研究メモ ver.2

安藤道人(立教大学経済学部准教授)のブログ。旧はてなダイアリーより移行しました。たまに更新予定。

[社会」続・最近の田中秀臣氏の言動について

昨日、

最近の田中秀臣氏の言動について
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20100720#p1

と書いたが、ついに最悪の事態に。

無期限休筆宣言
http://d.hatena.ne.jp/bewaad/20100721/p1

田中氏はその後も

ただやはりここでも書いたが関心がないのでとりあえず不特定の読者にはスルーしたんだが。これからもスルーするつもり。自分で正体ばらしておきながら(それ以外にどうやって知ることができる?)、僕のせいにされてもなあ。

http://twitter.com/hidetomitanaka/status/19077012786

と真意がよくわからないつぶやきを書いていてるが、少なくとも彼は、bewaad氏を本当の意味でスルーしたことなどなかったし、それどころか名前と所属うんぬんのくだりなど、非生産的な形で最大限にコミットしていたといえる。

また、本人が自分の正体を特定の人々にオフラインで明かすことと(誰だってやるでしょ)、田中氏のようにネット言論上で一定のプレゼンスのある人が「自分はbewaadの名前と所属を知っていてうんぬんかんぬん」という情報をネット上で不特定多数にばらまくことは全く異なる。

bewaad氏にとって脅威なのは、田中氏がネット上で名前と所属を公表してしまうことだけではなく、田中氏がその情報を知っていることを皆が知ってしまったが故に、bewaad氏がその正体を知られたくない職場の部下・同僚・上司にまでその情報が伝わる可能性が高まってしまうことだろう。

就職活動をする自分の学生の行く末を案じる想像力があるならば、財務省にいながらしてあのようなブログを続けるセンシティブさと、名前と所属がばらされたら、あるいは知られたくない人にばれたらという不安感は分かると思うのだが。

そもそも、bewaad氏の名前と所属を不特定多数に知らせるつもりはないならば、bewaad氏の名前と所属を知っていることをネット上で公言する意味などない。あるとすれば、それは「ところで彼の正体を知っちゃったんですよね。で、ますます彼とのやりとりは非生産的だと確信しています笑(http://twitter.com/hidetomitanaka/status/18915329571)」という形でbewaad氏に対する誹謗をしたかったか、あるいは威嚇をしたかったとしか思えない。

最後に、本件について田中氏の言動に問題があると感じているブログやツイッターをやっている方々は、田中氏やbewaad氏の政策的立場への賛否に係らず、はっきりとその旨を表明することが、第二のbewaad氏を生まない最善の道だろう。

私も、影響力のない場末ブログとはいえ、もう二度とこんな不毛で非生産的なエントリを書きたくない。