MJ文字情報一覧表
文字情報技術促進協議会は、文字情報基盤 文字情報一覧表(MJ文字情報一覧表) をクリエイティブ・コモンズ 表示 – 継承 2.1 日本 ライセンスによって提供しています。利用に際してはIPA の著作物であることを明記してください。なお、本成果物の内容を適用した結果生じたこと、また、適用できなかった結果について、文字情報技術促進協議会は一切の責任を負いませんのでご了承ください。
MJ文字情報一覧表リリース履歴はこちら。
MJ文字情報一覧表 Ver.006.02
MJ文字情報一覧表のダウンロード
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mji.00602-xlsx(7.3MByte, Strict Open XML形式)
IPAmj明朝等、文字情報基盤に対応したフォントを実装することで、文字が表示されます。文字の表示について、詳細は項目一覧の説明をご参照ください。
MJ文字情報一覧表 Ver.006.01 項目一覧
項目 | 説明 |
図形 | IPAmj明朝フォントに実装してある図形に対応するpngファイルへのリンク(ベースURLとMJ文字図形名からハイパーリンクを自動生成する数式として記載)を記した。 |
font | IPAmj明朝フォント等、IVSに対応し、文字情報基盤の文字セットが実装されたフォントを指定することで、文字図形が表示される。指定したフォントが利用環境に実装されていない場合、文字情報基盤に対応していないフォントを指定した場合、IVSに対応していない環境(アプリケーション、OS等)を用いた場合には正しい図形が表示されないことがある。 |
MJ文字図形名 | MJ文字情報一覧表内で一意に定めた文字図形の名称を記した。 |
対応するUCS | 対応するUCS欄には、「U+」に続けてISO/IEC 10646:2017の16進のUCSコードを記した。 |
実装したUCS | IPAmj明朝フォントVer.006.01の実装において当該図形に対して割り当てたUCSコードを記した。
同一のUCSコードを持つ図形が複数ある場合において、フォント実装において対応付ける図形(デフォルトグリフ)は、下記の優先順位により決定した。
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実装したMoji_JohoコレクションIVS | IPAmj明朝フォントVer.006.01の実装においてUnicode ConsortiumのIVD Version 2017-12-12のMoji_Johoコレクションにより実装したIVSを記した。 |
実装したSVS | IPAmj明朝フォントVer.006.01の実装において当該図形に対して割り当てたStandardized Variation Sequnce (SVS、ISO/IEC 10646:2017, 16.6.2 Standardized variation sequencesの章を参照)を記した。 |
戸籍統一文字番号 | 6桁の10進数の戸籍統一文字番号を記した。 |
住基ネット統一文字コード | 「J+」に続けて4桁の16進数の住民基本台帳ネットワークシステム統一文字コードを記した。 |
入管正字コード | 平成23年法務省告示第582号第二項第四号 正字に示された「工業標準化法(昭和二十四年法律第百八十五号)に基づく日本工業規格(以下「日本工業規格」という。)X〇二二一号(以下「国際符号化文字集合」という。)に規定する漢字(国際符号化文字集合附属書JA日本文字部分レパートリに該当するものに限る。)及び別表第一に定める漢字をいう」の16進数を、”0x”で始まる16進表記で記した。 |
入管外字コード | 平成23年法務省告示第582号第二項第7号に示された「国際符号化文字集合に規定する私用文字として別表第二に定める文字の符号化表現」の16進数を”0x”で始まる16進表記で記した。 |
漢字施策 | 「常用漢字」は、常用漢字表(平成22年11月30日内閣告示)に示された通用字体(常用漢字表で括弧が添えられていない漢字)に示された漢字である。「人名用漢字」は、戸籍法施行規則別表第二の「漢字の表一・二」に示された漢字である。 |
対応する互換漢字 | 互換漢字に該当する文字には、「U+」に続けてISO/IEC 10646:2017の16進数のUCSコードを記した。 |
X0213 | X0213欄には、JIS X 0213:2012の面区点コードを記した。 |
X0213 包摂連番 | 包摂連番欄には、該当する文字にJIS X 0213:2012の包摂規準を適用させると符号化できる場合、包摂規準連番を記した。 |
