭は懐刀である地獄斎を向かわせる。地獄斎はわざと戦の情報を流して誘き出す事を画策。案の定、偽の戦情報を記された巻物は盗まれた。険しい山々に囲まれた堅牢な城にあった巻物を盗んで持ち出すには一本の街道しかない。地獄斎は街道を通る人々をつぶさに見て怪しい者を探す。だが、敵もさるもの中々現れない・・・。丑三つ時になり、雲に隠れていた満月が現れた時、妙な気配を感じた地獄斎は木から飛び降り街道に躍り出た。そして、二メートルを超える巨体に鎖帷子で身を固めている地獄斎の双眸にあるものが映る。それはなんと・・・三毛柄の猫・・・つまり三毛猫。ただの猫なら地獄斎も見逃そう。しかし、目の前意にいる三毛猫は忍び衣を身に着け、四つ足には小手を装着し、背中には例の巻物を携えていたのだ。剣呑な表情を浮かべた地獄斎は、「猫とはいえ忍び・・・死合おうではないか!」と言う。地獄斎の呼びかけに猫忍びは、「ニャーゴ、ニャーゴ」と鳴き、体中の毛を逆立ちさせ、斜め前に特徴的なスッテプで応える。それは猫の好事家の間でまことしやかに囁かれている仁王ステップと言われた相手を威嚇する動作。互いの意思確認も終わり、頭上に登った満月の光が一人と一匹を照らし、舞台は整う。一人と一匹はジリジリト互いの距離を縮め、険しい森の中から聞こえていた虫の鳴き声はピタリと止まったのを合図に地獄斎は懐から鎖分銅を出して回し、猫忍は丁度あった朽ちた木で己の爪を研ぐ。今まさに修羅の時間が始まろうとしていた。

 

GPT JP

 

 時は戦国時代。乱世の中、ある者は主君を裏切って下剋上を果たし、またある者は自分の領地を広げるために隣国へ攻め込む。野望渦巻く戦乱の時代だ。そして、争いの裏には必ず忍びの存在があった。謀略に長けた彼らは戦場を渡り歩き、影の中で暗躍していた。忍びは影に生き、影に死ぬ運命。それを支えていたのは、鍛錬で体に刻み込んだ技だけ。生きがいであり、頼り所でもあったその技は、やがて子孫に受け継がれ、分化し発展。忍びの集団は「里」となり、各地に根を張るようになった。

そんな忍び里を、戦国大名たちが見逃すはずもない。情報収集や暗殺といった重要任務のため、こぞって彼らを抱え込むようになった。中でも名を馳せたのが甲賀と伊賀。この二つの里は互いをライバル視し、しのぎを削り続けていた。

ある時、伊賀が情報収集で一歩先んじる出来事が起こる。どんなに情報を厳重に管理しても、なぜか伊賀に筒抜け。甲賀は原因を探った結果、房中術を操る名高いくノ一の仕業と断定する。頭領からそのくノ一を「抹殺せよ」との命が下るや、甲賀の男衆は色めき立った。「房中術を得意とするくノ一は、絶世の美女であることが定番」というイメージが、彼らの心を妙に刺激したのだ。抹殺の方法は自由、ただし結果を求める。単純な戦闘ならば忍びとして負けるわけがない。そう確信して散会する男衆だが、数日経っても良い知らせは届かない。それどころか、送り出した刺客たちが次々と行方をくらます始末。焦った頭領は、ついに切り札である地獄斎を送り出す。

地獄斎は、偽の戦情報をわざと流し、敵をおびき寄せる作戦を立てた。策は見事に当たり、厳重に守られた城から偽の巻物が盗まれる。問題は、堅牢な城から山間の街道を通ってしか外に出られないことだ。地獄斎は街道で待ち伏せし、怪しい者をじっくり観察していた。しかし、相手もさる者、なかなか姿を見せない。

そんな中、夜も更けた丑三つ時。満月が雲間から顔を出した瞬間、地獄斎は奇妙な気配を察知する。木から飛び降り街道に目を凝らすと、なんとそこにいたのは――三毛柄の猫だった。ただの猫なら見逃しただろう。だが、その猫は忍び装束を身にまとい、四つ足には小手を装着し、背中には例の巻物を携えていたのだ。

地獄斎の目が鋭く光る。「猫とはいえ、忍びならば容赦はせぬ。死合おう!」と静かに言い放つ。対する猫は「ニャーゴ、ニャーゴ」と鳴き声を上げ、体中の毛を逆立てて威嚇。さらに仁王ステップと呼ばれる独特の威圧的な動きで応じた。満月が一人と一匹を照らし出し、周囲の虫の鳴き声がピタリと止む。その瞬間、戦いの幕が切って落とされた。

