先週末に埼玉県の熊谷に行ってきました。何をしてきたかは別ブログの記事にて。
特に観光地でもない熊谷で(失敬)前日の夜と翌日の朝から予定があるということで「これはもう健康ランドの仮眠プランでいいのでは?」と、以前ヨッピー氏のPR記事で見て以来気になってた健康ランド「おふろcafé bivouac」に行く計画を立てていたのでした。
- アウトドアコンセプト型の温浴施設「おふろcafé bivouac」
- 本や漫画も充実、しっかり横になって寝られる仮眠コーナー
- 朝食までしっかり食べてからチェックアウト
- おまけ:熊谷駅前と川島町で食べた食事
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アウトドアコンセプト型の温浴施設「おふろcafé bivouac」
土曜日の21時頃、コンサート鑑賞を終えた妻を車でくまがやドーム体育館で拾ったら(私はヤマダ電機のマッサージチェアで時間を潰してました)そのまま熊谷バイパスで「おふろcafé bivouac」へ向かいました。
週末の夜、しかも近隣の熊谷スポーツ文化公園で熊谷ラグビー場のこけら落としや土日でのコンサート開催があるということで、多少は混雑を覚悟していましたが、到着時点でまだ第一駐車場に数台の空きがありました。
基本的には車のアクセスに限られる立地なこと(最寄りはJR籠原駅駅で徒歩20分程度)夜中までにファミリー客はほぼ帰ってしまうので、その後多少来客がありつつも結局そこまで混み合うことはありませんでした。
「おふろcafé bivouac」は健康ランドにアウトドアレジャー(キャンプ)の世界観を加えた複合型の温浴施設。施設内にボルダリングウォールやハンモックがあったりと、アウトドア感が強く演出されています。施設名は「ビヴァーク」ですが語源である「野営」といよりは「グランピング」のテイストを強く打ち出しているようです。
料金システムは時間制コースの他、フリータイム入館が1380円(通常料金)で深夜2:00以降まで利用すると自動的に1200円の深夜料金が追加される仕組み。予約制の仮眠ブース(有料)もありますがこの週末は既に埋まっていました。
受付で館内着とタオルのセット、バーコード付きのブレスレットを受け取り、以後のレストラン等の利用はバーコードをチェックして最後にまとめて会計するシステム。
ボルダリングは食事してお風呂に入ってるうちに利用時間が過ぎてしまっていました。といっても風呂上がり即ビールの気分だったので、どちらにしてもやらなかったかも(笑)
レストランやカフェ、バー施設も充実
到着そうそうに利用したのが2階にあるレストランの「OUTGRESS」。やはり店内は森をイメージした装飾がなされています。ちなみにこの他に同じ2階にカフェ、1階にはお酒も飲めるカフェ&バースペースがあります(もちろんレストランでもお酒は飲めます)。
低温調理のハンバーグがメニューでアピールされていたので私は「ハンバーグプレート」で、妻は「シーフードドリア」を注文。味もまずまず、価格帯も1000円前後で食べられるメニューが多く利用しやすい感じ。
ちゃんと確認してなかったのですが、ハンバーグプレートにはカレーも付いていました(笑)
肝心(?)のお風呂施設は特別凄いという訳ではないものの(もちろん普通の健康ランドレベル)、更衣室は綺麗でロッカーも指定でなく、荷物に合わせた大きさのものを好きに使えます。
お湯は温泉ではありませんが、複数の薬湯や露天風呂は系列の温泉からの運び湯になっていました。その他、泥パックなども自由に使えます。
温泉から出たらカフェ&バーの「okibi」へ。セルフ式のワイン&日本酒の他、埼玉エリアのクラフトビールも充実していたり、サーバーで注文できるのは「よなよなエール」と「コエド毬花」の2種、ということで当然両方頂きます。
バーの周辺はテントやハンモックがあったり、リラックスできるフリースペースが充実しているので、アウトドア雑誌を読みつつダラダラと過ごします。そういえば館内はやたらとsnowpeak製品が多いのですが、何かコラボしていたりするのでしょうかね。
さて、お酒を飲んだあとは寝る前にしっかり水を飲んでおきましょう。
本や漫画も充実、しっかり横になって寝られる仮眠コーナー