X0213 包摂区分 | 包摂区分欄には、「0」「2」の2種を記した。「0」は、該当する文字がJIS X 0213:2012規格票の例示する字体に相当する字形であることを示す。「2」は、該当する文字がJIS X 0213:2012の包摂規準を適用できる字体に相当する字形であることを示す。 |
X0212 | X0212欄には、JIS X 0212-1990の区点コードを記した。 |
MJ文字図形バージョン | IPAmj明朝フォントVer.006.01およびSVG図形ファイルに収録した文字図形(MJ文字図形)のバージョンを記した。 |
登記統一文字番号(参考) | 8桁の10進数の登記統一文字番号を記した。 |
部首(参考) | 部首欄には部首番号を記した。『康煕字典』の部首の通し番号により、1から214までである。 |
内画数(参考) | 内画数欄には部首内画数(部首を除いた残りの部分の画数)を記した。 |
総画数(参考) | 総画数欄には文字の総画数を記した。 |
読み(参考) | 読み欄には文字の読みを記した。原則として、音読みは片仮名、訓読みは平仮名で記した。 |
大漢和 | 大漢和欄には、諸橋轍次『大漢和辞典』(修訂第二版第六刷、大修館書店、2001年)及び鎌田正・米山寅太郎『大漢和辞典補巻』(初版、大修館書店、2000年、ISBN:978-4-469-03158-4)の親字番号を記した。 |
日本語漢字辞典 | 日本語漢字辞典欄には、新潮社編「新潮日本語漢字辞典」(第四刷、新潮社、2008年、ISBN: 978-410-730215-1)の検字番号を記した。 |
新大字典 | 新大字典欄には、「講談社新大字典」(普及第4刷、講談社、1993年、ISBN: 4-06-123141-3)の検字番号を記した。 |
大字源 | 大字源欄には、「角川大字源」(再版、角川書店、1992年、ISBN: 4-04-012800-1)の検字番号を記した。 |
大漢語林 | 大漢語林欄には、「大漢語林」(初版、大修館書店、1992年、ISBN: 4-469-03154-2)の親字番号を記した。 |
更新履歴 | 本一覧表において、過去に変更された情報の履歴を記し、変更のあった事項毎にMJ文字情報一覧表バージョン番号を行頭に付した。 |
備考 | MJ文字情報全体に関する情報及び各項目の値等に関する補足的な説明を記載した。 |
MJ文字情報一覧表 Ver.006.02 2024年1月
Ver.006.01からの変更点
MJ文字情報一覧表 Ver.006.01 2019年5月
Ver.005.02からの変更点
- MJ057449、MJ060040 の2文字について、「対応するUCS」欄、「実装したUCS欄」および「更新履歴」欄を更新した。
- 新たに「図形」、「font」の項目を追加した(詳細は項目一覧を参照)。
- 全ての文字の符号位置が確定したことから、「UCS対応カテゴリー」の項目を廃止した。
MJ文字情報一覧表 Ver.005.02 2018年1月
Ver.005.01からの変更点
- MJ文字図形の追加
戸籍統一文字番号: 499580に対応する新しいMJ文字図形名: MJ068101を追加し文字図形を追加 - 「対応するUCS」欄の更新
- 「実装したUCS」欄および「実装したMoji_JohoコレクションIVS」欄の更新
詳細については、IPAmj明朝フォントVer.005.01のリリースノートをご覧ください。 - 「対応するHanyo-DenshiコレクションIVS」および「平成明朝(参考)」欄の削除
- 「大漢和」欄の更新
大漢和辞典とMJ文字図形名の1対1対応関係を改めて調査し、より正確な対応に変更 - その他
2017年9月の戸籍法施行規則の改正で、新たに人名用漢字に追加された「渾」の対応、JIS X 0213面区点位置の対応関係の修正等、詳細についてはMJ文字情報一覧表の更新履歴をご覧ください。
MJ文字情報一覧表 Ver.005.01 2016年7月
MJ文字情報一覧表XML形式の追加
従来のXLSX形式、ODS形式に加えて、XML形式も新たに提供
XML形式には、各項目の値のパターンも含めたスキーマとCSVに変換するサンプルのXSLTが同梱されています。
Ver.004.03から主な変更点
- MJ文字図形の追加
MJ文字図形と戸籍統一文字・住基ネット統一文字との対応関係を見直し、46文字のMJ文字図形を新規に追加しました。詳細につきましては「MJ文字図形の追加について」をご覧ください。 - 項目の新設・廃止
- 「大漢語林」欄を新設
字辞典との対応情報を拡充し、大漢語林の親字番号の対応を追加。13,897文字のMJ文字図形名に対して、親字番号を付与 - 「汎用電子整理番号」欄の廃止
