「CCレモン」や「伊右衛門」など実在する飲み物が登場する「空想自販機ゲームス」より、終末世界の自販機を修理するアドベンチャーゲーム『Forgotten Vender』が発表された。
『Forgotten Vender』は故障してしまった自販機を修理し、人々の憩いの場を取り戻すことを目的とした作品だ。
公開されているゲーム画面では、荒廃してしまった世界や、自販機の中身を開けて修理をしている様子が描かれているほか、NPCとの会話シーンも確認することができる。
実は、この『Forgotten Vender』は凉木コウ氏がイラスト/構成を手掛ける“架空のゲーム”で、サントリー発の架空ゲームブランド「空想自販機ゲームス」の1タイトルだ。
なぜサントリーが架空のゲームを?と疑問に思われるだろうが、「空想自販機ゲームス」は「自販機とゲームってとても相性がいいな、もっともっとゲームの自販機がシェアされてほしいなと思い、いろんな自販機のゲームを考えてみました。」という企画で、サントリーとさまざまなクリエイターがコラボし、実現したものだ。
そのため実際に発売される予定はないのだが、実際にありそうなゲーム画面が話題となっている。電ファミでは同シリーズの1本である『Restock』の企画書をこちらの記事で公開している。
サントリーが開発未定の架空ゲームブランド「#空想自販機ゲームス」を発表https://t.co/vYY0UHYaq0 #PR
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) December 25, 2024
架空ながらPVから企画書まで作られており、どう見ても作る気満々。自販機の管理者として、人の人生を間接的に変えていくノベルゲーム pic.twitter.com/rngEl4JKLr
「空想自販機ゲームス」では『Forgotten Vender』や『Restock』を含めて全6タイトルが用意されているので、一つずつ紹介していこう。
※この記事は自販機の魅力をもっと知ってもらいたいサントリーさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
『Restock』イラスト/構成:karoooome knowledge(@karoooome)
自販機の補充員として、街中の自販機のラインナップを考えて補充しよう。その選択が街の人々の人生をちょっとずつ変えていくお仕事ノベルゲーム。
『VMダンジョン』イラスト/構成:金寺-カナテラ(@kana_tera_)
フロアをクリアして入手したボトルで自販機のラインナップを作りダンジョンをクリアしよう。ちょっと意地悪な自販機ロボットが相棒のローグライトゲーム。
『ボトルシップバトル』イラスト/構成:sanaenvy(@hey__duck)
ペットボトルロケットに乗って宇宙海賊を退治。ゲットしたパーツで機体をカスタム。サントリーの飲み物がこれでもかと登場するシューティングゲーム。
『絡繰怪異街』イラスト/構成:だんごたそ(@dangotaso)
カラクリの主人公が妖怪に立ち向かう2Dアクションアドベンチャー。随所に設置されたセーポイントの自販機コーナーでの店主との会話が心地よい。
#空想自販機ゲームス からのお願い pic.twitter.com/OU6ZPIn4Lk
— SUNTORY(サントリー) (@suntory) December 26, 2024
サントリーはこの「空想自販機ゲームス」を通して、「みなさんの好きな【自販機が登場するゲーム】を教えてください。」と呼び掛けている。
もしも思い出のゲームに自販機が登場していたならば、SNSで発信してみてはいかがだろうか。