地獄斎は鎖分銅を懐から取り出し、勢いよく振り回す。一方、猫忍びは側にあった朽ち木で爪を研ぎ始める。緊張が高まる中、修羅の時間が今まさに始まろうとしていた――。

 

ChatGPT 4o

 

 時は戦国乱世。主君の寝首を掻いて下剋上を果たす者あり、己の領土を広げるべく他国に攻め込む者あり。野望が渦巻き、戦の絶えない時代だ。争いの影には、必ず忍びがいる。彼らは謀略に長け、戦場を渡り歩いて暗躍していた。
忍びは戦の影に生き、影に死ぬ定め。その技術は命綱であり、生きがいだった。技は業となり、親から子へ受け継がれ、時代と共に分化していった。やがてそれぞれの技術集団が「忍び里」として形を成した。
戦国の大名たちが、そんな里を見逃すはずがない。忍びたちは次々と召し抱えられ、命を賭けて情報収集や暗殺に従事するようになる。数ある忍び里の中でも、特に名を轟かせたのが甲賀と伊賀だった。互いをライバル視し、しのぎを削る関係だ。

そんなある時、伊賀が甲賀を出し抜く事件が起きた。伊賀の情報収集能力が異様に高く、甲賀の情報が筒抜けになってしまったのだ。甲賀はこれを、房中術を得意とする伊賀のくノ一の仕業だと断定する。頭から「くノ一抹殺」の命が下るや否や、甲賀の男たちは色めき立った。房中術に長けたくノ一と言えば、絶世の美女が定番だからだ。

抹殺方法は自由。単純な戦闘なら遅れることはないと油断した男衆は、色欲にまみれた妄想を抱えながら散開した。しかし、結果は散々。刺客たちは一向に成果を上げられず、次々と消息を絶ってしまった。焦った甲賀の頭は、最強の懐刀である地獄斎を送り込む。

地獄斎は作戦として偽の戦情報を流し、敵を誘き出すことにした。その情報を記した巻物は、堅牢な城の奥深くに保管されているという体裁だ。しかし、それが盗まれるには一本の街道を通るしかない。街道を見張り続けた地獄斎だったが、敵はなかなか現れない。

そして丑三つ時。雲間から満月が顔を出した時、地獄斎は妙な気配を感じた。街道に飛び出すと、そこにいたのは…なんと三毛猫!普通の猫なら見逃すところだが、目の前の三毛猫は忍び装束をまとい、四つ足には小手、背中には例の巻物を背負っていた。

「猫とはいえ忍び…死合おうではないか!」地獄斎は低く呟く。対する猫忍は「ニャーゴ、ニャーゴ」と鳴き、体中の毛を逆立て、特徴的なステップで応じた。それは一部の猫好きをざわつかせる「仁王ステップ」と呼ばれる威嚇の動きだった。

互いに意思を示し、満月に照らされる中、戦いの舞台が整う。一人と一匹はジリジリと距離を縮め、森の虫たちも息を潜めた。地獄斎は懐から鎖分銅を取り出して回し始め、猫忍は近くの朽ちた木で爪を研ぐ。今まさに、修羅の刻が幕を開けようとしていた。

 

ChatGPT o1

 

時は戦国乱世。
主君の首を掻いて下剋上する者もいれば、隣国に攻め込み自分の領土を広げようとする者もいる。野望が渦巻き、戦が絶えないこの時代、争いがあれば必ず「忍び」の存在があった。
彼らは謀略に長け、戦場を渡り歩く影の存在。日なたを歩く武将とは違い、影に生き影に死ぬ宿命だった。鍛え抜かれた技だけが彼らのすべてであり、親から子へ、子から孫へと伝えられ、それぞれが「忍び里」と呼ばれる集団に成長していった。
そんな忍び里を大名たちは放っておかない。情報収集や暗殺など、その力を利用しようと躍起になり、忍びたちは雇われるようになった。中でも名を轟かせたのが「甲賀」と「伊賀」の里。互いをライバル視し、日々しのぎを削っていた。

そんな中、ある時、伊賀の情報収集力の前に甲賀が後れを取った。どんなに厳重に隠しても情報がダダ漏れ。甲賀は、房中術に長けた伊賀のくノ一の仕業だと踏み、抹殺命令を下す。
その瞬間、甲賀の男衆は色めき立つ。なぜなら房中術の達人たるくノ一といえば、絶世の美女が定番。抹殺方法は自由と聞き、「まぁ戦で負けることはないだろう」と油断しながら、男たちはいやらしい妄想を膨らませて散開した。
しかし数日経っても成果なし。それどころか送り込んだ刺客たちは行方不明になる始末。焦った甲賀の頭領は、最後の切り札である「地獄斎」を動かした。

