豊橋の医療法人・社会福祉法人さわらび会の福祉村で開催された、さわらび文化祭に行ってきました。
まさに「村」というように、ひと丘まるごと医療・福祉施設。 施設間を公道が走っていました。
- さわらびグループ|http://www.sawarabi.or.jp/
東南アジアから来た看護師・介護福祉士候補生による各国の高齢者事情の発表や、車椅子タイムトライアル、模擬店やバザー、作品展など盛り沢山。 その中で最も興味を引いたのがこちら。
さわらび子ども福祉サミット
豊橋市内の小中学生が、福祉の問題についてグループワーク。
資料がとても小中学生向きとは思えないくらいハイレベル
そして、考えるテーマはこの4つ
■
言っても、こういうところに集まる(呼ばれる)児童生徒たちなので、お利口さんで、 「賛成、高齢者や障害をもっている人のためにはしょうがない」みたいな回答に偏ると思っていました、主催も医療法人・社会福祉法人だし。
ところが、
5人全員反対 というグループもありました。
順に各グループ、小中学生の意見をご紹介。
全員賛成グループ
賛成>反対グループ
賛成反対拮抗グループ
反対>賛成グループ
全員反対グループ
いかがでしょう?
小中学生が周りや大人におもねることなく、自分で考えた素直な意見を言っている気がして、僕はとても清々しく感じました。 おこづかいが減るのはやだ、とか、 自分の出した税金と同じ分だけ返ってくるのなら賛成、とか。
子どもたちにとってどうだったかわからないけど、とても聞いてよかった催しでした。
■
一方、ここに集まっている小中学生がどんな子たちが気になって、終了後、職員の方に聞いてみました。
「市内の小中学校全部にお知らせを出した中での希望者」
ということでした。 でも実際、全クラスでお知らせを配布したり、挙手させているとは考えにくいので、きっと、先生からある程度チョイスされてお声のかかった児童生徒。 それは、昔は「お利口さん」と思っていたけど、それ以前に、きっと親御さんがここまで送り迎えしてくれる家庭なのだろうなぁ、と 勝手に想像していました。
では!
まさに「村」というように、ひと丘まるごと医療・福祉施設。 施設間を公道が走っていました。
- さわらびグループ|http://www.sawarabi.or.jp/
東南アジアから来た看護師・介護福祉士候補生による各国の高齢者事情の発表や、車椅子タイムトライアル、模擬店やバザー、作品展など盛り沢山。 その中で最も興味を引いたのがこちら。
さわらび子ども福祉サミット
豊橋市内の小中学生が、福祉の問題についてグループワーク。
資料がとても小中学生向きとは思えないくらいハイレベル
そして、考えるテーマはこの4つ
- 少子高齢社会についてどう思いますか?
- 世の中に、みんなでお金を出し合って、みんなで助け合う「社会保障」は必要ですか?
- これからの社会保障にはお金がかかると聞いたけど、税金で自分の負担が増えることは、賛成ですか?反対ですか?
- 若い人も、高齢の人も、障害のある人も、みんなが安心して楽しく暮らせるためにはどうしたらいいですか?
■
言っても、こういうところに集まる(呼ばれる)児童生徒たちなので、お利口さんで、 「賛成、高齢者や障害をもっている人のためにはしょうがない」みたいな回答に偏ると思っていました、主催も医療法人・社会福祉法人だし。
ところが、
5人全員反対 というグループもありました。
順に各グループ、小中学生の意見をご紹介。
全員賛成グループ
賛成だけど、少し安くした方がいい。 自分たちの生活が苦しくなったら人のことを言ってる場合じゃない。 自分たちが、年寄りになったら助けてほしい。
私は、いろんな人が幸せになるんだったら、賛成します。 自分のおこづかいが減るのはいやだけど、お金をだして、たのしくくらせるならいいと思う。
賛成>反対グループ
賛成: お金ははらわないといけないけど、お金がもらえない人の気持をしっかり考えていかないといけないと思う。 1000だとしたら、300円くらい。
びみょう: 自分の負担はいやだけど、社会保障のためには税金を出さなければいけないので、びみょうです。 ←どころでもない
賛成反対拮抗グループ
賛成: 自分の出した税金と同じ分だけ返ってくるのなら賛成。 たくさん出したのに、少ししか自分のときにかえってこないのならやだ。
反対: めいわくに思う人もいると思うから。 自分のお金がへるのはつらいから。
反対>賛成グループ
反対: 反対です!ニートやホームレスが職を持って、かせいでいければ、一紙半銭にでも国の協力になる。 / お金がなくなりたくない。給料など / 自分たちだけ働かないでほかの人にはたらいてもらうのはだめ
まん中: 負担は増えることはいやだけど、そのお金で教科書代をはらってもらってるから
全員反対グループ
自分でかせいだお金だから。 ほしいものが買えない。 国にとられるから。■
いかがでしょう?
小中学生が周りや大人におもねることなく、自分で考えた素直な意見を言っている気がして、僕はとても清々しく感じました。 おこづかいが減るのはやだ、とか、 自分の出した税金と同じ分だけ返ってくるのなら賛成、とか。
子どもたちにとってどうだったかわからないけど、とても聞いてよかった催しでした。
■
一方、ここに集まっている小中学生がどんな子たちが気になって、終了後、職員の方に聞いてみました。
「市内の小中学校全部にお知らせを出した中での希望者」
ということでした。 でも実際、全クラスでお知らせを配布したり、挙手させているとは考えにくいので、きっと、先生からある程度チョイスされてお声のかかった児童生徒。 それは、昔は「お利口さん」と思っていたけど、それ以前に、きっと親御さんがここまで送り迎えしてくれる家庭なのだろうなぁ、と 勝手に想像していました。
では!