本「精神医療ダークサイド」を読んで
精神医療の問題点
精神科の問題を扱っている医療ジャーナリストを見つけました。佐藤光展(さとうみつのぶ)さんという人です。この人が「精神医療ダークサイド」という本を出版しているので、図書館で借りて読んでみました。精神科の問題を扱っている医療ジャーナリストはちゃんといるんですね。本も出版しているのに、世間では未だに特に知られていない…私がこうしてネットで紹介して一人でも多くの人に知ってもらいたいです。この「精神医療ダークサイド」という本は約10年前の出版になります。でも未だに全然改善されてないですね…読むと真っ青な内容が多いです。
1節1節は文章は短くても気が滅入るような誤診やひどい仕打ちだらけ。以前ご紹介した「精神科は今日も、やりたい放題」という本との違いは、こちらはまともな精神科医がちゃんと登場していることです。そりゃあ、読んでいる方の心理としては、まともな医師の方も紹介して欲しいですよね。ほとんどの精神科医はとにかく統合失調症だと決めつけたがるようです。統合失調症でダメなら鬱病。私が今まで会った精神科医達もそうですが、ほとんどの精神科医は病名診断の能力がないことが改めてわかりました。
それに…「精神科は今日も、やりたい放題」の本に書いてあることは、表現が過激だと言われていますが、この本を読むと、結局あの本に書いてあったことは本当なんだなと思いました。私が読んだブログ「精神医学一刀両断!!!」に書いてあったことも、この本で改めて本当のことだと納得してしまいました…精神病院の入院施設での人権侵害も、刑務所よりひどいとよく言われているそうですが、本当に読むと真っ青な内容が書いてありました…警察に訴えても動いてくれない…精神科以外の科だったら動くことでも精神科だというだけで動いてくれないそうです…
この本に書いてあったことの一部を引用すると、「警察にとって精神科病院は治安維持の仕組みの一部。日頃から緊密に連携している仲間なので対応が甘くなることが多い」のだそうです。…なんか、何が正しくて何が間違っているかなんてどうでもいいのかな…そんな気分になってきました。警察も本当に正しいことを貫くような人は組織でやっていけないそうですし…他にも過剰診断・過剰投薬・処方薬依存・薬の離脱症状との闘い、読んでいると本当に気が滅入ってきます。これで名目は「医療」だっていうんだから。それで患者が訴えても本当にどこも取り合ってくれない。
この本に書いてあったことの一部を引用すると、「警察にとって精神科病院は治安維持の仕組みの一部。日頃から緊密に連携している仲間なので対応が甘くなることが多い」のだそうです。…なんか、何が正しくて何が間違っているかなんてどうでもいいのかな…そんな気分になってきました。警察も本当に正しいことを貫くような人は組織でやっていけないそうですし…他にも過剰診断・過剰投薬・処方薬依存・薬の離脱症状との闘い、読んでいると本当に気が滅入ってきます。これで名目は「医療」だっていうんだから。それで患者が訴えても本当にどこも取り合ってくれない。
裁判で負けるのは被害者遺族側。この本の裁判の事例を読んでいると、まずは裁判官に変わってもらわなければならないと思いました。今の状態では裁判起こしても患者が傷つくだけ。私は精神科の薬の方では特別な被害に遭っていませんが、薬害も相当ひどいですね…製薬会社…もっともっとマスコミに実態を明らかにして欲しいです…良心的な薬剤師さんが患者さんの飲んでいる薬の相談に乗ると、精神科の方は新しく側に薬局を作って、自分の病院の患者は新しい薬局に行くように指示するようになったそうです。そういうことは違反でも、結局誰にも咎められていないそうです。
この本の最後に暴言面接、要するにドクターハラスメント、略してドクハラの事例がたくさん挙げてありました。これはこれでまた気が滅入る内容で…こんな奴らに医師の資格与えるなよって思いました。この本には何故精神科医のドクハラが長くまかり通っているのかについて、こう書いてありました。「精神科医はこれまで、統合失調症患者に甘え過ぎたのだと思います」統合失調症について詳しく知らない人は精神病に対する偏見を露わにしそうですが、この本によると、統合失調症の患者さんの性格的な特徴は、「内向的」「思いやりがある」「優しい」病気の症状で一時的に荒れることはあっても、総じて「真面目」「控えめ」なのだそうです。
私は以前約半年精神科デイケアへ通い、統合失調症の患者さんとも接しましたが、私が感じたことは気のせいではなかった。障害者の方々の世界は優しいです。職員の方がたちが悪かった。精神障害者である患者さんの方が人間ができてるから成り立ってるんだ、って思いましたから。私の頭の中では障害者の方々の方が人間として「上」だということになってる…とにかくなんとか時間をかけて、「精神医療ダークサイド」読み終わりました。この本を読んでいる途中に笠陽一郎」という人の「毒舌セカンドオピニオン」というネットの掲示板、そして「精神科セカンドオピニオン」という本が出版されていることがわかりました。
この本の最後に暴言面接、要するにドクターハラスメント、略してドクハラの事例がたくさん挙げてありました。これはこれでまた気が滅入る内容で…こんな奴らに医師の資格与えるなよって思いました。この本には何故精神科医のドクハラが長くまかり通っているのかについて、こう書いてありました。「精神科医はこれまで、統合失調症患者に甘え過ぎたのだと思います」統合失調症について詳しく知らない人は精神病に対する偏見を露わにしそうですが、この本によると、統合失調症の患者さんの性格的な特徴は、「内向的」「思いやりがある」「優しい」病気の症状で一時的に荒れることはあっても、総じて「真面目」「控えめ」なのだそうです。
私は以前約半年精神科デイケアへ通い、統合失調症の患者さんとも接しましたが、私が感じたことは気のせいではなかった。障害者の方々の世界は優しいです。職員の方がたちが悪かった。精神障害者である患者さんの方が人間ができてるから成り立ってるんだ、って思いましたから。私の頭の中では障害者の方々の方が人間として「上」だということになってる…とにかくなんとか時間をかけて、「精神医療ダークサイド」読み終わりました。この本を読んでいる途中に笠陽一郎」という人の「毒舌セカンドオピニオン」というネットの掲示板、そして「精神科セカンドオピニオン」という本が出版されていることがわかりました。
また元気のある時にブログに思ったことを書こうと思います。
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コメント
Re: タイトルなし
2022-01-11 08:44 高柳由禰 URL 編集
管理人のみ閲覧できます
2022-01-05 23:34 編集