地獄斎は計略を練り、わざと偽の戦情報が書かれた巻物を流して、敵を誘き出す作戦に出る。巻物が保管されている城は周囲を険しい山々に囲まれ、そこから抜け出すには一本の街道を通るしかない。地獄斎はその街道を見張り、怪しい者を探し続けた。しかし敵は中々現れない。

丑三つ時、雲間から満月が顔を出すと、地獄斎は妙な気配を感じ、木の上から街道へと飛び降りた。その視界に入ったのは、なんと三毛猫。
ただの猫なら見逃すが、この猫、忍び装束に四つ足用の小手まで身に着け、背中にはあの巻物を背負っているではないか。巨大な体格の地獄斎は、鎖帷子を光らせながらニヤリとする。「猫とはいえ忍び…死合おうか。」

地獄斎に呼びかけられた猫忍は「ニャーゴ、ニャーゴ」と鳴き、毛を逆立て、斜め前に独特のステップを踏んだ。それは一部の猫マニアが噂する「仁王ステップ」と呼ばれる威嚇の動作らしい。
意思が通じ合った一人と一匹、満月に照らされる中、舞台は整った。
互いの間合いが少しずつ詰まっていくと、森の虫の鳴き声はピタリとやんだ。それを合図に、地獄斎は懐から鎖分銅を取り出して勢いよく振り回し、猫忍はそばにあった朽ち木で爪研ぎをはじめる。
こうして、今まさに修羅場の幕が上がろうとしていた。

 

まとめ

 

 どうせ似た感じになるだろうって高を括ってたら、まさかの結構違ってて笑いましたw。そして、地味にムカついたのが地獄斎の様子を描いた二メートルなんちゃらの文章を、全員が揃って添削したところw。なんでそこ全員一致で消すんだよw。

 

まぁ、気を取り直して総括してみます!


普段よく使ってるのは「GPT-JP」で、これは予想通りって感じでした。文書は悪くないんだけど、やっぱりちょっと論理が破綻してたり、最後に手直しが必要になるパターンでしたね。

予想外だったのが「ChatGPT 4o」。いや、これ本当にびっくりするくらいナチュラルな文章で、正直驚きました。読んでて自然というか、ちゃんと整ってる感じ。
最後に「ChatGPT o1」。これスペック的には一番優秀なはずなんだけど・・・なんか結果が残念。文書がやたら固いし、変に改変してくる感じで個人的には好みじゃなかったです。

まぁこれは完全に好みや、求める文書の方向性にもよるんだろうけど、自分的には「ChatGPT 4o」が一番しっくりきましたね!

 

方言などの特殊な台詞を変換するなら「GPT-JP」

 

仕上げの文書校正なら「ChatGPT 4o」てっ感じで、いずれにしても両手放しでは無理で手直しは必須です。

 

ChatGPT o1は・・・正直使い処は分かりません、他より時間もかかりますので・・・多分なんかあるんでしょう。

 

余談ですが、今回の記事を書くに当たって当然、チャットGPTを使ったわけですが・・・あなたの総括参考になりましたって、いきなり聞いてもいないのに答えられたのはビックリしました・・・。

 

今回のお品書きになります

  • 煮干しがお送りするちょっとした物語
  • 383曲目の紹介

 

続きを読む

定期企画 人生をテーマにした曲特集

 

今年最後になる定期企画の週になりました

 

今回のお題目は・・・人生です

 

人生――それは、人の誕生から死に至るまでを表す言葉です。
その間には、様々な出来事が起こり、十人十色の物語が紡がれていきます。
今回は、そんな人生に関わる曲を独断と偏見で選んでみたいと思います。

 

今回のお品書きになります

  • 一曲目・・・ある男
  • 二曲目・・・ひょん
  • 三曲目・・・願いはぎょうさん
  • 四曲目・・・May Day May Day(メイデー・メイデー)
  • 五曲目・・・一難

 

続きを読む

「何かを生み出す」と「何かを受け取る」者たち、それぞれの情熱を歌うVOCALOID曲

 

 こんにちは こんばんは 煮干しです

 

 先週の記事で「ワンチャンある」と予想しましたが、思いのほか値が上がってしまい、少し戸惑っていますw。これからどうなるかについては正直なところ分かりません。ただ、何となくではありますが、多少の上昇余地はまだあるように感じています。

 

そんな上昇相場で活気づく仮想通貨業界に、新たなビジネスニュースが飛び込んできました。なんと、先週の記事で注目していると公言したテゾス絡みのニュースです!。そこで今回はそのビジネスについて、己れの理解を深め、更に好奇心を満たすため、まとめてみました。

 

※これから書く記事は投資を、すすめる訳ではありません!。飽くまで酷く個人的な好奇心などの欲求を満たすためにしています。本記事で興味を惹かれて、投資して損失が出ても当方は責任を取りません。原則、投資は自己責任ですよ!