- 「備考」欄を新設
各項目の値のみだけでは説明されないMJ文字情報全体に係る情報を記す。
- 「大漢語林」欄を新設
MJ文字情報一覧表 Ver.004.03 2015年9月
Ver.004.02からの変更点
データの更新
- JIS X 0213面区点位置の追加
- MJ011199・・・1-22-15
- MJ032950・・・1-52-67
MJ文字情報一覧表 Ver.004.02 2015年3月
Ver.004.02から主な変更点
2015年1月の戸籍法施行規則の改正で、新たに人名用漢字に追加された「巫」の対応、字辞典検字番号、入管正字コードなどの見直しを行いデータを更新
MJ文字情報一覧表 Ver.004.01 2014年9月
Ver.003.01からの変更点
- MJ文字図形の追加
戸籍統一文字番号112430の字体に対応する新しい文字図形(MJ文字図形名: MJ068054)を追加 - 項目の追加及び変更
- 2.1 「実装したIVS」欄の記載内容の変更
- 「実装したMoji_JohoコレクションIVS」欄を新設し、IPAmj明朝フォントVer.003.01において実装したIVD Version 2014-05-16 Moji_Joiho collectionのIVS(シーケンス)の値を記した。
- 「対応するHanyo-DenshiコレクションIVS」欄を新設し、IVD Version 2010-11-14 Hanyo-Denshi collectionに対応する文字に対するIVS(シーケンス)の値を記した。
- 「実装したIVS」欄を廃止
- 2.2 「実装したSVS」欄を新設
互換漢字に該当する文字に対して、IPAmj明朝フォントVer.003.01の実装において付したStandardized Variation Sequences (SVS)の値を記した。(ISO/IEC 10646:2014, p.23, 16.6.2 Standardized variation sequences) - 2.3 「対応するUCS」欄の値の変更
ISO/IEC 10646:2014に対応し、「対応するUCS」欄の値を更新
- 2.1 「実装したIVS」欄の記載内容の変更
- 対応するUCSコードを新たに付与したもの・・・505文字
- 対応するUCSコードの値を変更したもの・・・2文字
- 2.4 字辞典検字番号欄の追加
- 「新大字典」欄の新設
- 「大字源」欄を新設
MJ文字情報一覧表 Ver.003.01 2013年11月
Ver.002.02からの変更点
- MJ文字図形の追加
平成24年度4月に戸籍統一文字に追加された戸籍統一文字番号552710に対応するMJ文字図形名 MJ068053を追加した。 - 項目の追加・変更
- 「入管正字コード」欄を新設
- 「新潮日本語漢字辞典」欄を新設
- 「対応するUCS」欄及び「UCS実装」欄の記載内容の変更
- 「対応するUCS」欄には、当該MJ文字図形に対応付けられるCJK統合漢字のUCSコードを記す。
- 「対応する互換漢字」欄を新設し、当該MJ文字図形がCJK互換漢字領域の字形に対応付く場合には、CJK互換漢字のUCSコードを記した。
- 「UCS実装」欄を廃止し、「実装したUCS」欄を新設し、IPAmj明朝フォントの実装において付したUCSコードの値を記した。
- 「対応するUCS」欄の値の変更
- 対応するUCSコードを新たに付与したもの・・・353文字
- 対応するUCSコードの値を変更したもの・・・118文字
- 対応するUCSを削除したもの(ISO/IECで国際標準化が進行中のもの)・・・12文字
- (変更の詳細は、表内の「更新履歴」欄に記載)
- 「IVS」欄及び「IVS実装」欄の記載内容の変更
- 「IVS」欄を「実装したIVS」に名称を変更し、IPAmj明朝フォントの実装において付したIVSの値を記した。
- 「IVS実装」欄を廃止した。
- 「実装したUCS」欄について
- UCS符号化実装の追加・変更について
- 新規符号化実装 698文字
- 符号位置変更 1文字
詳細については、IPAmj明朝フォントVer.002.02 リリースノートをご覧ください。
- UCS実装の優先順位について
MJ文字情報一覧表Ver.003.01項目一覧の「実装したUCS」の項目説明欄に、UCS実装の優先順位についての説明を追加した。
- UCS符号化実装の追加・変更について
MJ文字情報一覧表 Ver.002.02
Ver.002.01からの変更点
- 項目名を変更しました。 「SVG図形バージョン」→「MJ文字図形バージョン」
