TMHは12月16日、半導体業界が直面している人材不足の解消に向けた人材プラットフォーム「LAYLA-HR」を正式に立ち上げたことを発表した。

デジタル化の潮流と併せる形で市場の成長が続くことが期待される半導体業界だが、その成長に伴う産業規模の拡大により、世界的に人材が不足していることが指摘されている。日本でも経済産業省の報告によると、半導体関連産業全体の従業員数は、日本半導体メーカーの市場シェア縮小に連動するように、1999年から2019年の20年の間に約3割減少したとされている一方、今後10年間で主要な半導体関連企業8社で少なくとも4万人の追加人材が必要とされるとされている。

特に、低迷期を経たことで経験豊富な中堅人材や専門技術者が不足しており、こうした人材不足を解決するために新たな人材育成とマッチングの仕組みが求められているという判断から、同社ではそうした専門人材のマッチングを可能とするプラットフォームの提供を行うことを決めたという。

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