眠くなってきたら2階の仮眠室へ向かいます。その他、2階には漫画や書籍類のコーナーも充実していて、その周りには自由に寝転がれるソファーやクッションがあるので、漫画を読みながらそのまま眠りに落ちてる人たちもチラホラ。
健康ランドでお馴染みのリクライニングチェアが並んだ部屋もありますが(ここで寝ることも可能です)、我々は翌日に備えてしっかり寝ようと「スリーピングロッジ」なる名前の仮眠コーナーへ。
芝生の広場を模した人工芝のスペースに1人用のマットレスが敷かれていて、毛布やタオルケットを組み合わせて好きに寝られるスペースです。完全に体を横にして寝ることができるので、もう普通に快適で朝までぐっすり眠ることができました。
元々用意されているマットレスが埋まってしまっても、テントマット的なマットも自由に使えるようになっているので、寝場所は確実にキープできるかと思います。
朝食までしっかり食べてからチェックアウト
朝風呂に入ってから、再びカフェスペースに移動して無料のコーヒーを飲みつつ、ホットサンドで朝食。コーヒーは中煎り、浅煎りの2種類の豆から選べます。
そういえば、1階2階のカフェスペースの一部にはiMacが並べられていて、コアワーキングスペース的にしているそうですが、こんなとこで仕事する気には絶対ならないので、ただのYouTube試聴機になっている感じかな? ブログ位なら書けるかもしれませんが、自分のPCじゃないと作業できないんですよね。
ちなみに私が持ち込んだMacBook Airは一度も出すことはありませんでした。
広いお風呂でゆっくりして朝夕の食事とビール、そしてしっかり睡眠も取れてお会計はなんと2人で10184円でした。めっちゃコスパ高いですよね。
健康ランドでの簡易宿泊は一長一短で、結構「短」な要素も多かったりするのですが、この「おふろcafé bivouac」は横になれるスペースが豊富なのと、アウトドア系のコンセプトの合わせ技もあって「キャンプにしては十分快適」といった気分になれるのが、満足度にも繋がっているのかな、なんて。
その他、屋上を利用したBBQコースがあったり、子供のためのキッズグランピングスペースなどもあったりするので、家族連れで丸1日楽しめる温浴施設になっています。我が家は混雑はちょっと苦手なので、また利用するとしたら今回の時間帯がいいかな。
おまけ:熊谷駅前と川島町で食べた食事
午後の熊谷でランチ難民を救った「上州御用 鳥めし本舗 登利平」
土曜日の午後15時過ぎに熊谷に付いたのですが、この時間帯は殆どの飲食店が午後休憩に入っていて、駅前とはいえなかなか食事を食べられる場所がありません。
そこで駅ビルのアズ熊谷に入ってる「鳥めし本舗 登利平」に入ってみたのですが、ここの鶏飯松重がなかなかに当たりでした。焼き鳥がご飯の上に乗せられた「鳥めし」ですが、柔らかな薄切りのムネ肉と厚めのモモ肉の両方が乗ったお重でお値段も900円と良心的。
登利平の発祥は群馬県の前橋だそうですが、熊谷のイメージって埼玉県というよりは高崎や前橋寄りというか(あくまで多摩民感覚です)、川越辺りよりもう少し「旅」感が出るエリアなので、上州名物を名乗るものが食べられて良かった!?
タンメンが名物の「あぢとみ食堂 」で真っ黒なラーメンを食べた
熊谷からの帰路、熊谷スポーツ文化公園のイベント会場で軽食程度は食べてはいたものの、やはり15時過ぎという中途半端な時間にお腹が空いてしまいました。
帰りはナビやGoogleのサジェストもあって東松山で関越には乗らず(結構渋滞していたみたい)、254号から直接圏央道の川島ICを目指していたのですが、その途中にあった「あぢとみ食堂」に立ち寄ってみました。
ここは野菜たっぷりなタンメンが名物の食堂のようですが、16時の閉店前ということもあって野菜切れにつき残念ながらタンメンメニューは売り切れ……。
たまり醤油を使ったという真っ黒なラーメン「黒醤油太麺」は、煮干し系(?)の濃厚な香りで、醤油というか魚醤を使ってるのかな?と感じてしまった位。見た目の割にはサッパリ(と表現していいかは迷うものの)していて美味しかったです。
麺はなかなかの太麺。餃子はニンニクが別添なこともあってサッパリ系。匂いが気になる人にはいいですよね。私はもちろんニンニクを使いましたけど……。
妻が頼んだ「醤油細麺」もオーソドックスなラーメンとして美味しかったですよ。細麺だと太麺に比べて若干麺のグラム数が減るそうです。