 

 

 

イエローケーキ(ウラン鉱石濃縮物)を個人取引できるサービス「uranium.io」

 

uranium.ioは、仮想通貨テゾスのスマートコントラクトを活用し、個人向けイエローケーキ取引を提供するサービスです。この取引では、所有権や譲渡に関する法的根拠としてイギリスの信託法を基盤としています。

 

これだと分かりずらいと思いますので、以下に詳細を分解して説明します。

 

イエローケーキ

天然ウラン鉱石を粉砕して粉状にし、さまざまな工程を経た後、最終的にろ過して不純物を限りなく取り除いた粉状のウラン物質がイエローケーキです。その名称の由来は、初期のウラン鉱山発掘の際、黄色い見た目のウラン鉱脈を見て名付けられたことにあります。

 

スマートコントラクト

スマートコントラクトとは、仮想通貨のブロックチェーン上に記録される取引台帳の一種です。ブロックチェーンの特徴である分散型の相互監視により、不正を困難にし、取引の安全性と透明性を確保します。

 

イギリス信託法

イギリス信託法は、信託制度の発祥の地であるイギリスにおける、非常に歴史のある法体系です。その歴史の長さから玉石混交の様々な資産を扱った実績があります。

 

要約すると、uranium.ioとは、イエローケーキの個人間取引を仮想通貨テゾスのブロックチェーン台帳で記録し、最終的な所有権および譲渡の証明をイギリス信託法によって担保する仕組みです。

 

 

 

なぜこのサービスが始まった?

 

需要の高まりに期待

ホワイトペーパーによれば、いわゆるカーボンニュートラル(脱炭素)をはじめとする環境への配慮による石油燃料の敬遠に伴い、原子力発電へと舵を切る各国の動きがウランの需要を押し上げると予想されています。

 

困難な取引を簡素化して、ユーザーの増加を目論む

従来の取引は専門的な知識と人脈が必要で、最低ロットは約45,359.237キログラム(12億円相当)からという規模でした。さらに、購入できたとしてもイエローケーキの保管には莫大な資金が必要で、更に政府の許可を得ることが必須条件。そのため、一般人にとっては到底手が届かない取引でした。

 

ですので、これから開始されるサービス「uranium.io」は、これらの高いハードルを取り除くことを目指しています。保管の必要がなく、小口購入が可能で、政府の許可も不要な誰にでも開かれた市場を提供という、この新しい仕組みにより、従来の閉じた既得権益者による市場よりも圧倒的に多くのユーザーが参加できるようになると考えられます。恐らく、上手く行けば取引量の増加に伴い、手数料による利益は莫大なものになるでしょう。

 

 

 

イギリスは何で関与しているの?

 

 これはホワイトペーパーには記載されておらず、あくまで推測に過ぎませんが、法的根拠を提供しているということは、この取引はネット上で行われているとはいえ、イギリスで実施されているとみなされるのではないでしょうか。つまり、取引によって発生する税金はイギリスの税制に基づくことになり、その税収を見込んでこの仕組みに参加した可能性があります。さらに、将来的には「ウラン市場=イギリス」という形を目指し、新しい産業の柱を作ろうとしているかもしれません。

 

 

 

 

まとめ

 

 いわゆる、メタルギアを個人製作するためでもなく、個人的にソロモン宙域でアトミックバズーカーを発射するためでもなく、いつの間にか玄関先にイエローケーキが置き配いされて被曝するわけじゃないサービスuranium.io。

 

飽くまで所有権を売買するサービスである uranium.io のホワイトペーパーを一通り読んでみましたが、非常に野心的かつ先見性のあるプロジェクトだと感じました。ヨーロッパなどでは、極端な環境配慮の影響でエネルギー価格が高騰し、多くの国民が苦しんでいます。そのため、為政者たちはこの問題を打開するために、原子力発電への移行を進める可能性が高いと考えられますので、需要は伸びる可能性はありそうです。

 

ここまでポジティブな雰囲気を演出していますがw、このプロジェクトが荒唐無稽だとは思わないものの、恐らくかかるであろうイエローケーキを所有した事によって発生する年間コスト、並びにテゾスネットワーク代のもろもろなコストの存在や、若干、怪しい感じも多々ありw、極めつけは英語が読めないため、アプリ翻訳では正確なニュアンスもわからず、参加するのは非常に怖いです!。

このプロジェクトが成功すれば、恐らく台帳に使用されるテゾス(Tezos)は高騰するはず・・・つまり、安心安全で無難なのは現物のテゾスを買う事だと自分は思いました。自分は現物のテゾスを少数塩漬けしているので、漁夫の利を得るべく、低みの見物を決め込む所存ですw。

