どうも、お久しぶりです。今回は食わず嫌いしてたガールズバンドクライを暇なのもあって重い腰を上げて視聴してみることにしたのですが、これが想像以上に面白い。
1話で早速吉野家の店員にごちそうさまの中指立てて満面の笑みを浮かべるシーンは、アニメでこんなに笑ったのはいつぶりかというくらい腹を抱えて笑いましたね。
その後、主人公の憧れのアーティストである銀髪の子が音楽を辞めて地元に帰ろうとする際、現在進行形で行われている路上ライブの道具のマイクを奪い取って「一緒に中指立てましょう」からの銀髪の子が落ちている自分のギターを手に取って即興ライブからの1話終了という演出も結構良かったですね。ここまで次のストーリーへの期待感を持たせながらもその1話自体の内容に面白さがあり、キャラクターたちの状況が非常にわかりやすいけれども、全く説明的になりすぎてないという、久しぶりにここまで上手くまとまった質の高いアニメの1話を見た気がしますね。
2話では、桃香にバンドを組まないかと勧められる仁菜ですが、勉強したいという理由で断ってしまいます。そうして予備校生活を始める仁菜ですが、家を出てから外に出て、家に帰ってくるという全ての場面において、ずっと一人で行動してます。僕も高3の時これとほぼ同じような感じだった気がするので、当時を思い返してしまいましたね。で、仁菜ちゃんはふと夜スマホをだらだら眺めながら、「あ、今週誰とも喋ってない。」てなるんですよ。これもむちゃくちゃあるあるで個人的には結構ここ盛り上がりましたね(自分だけかもしれませんが)で、ワイワイ楽しそうにしている集団とすれちがう際にその集団を軽くジト目で見るんですが、僕も当時こんな心情で楽しそうな集団を見てた気がするというようなすごくぼっちあるあるに共感できる内容となっていた気がします。
でまあ、一週間ぶりくらいに桃香から連絡が来てご飯に誘われるんですが、そこに桃香の新しいバンドメンバーであるすばるが来て三人で行くことになるんですが、ウキウキで行ったら知らない人がいてむちゃくちゃやりづらそうで、話しかけられても全然明るく話さず、挙句の果てには桃香と言い争いになって飯食わずに帰るっていうえぐい展開になるんですよ。で、家に帰って「一生このまま一人で闇なんだ」とむせび泣く仁菜なんですが、突然家に二人が入ってきて、やっぱりバンドをやらないかと誘われ、仁菜は号泣、みんなは笑い、良い空気になって終わるというのが二話でした。普通ならもうそのまま疎遠ルートだったと思うんですが、わざわざ家に来て和解&バンドに誘うというのはすごいですねやっぱり。優しい世界ですね。まあフィクションだからというメタ的な要素はやっぱりあるんでしょうが、現実ならもうそのままずっと暗い部屋で生活するだけだったと思うんですよ。唐突ですが、この前大学のサークルの新歓で出会った子と久々に話したんですが、そこで社会人になった後どうやって生き残るかということについて議論したんですね。まず一つ目に話し合ったのは、今のように気軽に友達とは会えなくなるということ。それは、社会人になった時の仕事に対する拘束時間の長さだったり、みんなそれぞれ色んな場所に就職することによって、土地的に離れていくというものです。で、次は一人暮らしか実家暮らしかの選択について話し合いました。僕は実家か一人暮らしか割と迷ってたんですが、その子に言われたのは、やっぱり一人暮らしで今より離れた場所で就職すると、会える人もいなくなって孤独になりやすいということで、まあ確かになとは思いました。今ただでさえ友達が少なくて時間を持て余し気味なのに、今のちょくちょくある人とのコミュニケーションすら抜き取ったら長期的に見てまずいかもしれないなとは思いました。闇の誰ともほぼ会話せず会社と家の往復するだけの生活というやつですね。まあ、生き残るには早めに良質な恋人作って結婚していくのが一番最適という話には落ち着きましたね。まあ、正直今のところできそうな気配は全然ないですが。結婚してもよっぽど"いい結婚"じゃない限り実際にやってみると行動的にも金銭的にも自由度が減るし、結婚しても後悔する気はしますけどね。まあ、新しい人と全然会う機会がない生活をしていたからなのはありますよね。一応2月くらいからは塾講師バイトでも軽く入ろうと思ってます。まあそれですぐ何かが変わるとも思えないですが、まあ少しぐらい足掻こうかなとは思ってます。
まあ途中からなんか身の上話になっちゃってた気もしますが、「一生闇」という仁菜の言葉で考えさせられたという話です。今後も面白くなりそうなので、引き続き視聴していきたいと思います。では。