UCS水平拡張公開レビュー
今般、一般社団法人文字情報技術促進協議会(CITPC)と一般社団法人情報処理学会情報規格調査会SC 2専門委員会(JSC2)は、文字コードの国際規格を担当する国際機関、ISO/IEC JTC 1/SC 2 委員会で審議を予定している提案内容について、日本の国内外のみなさまから、広くご意見をうかがうため、共同で公開レビューを行うことと相成りました。みなさまからの、忌憚ないご意見をいただけるようお願いする次第です。
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Unicode IVS
Unicode IVSは、外字を使用せずに異体字を表示、印刷、 データとしての送受信を可能にする仕組みです。国際標準で あり、高い相互運用性が保証されています。
IVS 対応製
既に多くのフォント、アプリケーション、オペレーティングシステムが、 Unicode IVSに対応しています。今からでも、人名、地名に正しい漢字を 使用できるシステムへ。
文字情報基盤
これまで外字でしか表現できなかった人名、地名を国際標準規格に 沿って使用できるようにする取り組みです。Unicode IVSに対応したシステムは、 文字情報基盤に準拠したシステム構築が可能です。
人名・地名
Unicode IVSに対応した製品を使用することで、 正しい人名・地名を表示、印刷することができます。 マイナンバーを見据えた情報システム構築をサポートします。
先進国の中で唯一文字情報交換が保証されていない日本。
文字情報技術促進協議会には、外字の無い世界実現のため、相互運用性の確立、実装課題の解決などに取り組んでいます。
- 人名、地名などこれまで外字を必要としていた文字を扱える国際標準です。
- 万葉集をはじめとする文章で使用されるほとんどの文字を表現できます。
- JIS90、JIS2004などの字形の違いを使い分けることができます。
- 字形情報の永続的な保存が可能です。(JIS90, 2004問題を避けられます。)
文字情報技術、特にUnicode IVSの普及促進に資する活動を行っています。 文字情報データベースにおいては、文字にかかわる様々な情報を蓄積、検索 できるサービスを構築しています。
- 小林会長ブログ「固有名詞の字体同定」を掲載しました(2024/07/11)
- 小林会長ブログ「文字集合の独立性」を掲載しました(2024/07/01)
- 文字情報技術促進協議会オープンセミナー『文字情報トレンドVol.1』のアーカイブ配信URL、講演スライドを掲載しました。(2024/04/30)
- 小林会長ブログ「字体と字形、改めて」を掲載しました(2024/04/23)
- 小林会長ブログ「IPAフォントライセンスを巡って」を掲載しました(2024/03/01)
- 『MJ文字情報一覧表 Ver.006.02』をリリースしました。(2024/01/17)
- 文字情報技術促進協議会 『年次特別講演会』のアーカイブ配信URL、講演スライドを掲載しました。(2023/06)
- UCS水平拡張公開レビューを開始しました。 (2023/05/15)