 

まあ、色々と講釈をたれましたが、要するに自分は、たまたま持っていたので傍観するだけです。

仮想通貨では、本件のような事は日常茶飯事で、タケノコの如く誕生するプロジェクト若しくはサービスがそのまま音沙汰なしで消える事もしばしば。

つまり、いの一番、脊髄反射、前のめりの投資は絶対ダメ!。重箱の隅を突くような、粗探しして、ようやくするのが仮想通貨関連の投資なのです。

仮想通貨でかなり痛い目を見た自分が言う事ですから間違いないです。因みに直近ではエルフトークンでバチクソ損を致しましたw。

彼らはビジネスですから、次々と始めるのです、そして嘯く(うそぶく)、あれ凄い、これ凄いってね、重々お気をつけなはれw。

 

 

※最後に

 

 

 これまでの文章は、あくまで個人的に調べた内容をアウトプットして、好奇心を満たし自分の理解を深めるための咀嚼用の記事です。したがって、投資を勧めるものではありません。投資は自己責任でお願い致します。万一損失が生じた場合でも、当方は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

 

参考文献 xU3O8 (ホワイトペーパー)

 

 

今回のお品書きになります

  • 煮干しがお送りするちょっとした物語
  • 382曲目の紹介

 

続きを読む

平行線を辿った心の距離を憂い明日を見るVOCALOID曲

 

こんにちは こんばんは 煮干しです

 

 

 増税の影響が広がる中、私たちはこれまで以上に収入を増やす手段を考えなければならない状況に直面しています。その方法として、副業を始める、起業してサイドビジネスを展開するなど様々な選択肢がありますが、これらは必ずしも誰もが簡単に実践できるものではありません。

 そこで、誰でも取り組みやすく、収入を増やす方法はないかと考えました。一番最初に思い浮かんだのは株式投資です。確かに、まとまった資金があれば効率よく利益を得られる可能性があります。しかし、私を含めた一般の人々は少額での積み立て投資が中心であり、目前に迫る増税への即効性のある対応策とは言い難いのが現状です。

 少額でも始められ、リターンの可能性が大きく、さらに簡単に現金化できる方法・・・。そう考えたときに浮かんだのが、仮想通貨です!w

 

 トランプ氏が大統領に選出され、同氏のスタンスは仮想通貨に対して前向きであることから注目が集まっています。さらに、閣僚入りを果たしたイーロン・マスク氏はドージコインと浅からぬ縁もあり、仮想通貨ホルダーたちは先を見越した動きを見せた結果、ビットコインの価格は一時10万ドル付近まで上昇しました。

 現在は調整局面に入り、ここから再び上昇に転じるのか、それとも下落に向かうのかは依然として不透明な状況です。しかしながら、前政権の民主党よりもウエルカムな姿勢を示している共和党に、少なからず何かが起きる予感を感じています。我々のような一般庶民にもワンチャンスがありそうな雰囲気です。そこで、これからの仮想通貨の動向を見極めるため、個人的な公開戦略会議を始めたいと思います。

 

※注意 caution!

あくまで個人的な予想ですので、投資は自己責任でお願いいたします。万一損失が生じた場合でも、当方は一切の補償を致しかねます!

 

 

ビットコイン  

 

 キングオブ仮想通貨の名をほしいままにしているコイン。そのコインは、日本円で一千万円以上もするブルジョアコインです。庶民が現物で一枚購入するのはほぼ不可能、一枚未満の少額で購入し、クジラさん(大量保有者)に引っ付きコバンザメ戦法で微々たる利益を稼ぐのが一番現実的な戦略でしょうか。

 

 

イーサリアム 

 

 通称「永遠のナンバー2通貨」。トランプ新政権の下で最も恩恵を受けるのではないかと噂されています。ただし、政治に近づきすぎることで何か問題が起きないかと若干不安を感じるところ。現在、1コイン約50万円付近を行ったり来たりしており、少々頼りない印象もありますが、一万円でもそれなりの量を保有できるため、購入すれば、上昇相場でそれなりの利益を見込めると思います。

 

 

リップル 

 

 ホルダーに被害妄想が強い傾向があるとされるコイン。個人的には「陰謀コイン」と呼んでいます。しかし、彼らが被害妄想に取り憑かれるのも仕方のない事です。何故なら突然のSEC(米国証券取引委員会)からの訴訟により、世間から不正を疑われたのをきっかけに、あれよあれよと凋落。一時はイーサリアムと肩を並べる存在だったことが信じられません。「下落最速」と揶揄されたりと、踏んだり蹴ったりの状況の中、訴訟を主導していたSEC委員長である宿敵ゲンスラー氏の退任が近いことを受け、訴訟の和解による事態の好転の兆しから、再び脚光を浴びております。返り咲くかもしれない状況で、小口で仕込んでみるのも良いかもしれません。