- 更新履歴の表記方法を変更しました。
- 「更新履歴」について、同一バージョンで複数の項目で内容変更があった場合に「、」で分けて一行に並べて記載していたものを、変更事項毎に行を分けて表記するように変更しました。
MJ文字情報一覧表 Ver.002.01
Ver.001.01からの変更点
漢字の追加
- 戸籍統一文字に追加された3文字のうち、IPAmj明朝Ver.001.01の文字図形に同定できない1文字について、戸籍統一文字の図形に同定した新たな文字図形をIPA明朝デザインポリシに従って作成し、追加しました。
- 法務省より平成23年12月26日に官報に告示された「在留カード等に係る漢字氏名の表記等に関する告示(平成23年法務省告示第582号)」に示された文字のうち、IPAmj明朝Ver.001.01の文字図形に同定できない100文字について、同告示に示された文字図形に同定した新たな文字図形をIPA明朝デザインポリシに従って作成し、追加しました。また、この追加に伴い、MJ文字情報一覧表に「入管外字コード」欄を追加しました。
追加した漢字の一覧は、追加した漢字についてをご参照ください。また、今回追加したMJ文字図形は、MJ文字情報一覧表における「MJ文字図形バージョン」が2.0となっています。
漢字文字図形デザインの修正
- デザイン修正の説明に示す98文字についてのデザインを修正しました。
なお、修正したMJ文字図形はMJ文字情報一覧表における「MJ文字図形バージョン」が2.0となっています。
国際符号化文字集合(UCS, ISO/IEC 10646)との対応関係の見直し
- 248文字について、「対応するUCS」の値を変更しました。うち31文字については、フォントに実装されているUCSの符号値が変更されました。
- 25,711文字について、「UCS対応カテゴリー」のランクをA4に上げました。
- 472文字について、フォントへのUCS実装を追加しました(上記I.に示す新規追加文字分を含みます)。
変更内容の詳細については、MJ文字情報一覧表をご参照ください。
非漢字の修正
- 文字高さの修正
Ǘ(U+01d7),Ǜ(U+01db),Ǚ(U+01d9),Ǖ(U+01d5)の4文字につき、文字の高さ表す値(ymax値)を修正し、一部のシステムで文字の上部が欠ける不具合に対応しました。 - 文字幅の修正
Œ(U+0152)につき、文字の幅を表す値(advanceWidth)を修正し、一部のシステムで文字幅の処理に不具合が生じていた問題に対応しました。
変更内容の詳細については、MJ文字情報一覧表をご参照ください。
MJ文字情報一覧表 変体仮名編 Ver.002.01
MJ文字情報一覧表 変体仮名編のダウンロード(xlsx形式、ods形式)
MJ文字情報一覧表 変体仮名編のファイルは下記からダウンロードできます。xlsx形式とods形式いずれも同じ内容です。
MJIH00201-xlsx.zip(236 kByte)
MJIH00201-ods.zip(250 kByte)
MJ文字情報一覧表 変体仮名編 凡例
項目 | 内容 |
MJ文字図形名 | 文字情報基盤事業で一意に定めた文字図形の名称(MJ文字図形名)を記した。 |
font文字 | フォントを参照して表示される文字図形を示した。本欄は、ISO/IEC 10646:2017/Amd 1:2019符号に準拠し、変体仮名の実装されたフォント(例:IPAmj明朝フォント Ver.005.01以降)を指定することで表示される。 |
図形 | 符号化にあたって例示する変体仮名字形を図形の貼り込みにより示した。 |
CharacterName | ISO/IEC 10646:2017/Amd 1:2019に定められた文字名を記した。 |
UCS符号位置 | 「U+」に続けてISO/IEC 10646:2017/Amd 1:2019の16進のUCSコードを記した。 |
字母 | 変体仮名の元になった漢字 当該字母のUCS符号位置を各字母の下に記した。 |
字母のUCS符号位置 | 字母のUCS符号位置を示した。 |
音価1 音価2 音価3 | 音価(当該変体仮名の示す音)を平仮名で記した。 音価が一つの場合は「音価1」の欄へ、複数ある場合は「音価2」、「音価3」の欄へ記した。 |
戸籍統一文字番号 | MJ文字図形名に対応する法務省 戸籍統一文字番号(6桁の10進数)を示した。 |
学術用変体仮名番号 | MJ文字図形名に対応する大学共同利用機関法人 人間文化研究機構国立国語研究所(NINJAL)が定めた変体仮名番号(9桁の10進)を記した。 |
国語研URL | NINJALが公開する学術情報交換用変体仮名の情報のURLを記した。 |
備考 |