先週行った、「豊橋に日本一の図書館をつくろう発表会」、その中で、僕がもっともハッとさせられたのは、発表者のこんな言葉でした。
「新しい図書館の長は、もしかしたら館長でなく、園長かもしれない」
■
新しい図書館が入る予定のビルには、公園的な広場が整備される予定があります。 また、ビルの中には、図書館だけでなく、商業施設もあり、高層はマンションになるでしょう。 その広場や商業施設などと一体的な連携がされたときに、それは「図書館」の枠に収まっているものなのか。
「小布施町立図書館まちとしょテラソ」は、地域住民から「図書館行ってくるー」ではなく、「テラソ行ってくるー」と言われていると聞く。 「武蔵野プレイス」も、図書館ではなく、「武蔵野プレイス」と呼ばれている、と。 もちろん、ネーミング(そういう名前だから)もあると思うのだけど、それぞれの呼ばれ方をされているのには、「(図書館ではなく)テラソ」「(図書館ではなく)武蔵野プレイス」という感じに、独自の存在であることを、地域住民が認識している証なんじゃないかと。
豊橋に新しくできる図書館が、できた後、何と呼ばれるのかわからないけれども、それが「図書館」と呼ばれないことは、図書館という枠に収まっていない、いわゆる図書館ではないと認識されている、ひとつの目安になると気づきました。
「新しい図書館について考えよう」、と言った時点で、「図書館」の枠組みに囚われてしまうジレンマ。
では。
- ありがとうございます。『豊橋に日本一の図書館をつくろう発表会』無事、終了。 - 愛知豊橋・長坂尚登のblog http://nagasakanaoto.blog.jp/140924.html
「新しい図書館の長は、もしかしたら館長でなく、園長かもしれない」
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新しい図書館が入る予定のビルには、公園的な広場が整備される予定があります。 また、ビルの中には、図書館だけでなく、商業施設もあり、高層はマンションになるでしょう。 その広場や商業施設などと一体的な連携がされたときに、それは「図書館」の枠に収まっているものなのか。
「小布施町立図書館まちとしょテラソ」は、地域住民から「図書館行ってくるー」ではなく、「テラソ行ってくるー」と言われていると聞く。 「武蔵野プレイス」も、図書館ではなく、「武蔵野プレイス」と呼ばれている、と。 もちろん、ネーミング(そういう名前だから)もあると思うのだけど、それぞれの呼ばれ方をされているのには、「(図書館ではなく)テラソ」「(図書館ではなく)武蔵野プレイス」という感じに、独自の存在であることを、地域住民が認識している証なんじゃないかと。
豊橋に新しくできる図書館が、できた後、何と呼ばれるのかわからないけれども、それが「図書館」と呼ばれないことは、図書館という枠に収まっていない、いわゆる図書館ではないと認識されている、ひとつの目安になると気づきました。
「新しい図書館について考えよう」、と言った時点で、「図書館」の枠組みに囚われてしまうジレンマ。
では。
- ありがとうございます。『豊橋に日本一の図書館をつくろう発表会』無事、終了。 - 愛知豊橋・長坂尚登のblog http://nagasakanaoto.blog.jp/140924.html