 

 

ドージコイン 

 

 元祖「ワンチャンコイン」。コインにデザインされているおどけた表情の柴犬は、千葉県の「かぼすちゃん」をモデルにしていて、思わず日本と縁を感じてしまうコインです。ご存じの方もいるかもしれませんが、これはイーロン・マスク氏の謎の推しコインでもあり、アメリカ国民からも熱い視線を浴びているとされ、ワンチャンだけに「ワンチャンありそう」な予感を個人的に感じていたりしております

 

 

シバコイン 

 

 ドージコインの動向を見て、柳の下の二匹目のドジョウを狙ったコイン。しかしながら、二匹目のドジョウはおらず、ミーム系コインの宿命と言いますか、鳴かず飛ばずの状態が続いています。現在、0.004円付近の価格を維持しており、わずか100円でも大量に保有でき、価格が1円にでもなれば大金を得られる可能性のあるコインです・・・。

しかし、アメリカ人が大量に保有しているため、そのような展開になれば一斉に換金が行われ、大暴落するのは避けられないでしょう。つまり、個人的には「絵に描いた餅コイン」だと思います。

 

 

テゾス 

 

 不動産物件をトークン化し、ネット上で不動産市場にアクセスできることを目指すプロジェクトを推進している仮想通貨です(恐らく、不動産トークンを購入すると紐づけられた現実の不動産を購入していることになる意味かと)。

 

現在、アメリカでは過度のインフレによる家賃高騰が進み、大量のホームレスを生み出しています。新トランプ政権はこの事態を打開するため、何らかの策を講じると考えられます。

 

つまり、もしかしたら、微レ存(微粒子的レベルで存在する可能性)でこのテゾスの出番が来るのではないかと感じるのです!・・・とはいえ、勢いで書いてしまいましたが、その出番が訪れる可能性は限りなくゼロに近いでしょう。要するに、このコインはあまりお勧めしませんw。

 

 

まとめ

 

 以上が、個人的に注目しているコインです。仮想通貨は星の数ほど存在し、自分の知らない注目すべきコインもあることでしょう。しかし、きりがないのでここでは割愛させていただきますw。

 

個人的に少額で「ワンチャン」あると思うのはリップルとドージだと思います。ドージは言わずもがな、イーロン・マスク氏の存在が大きな要因となっています。一方、リップルは訴訟を指揮していたゲンスラー氏の退任によって「ワンチャン」ありそうです。

 

まあ、ここまで煽り散らしていますけどw、確率的にはあまり高くないのが正直なところです。ですので、一万円くらいの少額をベットして、「家宝は寝て待て」の精神で気長に構えるのが良いのではないでしょうか。

 

 ※最後に、これまで述べた内容はあくまで個人的な予想であり、いかなる保証もするものではありません。投資はすべて自己責任でお願いいたします。万一損失が生じた場合でも、当方は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

 

今回のお品書きになります

  • 煮干しがお送りするちょっとした物語
  • 381曲目の紹介

 

続きを読む

薄暗い感情を紡ぎ紡がれる繋がりを歌うVOCALOID曲

 

 こんにちは こんばんは 煮干しです

 

 自民党、公明党、国民民主党による政策協議において、所得税が発生する基準である年収103万円の引き上げを明記した修正案について、大筋で合意に至る方向で調整が進んでいます。

 

 その影響もあってか、ここ最近では「年収の壁」について、様々なメディアやネットで盛んに取り上げられています。103万円の壁、106万円の壁、130万円の壁といった、これまであまり意識されてこなかった税制上の壁。突然注目を集めたこれらの壁に混乱しているのは、きっと自分だけではないはずです。そこで、半ば自己満足的にではありますが、まとめてみることにしました。

 

 

壁の種類

 

 今回話題になっている「壁」には、さまざまな種類があり、それぞれ異なる税制が対象となっております。

 

100万円の壁

 「100万円の壁」とは、住民税が発生する最低年収のことを指します。年収が100万円以下であれば、基本的に住民税は発生しません。

 

103万円の壁

 「103万円の壁」とは、所得税が発生する最低年収のことを指します。つまり、年収が103万円以下であれば、現状では所得税は発生致しません

 

106万円の壁

 「106万円の壁」とは、勤め先の企業規模によって社会保険および厚生年金の加入義務が発生する最低年収のことを指します。具体的には、従業員が51人以上在籍する企業で勤務している場合、この年収を超えると加入義務が生じます。

 

130万円の壁

 「130万円の壁」とは、従業員が51人以下の比較的小規模な勤め先において、扶養から外れて国民健康保険(社会保険)および国民年金(厚生年金)の加入義務が発生する最低年収のことを指します。

 

150万円&201万円の壁

 「150万円の壁」と「201万円の壁」とは、配偶者の所得控除に関わる基準を指します。具体的には、家事手伝いである配偶者の年収が150万円を超えると、家計におけるメインで稼いでいる配偶者による配偶者控除・配偶者特別控除額が徐々に減少し、年収が201万円を超えた時点でこれらの控除が受けられなくなる仕組みです。

 

 厚生労働省に公表されている年収の壁とは?から大変素晴らしいまとめ表があったのでそちらから出典させて頂きます。この表を見れば解像度も上がり理解すると思いますでどうぞ。

 

※出典 厚生労働省 年収の壁を知ろう

 

 恐らく、話題になっている壁の種類はこれで全てだと思います。

比較的簡単にまとめられたのですが・・・この壁について調べている最中に、とんでもない事実を発見してしまいました。それは・・・

 

年収106万円の壁を撤廃!

 

 これは、NHKのニュースで「検討」という名の実質的な確定路線が報じられていました。「そんなん知っとるわ!」と思われる方は多いかもしれませんが、自分としては103万円の壁と共に議論が深まるものだと思っていました。ちょっとショックです・・・。白々しいな!てめぇ!と思われるかもしれませんが、大事なのでもう一度言います、ちょっとショックです・・・。

 

現状と恐らくこれからの変化は以下の通りです。

 

 このような条件変更の背景には、最低賃金の上昇が関係しているといわれています。現在の最低賃金は全国加重平均で1,055円となっており、東京や三大都市圏ではさらに高く、上昇傾向が続いています。その結果、社会保険および厚生年金の支払い義務が発生する上限である106万円に容易に達する状況です。おそらく、これに対応するための変更であると考えられます。

 

新しい壁に対しての対応

 

 新条件である週20時間労働の壁を回避するための有効策としては、複数の勤め先を持ち、週20時間以上の労働時間を避けることが挙げられます。隙間時間で働けるバイトとして有名な「タイミー」などは、まさにそのための有効な手段といえるでしょう!・・・と息巻いてみましたが、派遣元を同一とした複数の勤め先への就労は意味ないかもです・・・。仮に有効だとしても、これはその場しのぎであり、政府に対応されるのは時間の問題かもしれません。

 

希望の光、103万円の壁撤廃

 

 現在、自民党、公明党、国民民主党による政策協議で議論されている103万円の壁の撤廃は、負担増に喘ぐ国民にとって希望の光となっています。上限をどの程度引き上げるのか、またどのような名目で引き上げるのかはまだ不明ですが、多くの国民がこの変更に期待を寄せているのです!。願わくば、国民民主党の基礎控除を引き上げる方式が採用されることを望みたいですね!

 

参考文献

厚生労働省     

年収の壁について知ろう

地域別最低賃金全国一覧

NHK (ニュース)       

”106万円の壁”厚生年金 加入要件撤廃検討の方針 厚労省

脱税理士スガワラくん (YouTube)

全国民へ影響大!?所得税に関係する年収の上限金額が上がる可能性について、どんなことが起こるのか財務のプロが徹底解説します!

お借りした素材

いらすとや様より

いろいろな重圧に苦しむ人のイラスト(女性)

バイト中に休憩するイラスト(女性)

集合している人たちのイラスト(寿司)

 

本日のお品書きになります

  • 煮干しがお送りするちょっとした物語
  • 380曲目の紹介

 

続きを読む

定期企画 男性ボーカル特集

 

定期企画の週になりました!

 

今回は前回の相対する男性ボーカル特集をしたいと思います

 

 男性ボーカル。それは、その魅惑的な歌声で多くの女性の心を掴むだけでなく、同じ男性からも羨望と称賛を浴びる存在です。今回の特集では、そんな彼らの中から、特に個人的に目に止まったアーティストたちを紹介。選定はあくまで独断と偏見によるチョイスです。

 

今回のお品書きになります

  • 一曲目・・・BRAIN(ブレイン)
  • 二曲目・・・年中混乱中
  • 三曲目・・・MY Gasoline(マイ ガソリン)
  • 四曲目・・・Cats are dangerous (キャッツ  ア  デンジャラス)
  • 五曲目・・・Moonthef(ムーン・シーフ)

 

続きを読む

曲の逃避テーマ(マイナス)×聴き手の逃避癖(マイナス)はプラスになり一歩踏み出すVOCALOID曲

 

 こんにちは こんばんは 煮干しです

 

 獲得した熱烈な民意による後押しで、ドナルド・トランプ氏は大統領選を征し見事当選しましたね。

 

 そこでなぜトランプ氏は圧倒的な勝利を収めるに至ったのでしょうか?、個人的に考察してみました。

 

※追記 論理が破綻していたので修正と情報源を追加

 

民主党政権下で生み出されたインフレという歪み

 

 民主党政権下で行われた利上げは、過度なインフレを引き起こし、富裕層と貧困層の格差を一層広げる結果となりました。

 

 アメリカはもともと経済格差が大きい国ですが、今回の経済的混乱による被害は甚大でした。そこで、エピック・バンクラプシーが公表している「チャプター7(個人破産)」による破産者数のデータに注目し、それを視覚的にわかりやすくグラフ化しました。

 

出典  エピック・バンクラプシー

 

 前年度の同月に比べて、チャプター7による破産者数は22%増加しています。

 

 しかし、この数だけでは実感が湧かないかもしれません。参考までに、我が国の直近の年間破産者数はおおよそ7万人です。これに対して、アメリカはたった1か月で、我が国の年間個人破産者数の約3割に相当する破産者を出している状況です。

 

 前年と比べて多くの破産者が発生しているという事実は、インフレによる物価高騰の影響を受けていることを示唆しています。

 

貧困者が増えた結果の選択

 

 イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレート氏が提唱したパレートの法則によれば、富と仕事は人口の約2割に集中すると言われています。

 

 つまり、人口全体のうち2割が富裕層であり、残りの8割が貧困層になるということです。そして現在のアメリカ経済は、インフレの影響で「難易度ナイトメア」とも言える厳しい状況にあります。生産性の高い層はますます豊かになる一方で、生産性の低い層の収入はほとんど変わらず、物価高に苦しむ状況が続いているのです。このため、経済格差はさらに拡大し、パレートの法則が示す人口割合に近づいていると考えられます。

 

インフレに苦しむ貧困層は、経済の難易度を「ノーマル」や「イージー」に戻してほしいと望んでいて、そんな彼らの切実な思いを反映するデータがあります。 

 

 「ポリマーケット」というプラットフォームをご存じでしょうか? これは将来のイベント結果に賭けることができる分散型予測市場です。参加者は「お金を賭けて儲けたい」という純粋な心理から行動するため、思想や立場によってデータが偏る要因を排除し、リアルタイムで純粋な生データが得られます。それでは、アメリカ大統領選挙の勝者に関するチャートを見てみましょう。

 

 出典 Adventeure One QSS Inc © 2024

 

 

 拮抗し始め、終盤になるとチャートが急激な曲線を描いているのがわかりますね。多くの人が自分の支持候補について周囲に伝えていない、または意図的に異なることを言っている可能性が考えられ、選挙直前までどちらが優勢か判断しづらい状況が続いていて拮抗したようです。そして、実際に各地で投票が始まり、開票が進むにつれて、現政権の経済政策に対する不満を持つ人々が意志を表明する動きが見え始めました。それを目撃した賭け手たちが、トランプ氏への賭け金を集中させる流れが生まれたことで、急激な曲線が形成されたと考えられます。

 

 

 話しから脱線しますけど、ポリマーケットによるチャートの急激な動きをした背景と選挙結果から、アメリカでの政治的な本音を秘匿する傾向が強いのは明白。そしてアメリカ国民全体の意思を把握するのは困難な証拠でもあります。ですから大統領選挙前の事前に流れる情報は、両陣営の資金による宣伝だと捉えたほうがいいでしょう。

 

 

 話を戻します、ポリマーケットのチャートが描いた急激な曲線は、圧倒的な民意の現れであり、アメリカ国民の多数派が貧困層であることから、彼らの意思が反映されたと考えられます。その意思とは、トランプ氏による経済改善か、ハリス氏による協調と人権尊重という選択において、前者を選んだことから「経済の改善」が求められていると断言しても差し支えないでしょう。全米の選挙結果を見れば、この認識は思想や派閥、人種を超えて広がっており、選挙の早期決着が求められたのは、早急に解決すべき課題があるという国民の意思の現れだと考えられます。

 

 

まとめ

 

 おそらく、人口の約八割を占めるインフレに苦しむ人々による「経済を改善してほしい」という切実な願いが、経済優先・自国ファーストを掲げるトランプ氏への支持を集めたと考えられます。ただし、この票はトランプ氏のすべてを肯定するものではなく、緊急に何とかしてほしいという思いから投じられたものでしょう。もし経済政策が期待通りに成果を上げられなければ、新たな共和党政権は意外と短命に終わるかもしれません。 

 

参考文献

コインポスト ポリマーケットとは?

Adventeure One QSS Inc

最高裁判所 司法統計

エピック・バンクラプシー

ロイター 2024年アメリカ大統領選挙開票速報

 

今回のお品書きになります

  • 煮干しがお送りするちょっとした物語
  • 379曲目の紹介

 

続きを読む